SC経営のヒント167:原理原則に忠実であること

━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.167━2008.10.16
 船井総研コンサルタント 山本 匡発行
 秘策伝授!!
 ★ショッピングセンター経営のヒント★
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【main contents】「原理原則に忠実であること」
         
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こんにちは。
船井総研、山本匡でございます。
いつもご愛読いただき有難うございます。
この場をお借りして 弊社開催の第2回SCメルマガオフ会
告知をさせていただきます。
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無料参加!!ご好評に付き!!
第2回「SC経営のヒント」のオフ会
2008年11月20日(木)に丸の内事務所にて開催!!
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講師陣として、SC支援チームリーダー山本 匡と丹羽英之がお話いたします。
内容は「最新SC現場情報」となります。
今回はSCを活用して好業績を上げている新しい業態を
いくつかご紹介するとともに、現場のテナント出店者にとっての
SC選択のポイントについてもお話したいと思います。
更には前回同様、メルマガでは書けないような現場の情報、
最新の業績アップノウハウなどについてもフランクに語りたいと思います。
なお、講師からの話の後は、質疑応答の時間や、
情報交換を兼ねました懇親会の時間も設けております。
【開催概要】
◇日時:平成20年11月20日(木)18時30分~
◇場所:船井総合研究所 東京本社 
    東京駅丸の内北口徒歩1分 日本生命ビル21階
◇参加費:無料(懇親会出席の方はお一人様1,000円お願いいたします)
◇スケジュール
1.講師からお話 18:30~19:30
2.質疑応答 19:30~20:00
3.懇親会 20:00~21:00
■お申込み方法■
info-sc@funaisoken.co.jpかコチラのメールtomohiro-sasaki@funaisoken.co.jpまで
直接メールをご送信下さい。
件名に「SCオフ会参加希望」と明記し、
1.ご参加される全員の方のお名前
2.会社名、部署名、会社ご住所、電話番号
3.懇親会の出席有無
を記入の上、ご送信下さい。
お申し込みに際しご質問などがありましたら、お聞かせ頂ければと思います。
お問合せは03-6212-2930【担当:佐々木・小梢(コズエ)】までお願い致します。
※社内・取引先など転送はご自由です。どんどん転送してください。
※口コミはあなたから始まります。作りだしてください!
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■原理原則に忠実であること
最近新しくオープンしたSCを複数拝見して感じたことがあります。
いかなるSCであっても、原理原則に沿うことが大切と、
あらためて感じさせられます。
まずはハード面で言いますと、駐車場や駐輪場の台数及び位置は、
そのSCが開設される地域の実情を調査して、
そのうえで計画されるべきということです。
駐車台数は大店立地法の規制が関与しますから
ある程度の台数が必要になるのですが、
駐輪場に関してはその立地の特性に従って、
台数及び利用勝手のいい場所を算出します。
トイレや荷受場などのバックヤードについても同様です。
2年前に下町立地のSCの開設をお手伝いしましたが、
開業日にはものすごい台数の自転車が訪れ、
近隣のお客様は日に2~3回来店されるお客様もいらっしゃいました。
幸い、ある程度見込んでいたので事なきをえましたが、
自転車利用客の多い立地では注意が必要です。
次にMD面ですが、MDの基本はテナントの選択の前に中心価格帯の設定です。
ファッションであれ、服飾雑貨であれ、
フードコートであれ、レストランであれ、
どのようなテイストやメニューにするかということ以前に
基準となる価格帯の設定が最重要です。
以前のメルマガにも書きましたが、
海沿いの観光立地に客単価5000円の素晴らしいレストランゾーンをつくっても、
客層に合わなければ残ってゆくことが出来ないのです。
SCの性格がSRSCであるかCSCであるかといった役割(=商圏人口)にあわせて
中心価格帯を設定し、そのうえでテナント個々の実力や話題性、
取扱商品を鑑みて入居店舗を決定するという検討順位になります。
もちろんそれだけでは面白くない店になるため、
多少のチャレンジは必要ではありますが。
最近は今風の店にするために価格帯を上げ目にしているSCが多いのですが、
巨大なSRSCで通用することがカジュアルなCSCでも通用するわけではなく、
商圏人口にあわせたグレード設定に留意する必要があります。
そういう意味では過去の駅ビルはカジュアルすぎて、
最近の郊外SCは突っ張りすぎという傾向を感じます。
最後に販促面ですが、開業前、開業時、定着化、
というオープニングのシナリオの中で、
まずは認知、集客、そして初期の購買頻度の向上と
早期の固定客化というステップに沿った販促立案が基本です。
グランドオープンに際しては大多数の顧客が来店するわけですから、
限られた一部の参加者だけが楽しめるようなイベントではなく、
大多数の参加者が体験できるイベントのほうが適しています。
筆者の経験では、出足がコケているSCであっても、
半年以内に販促を抜本的に見直したことで立ち直って2年目、3年目にかけて
躍進した事例もありますので、スタートだけが勝負ではないですが、
後からてこ入れする場合のほうが費用対効果は劣ることは言うまでもありません。
各種の事例を見る限り、「作り手がつくりたいものをつくる」ではうまくいかず、
「地域のお客様がその時店で期待すること」に応える店づくり、
SC運営を追求するという原理原則があらためて重要だと痛感いたしました。
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お声を頂戴しましたので、
この度、新たに「店舗開発読本3」を作成いたしました。
現在、大きく外部環境が変わる中で、
店舗開発を取巻く状況も日々刻々と変化をしています。
「店舗開発読本3」により、更なる知識を深めて頂き、
皆様の店舗開発のお役に 立てれば幸いです。
※特に社長・役員・店舗開発担当者様より大反響を頂いております。
もちろんの事ながら、船井総研が誇る「店舗開発のスペシャリスト」、
ショッピングセンター支援チームリーダー山本 匡が直接監修です。
【目次】
1.チェーン店舗の出店と売上予測
  ~売上予測の「実践的」な手法~
2.事例編
3.さいごに
■お申込み方法■
info-sc@funaisoken.co.jpまで直接メールをご送信下さい。
件名に「店舗開発読本3プレゼント」と明記し、お名前、会社名、部署名、
会社ご住所、電話番号を記入の上、ご送信下さい。
送信頂く際にご相談などがありましたら、お聞かせ頂ければと思います。
なお、「店舗開発読本1」もほんのわずかながら残りがありますので、
ご希望の方はお申し出下さい。
また、アンケートを同封いたしますのでFAXにてご返信いただけましたら幸いです。
ご協力お願いいたします。
※申し訳ありませんが今回は、申し込み先着順で20名の方とさせていただきます。
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* 経営コンサルタント
* 発行人:株式会社船井総合研究所 山本 匡
* ホームページ:http://funai-sc.com/
* E-MAIL:< info-sc@funaisoken.co.jp >