━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.324 ━ 2012.08.09
船井総研 コンサルタント 山本 匡 発行
週刊 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
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☆今週のコンテンツ☆
『Main Contents:アイトラッキングカメラ』
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☆ショッピングセンター経営のヒント☆
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『アイトラッキングカメラ』
非常に興味深い調査ツールがあります。
「アイ・トラッキング・カメラ」というものです。
人が水泳のゴーグルのようなメガネを付けて調査いたします。
その人の視線の中心がどこを見ているか?を調べることが出来ます。
また、解析ソフトが優れもので、どこから順番に見たか、
どのゾーンを何%の時間見ていたか、といったことも
数値化できます。
これで調べますと、いろんなことが分かります。
たとえば、ある色とある色を並べた際に、
人はどちらのほうをより注視するか。
ある形とある形を並べた際に、
人はどちらのほうをより注視するか。
こういった基礎研究をしながら、
売場の前で目の動きがどうなっているかも
調べることができます。
入口回り、店の奥の壁面、など、
数十人の被験者を通じて得られた実験結果は、
普段経験的に知りえていることを証明するものであるとともに、
これまで知られていなかった新しい知見をもたらしてくれる要素が
多々あります。
一例ですが、店頭において注視される度合いが強いものは
「動いているもの」です。
これで考えますと、化粧品や食品店で店頭で実演をやったり
試食試飲をやれば効果が上がりやすいということの理由も
うなづけます。
ショッピングセンターの通路を歩いていると、
これら動きのある行為は目にとまりやすく、
結果的に立ち寄り→入店率を高めることに通じ易いからです。
また、チラシを見る順番、飲食のメニューのどこを見て、
どこを見てくれないか。
こういったことも、なかば経験論とあるべき論で語られてきた
領域ですが、本当にそうなのかどうかの検証も可能になります。
現在お手伝い差し上げている会社様でもこれを活用した
調査検証を進めつつあります。
ご興味のある方はお気軽にお問い合わせ
いただけましたらと思います。
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■週刊 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
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発行人:山本 匡(やまもとただし)
発行責任者:山本 匡(やまもとただし)
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