【SC経営のヒント426】:『店頭演出のこれから』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.426━ 2015.10.9
 船井総研 コンサルタント 山本 匡 発行
 週刊 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
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 ☆今週のコンテンツ☆
『Main Contents:店頭演出のこれから』
『SUB CONTENTS:第39回商業施設経営のための勉強会』
https://sc.funaisoken.co.jp/201506/05132648.html
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 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
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『店頭演出のこれから』
SC内に入店するテナントは、管理の行き届いたSCほどリースラインの遵守を徹底するという傾向にあります。通路幅に余裕のあるSCですと、イーゼルなどを限定的に前出ししている場合もありますが、だいたいにおいてはみ出し禁止というのが基本になっています。
最近、大阪の中崎町や奈良の奈良町など、古い家を再生して感度の高い商業空間として発展している場所を何箇所も見るにつれ感じるのは、このような感度の高い店舗の特徴は、「感度の高さを店頭演出で表現している」ということです。
アイテムとしては「グリーンとプランター」「かっこいいベンチ、イス」「かっこいい自転車」「小さな写真つきPOP」「手作り風木製看板」などが活用されています。これらのエリアでは新規創業者が次々と参入してきており、もはやショッピングセンターなんか見てる場合じゃないとすら感じさせられます。
従来、SCでは店舗前にはみ出している陳列はみっともないもの、だらしないものとして対策してきました。しかし、これからはテナントと協力してセンスのいい感度の高い店頭演出に積極的になったほうがよいのではと思います。また、店作りもリースラインからすこしセットバックしてフロントファサードを作りこむタイプのほうがよいようにも思えます。
最近お邪魔したNSCでも「前出しは禁止していました」とのことですが、おかげで愛想のないつまらないファサードになってしまっている店が多数です。時代の流れにあわせて柔軟な発想が求められますね。
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 第39回商業施設経営のための勉強会
(株)船井総合研究所 東京本社にて開催!!
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日時: 2015年11月20日(金) 18:30~21:00
場所:(株)船井総合研究所 東京本社
【1】講師からのお話 18:30~19:30
SC今後に向けて今準備すること
●話題の商業施設、テナントの成功ポイント
●直近のテナント業績アップ事例
【2】質疑応答 19:30~20:00
【3】懇親会 20:00~21:00
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