【SC経営のヒント440】『優秀店長がみるみる育つ仕組みづくりとは?』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.440━ 2016.3.8
 船井総研 コンサルタント 丹羽 英之 発行
 週刊 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
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 ☆今週のコンテンツ☆
【1】メルマガ 『優秀店長がみるみる育つ仕組みづくりとは?』
【2】セミナー 『第41回商業施設経営のための勉強会』
http://sc.funaisoken.co.jp/201506/05132648.html
【3】新刊紹介 『売れる店長の全技術 丹羽英之著』
https://kanki-pub.co.jp/pub/book/details/9784761271374
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 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
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『優秀店長がみるみる育つ仕組みづくりとは?』
客単価と接客効果については、予算帯の考え方と購買頻度指数に添って普段提案しています。
例えば、
1万円予算(8千円~12千円)以上  接客
5千円予算(4千円~8千円)以下  セルフ
購買頻度指数はMS(マーケットサイズ)/客単価になり、購入頻度/年間がでます。単純に購買頻度の少ない商品は、接客が必要で購買頻度が高い商品は、セルフで対応が可能です。食品SMの客単価は2,000円、CVSは600円ぐらいなので、当然セルフになります。
注意点は2点、接客すべきかどうかは、実は施設の来店客数で決めるべきです。駅ビルのような施設客数が多い施設は、本来さばく接客(つまりセルフ化)すべきで、接客時間がかかる高付加価値接客は向いていません。(路面向き)
また、各店は低単価~高単価の商品の品揃えで成り立っているので、単純にお店の客単価で接客スタイルを区切るのでなく、雑貨はセルフ、洋服は接客といった扱い商品アイテム毎に提案するほうが良いと思います。普段、SCデベロッパーやテナントさんによく伝えているのは、上記2点で単純に言うと
・休日はセルフ、平日は接客
・集客商品(低単価)はセルフ、収益商品(高単価)は接客
売場のセルフ化だけで提案すると、アパレルでは意外と受け入れがたいので、限られたマンパワーで、高単価の商品を販売していくために、低単価商品をセルフ化することで接客時間を最大化できます。という伝え方をしています。
モデル企業として、アマガサ(ジェリービーンズ)は良いと思います。立地(=客層)に合った規模、ブランド、オペレーションへの変更です。やはり、小売りは立地で7割は決まりますから。その点でアマガサ(ジェリービーンズ)は、立地(駅ビル)に合った商品とさばくオペレーションになっています。
例えば、商品陳列はアイテム別でなく、サイズ別を優先。このサイズ別もS,M,Lなどで展開(靴をS,M,Lで展開しているのもポイントです)。バックヤード在庫を極力置かず、店頭在庫で展開。
上記をすることで、店頭でのチャンスロスをなくして、接客時間を最大化させています。上記のような展開は、アパレルではセール時にやることはあるのですが、そもそも、普段でもセール期ぐらい入る施設であれば、アマガサのような展開が理想といえるでしょう。
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 第41回商業施設経営のための勉強会
(株)船井総合研究所 東京本社にて開催!!
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日時: 2016年3月14日(月) 18:30~21:00
場所:(株)船井総合研究所 東京本社
【1】講師からのお話 18:30~19:30
●成功するモール、失敗するモール、そのポイント
●話題の商業施設、テナントの評価、分析
●直近のテナント業績アップ事例
【2】質疑応答 19:30~20:00
【3】懇親会 20:00~21:00
→申し込みはコチラ
http://sc.funaisoken.co.jp/201506/05132648.html

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 新刊紹介 「売れる店長の全技術」
 著者:丹羽英之  出版社: かんき出版
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本書は、23年間で1万店舗の店長を支援してきた店舗経営のプロフェッショナルが、「成果を出せる店長・出せない店長」の違いについて、解説したものです。
「売れる店長」には共通したキーワードがあり、誰でも簡単に真似できるコツがあります。
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発行人:丹羽 英之(にわ ひでゆき)
発行責任者:山本 匡(やまもと ただし)
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