【SC経営のヒント550】『小売店舗の新たなビジネスモデルで、出店立地の差がなくなる』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.550 ━ 2019.3.28
 船井総研 コンサルタント 丹羽 英之 発行
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『小売店舗の新たなビジネスモデルで、出店立地の差がなくなる』

前号で、「小売店舗の新たなビジネスモデル」について書きましたが、
そのポイントは集客を事前にコントロールするというもので、
その一つの解がweb接客だと書きました。

来店前の事前接客ができれば顧客ニーズに合った店舗を
紹介ができるようになるので、
出店立地の差をなくしていくことが可能になります。

例えば、商業施設のテナント出店を基本にしているチェーン専門店も
ブランディングのために路面店を持っている場合があります。
しかし、現実的に路面店の集客は弱く、苦戦している店舗が多いのが実際です。

しかし、路面店は大型で品揃えが良く、集客が少ない分、
接客時間が長くとれるのが特徴です。
つまり、路面店に誘導した方がお客様の満足度が上がり、
買上げ率がアップすることになります。

従来のリアル店舗は、B1~2階までが出店の基本ですが、
リアル店舗の位置づけが体験・購買に限定されるのであれば、
路面はもちろん、商業施設の多層階での出店も可能になります。

例えば、Web通販に特化している企業がリアル店舗の出店をする場合、
既存顧客シェアが高いエリアに出店することが基本になります。
なぜなら、既存顧客の新規商品の体験、
既存顧客からの新規利用者の紹介をリアル店舗に期待するからです。

このように、新商品のサンプリングと新たな通販名簿の獲得
といったモデルであれば、路面でも商業施設の多層階でも十分に展開が可能なのです。

業種・業態を問わず、
集客を事前にコントロールする新たなモデルで、
出店立地の幅を広げてみては如何でしょうか?

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発行人:丹羽 英之(にわ  ひでゆき
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【SC経営のヒント549】『休館日設定と営業時間短縮で変わる、小売り店舗の新たなモデルとは?』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.549 ━ 2019.3.4
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『休館日設定と営業時間短縮で変わる、小売り店舗の新たなモデルとは?』

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 〜最先端のリテールテックから小売りの成功事例をご紹介〜
 『リテール業界で実績多数のコンサル船井総研が語るオムニチャネル促進を成功させるWeb接客!』

 2019年3月13日(水曜日) 18:00 〜 20:00 (※受付開始 17:30~) 

 参加費:無料

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『休館日設定と営業時間短縮で変わる、小売り店舗の新たなモデルとは?』

流通小売業の売上は、極論すると出店と営業時間を延ばすことで

伸びてきたと言えます。

まちづくり三法の改正で、大型商業施設の出店は鈍化、

働き方改革関連法案の施行で、長時間労働が是正されるなか、

この2つに頼る従来型モデルが通用しなくなってきています。

JR博多シティが2019.2.19に開業以来はじめて休館日を取得したように、

休館日の設定と営業時間の短縮は、これからの商業施設、

テナント専門店において最重要課題となりそうです。

とは言え、商業施設もテナント専門店も基本的に売上予算を落として

組むところはありません。

小売り店舗に伸びシロがないとすると、ネットを伸ばすとなりますが、

日本におけるEC化率は10%にも及ばず

ネットの伸長はリアル店舗を持つ企業が支えているのが実際です。

また、ネット専業企業においてもリアル店舗の存在が必要になっています。

やはり、最終的な現物確認や体験価値、

その共有ができるリアル店舗の存在は大きいと言えます。

どんなにネットが伸びたとしても、ネットとリアル店舗の売上構成比では、

リアル店舗が圧倒的に高い企業が多く、

これからの時代にあったリアル店舗の在り方(モデル)を早急に

模索する必要があります。

従来型のビジネスモデルは商業施設が集客し、

テナント専門店が売上をつくるといものでした。

このモデルでは、テナント専門店の売上は商業施設の集客に比例してしまいます。

つまり、休館日設定と営業時間の短縮をしてしまうだけでは

売上が下がってしまうのです。

実は、既存施設で最も課題となっているのが、

施設集客に対してのインストアシェア(テナント入店客数/施設入館客数)

が低い専門店が多いということです。

施設の本来持つ集客力を活かせていないのが実際で、

このインストアシェアを上げてから、

休館日設定と営業時間短縮に入っていくのが理想です。

既存、新規モデルにおいて、双方に求められるのが、

集客(顧客)を自分たちでコントロールするということです。

この集客(顧客)を自分たちでコントロールできれば、シフトが組めない、

商品が足りないといったことがなくなります。

結果、商品と人のチャンスロスがなくなり、

限られたリソースで最大のパフォーマンスを発揮できるようになります。

エステように、事前にお客様を予約できる状態にしておけることがベストです。

ファッションも雑貨も飲食も不特定多数のお客様ではなく、

予約されてくるお客様を増やしていくのです。

では、予約されてくるお客様をどのように増やしていくのか?

その一つの解は、AIを駆使したチャットによる’web接客’にありそうです。

人間は24時間休みなく働くことはできませんが、デジタルの世界では可能です。

そしてデジタルの世界の良い点は、会話ログが残ることで、顧客を特定でき、

誰もが再現性の高い顧客リレーションを図ることができる点にあります。

‘web’接客により、最も顧客属性・ニーズにあった店舗(商品)を紹介、

事前に予約するお客様を増やすことができるようになります。

また、来店前のweb接客があることで、リアル店舗での接客時間は短縮されます。

そして、店頭スタッフは、体験価値の共有、共感といった

本来のクロージング部分に集中できるようになります。

商業施設側も、このAIチャットを駆使した’web’接客を利用することで、

本来の人を介した受動的なインフォメーション機能に加え、

これまでリーチできていなかった館内のお客様に対してコンシェルジュ的に

属性にあったテナント専門店の商品・サービスを紹介・誘導が

できるようになるのです。

既存のビジネスモデルの延長では、まったなしの休館日設定と営業時間短縮は乗り切せれません。

これを機会に、小売り店舗の新たなモデルづくりに挑戦してみては如何でしょうか?

最新の事例に興味のある方は、ぜひ下記を参照ください。

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 ■開催日:2019年3月13日(水) 18:00~20:00 ※受付17:30~

 ■参加費:無料

 ■会 場:fabbit青山
 〒107-0052 東京都港区赤坂8-4-14 青山タワープレイス8F
 https://fabbit.co.jp/facility/aoyama/

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2019年、働き方改革法案が施行されます。
そこで、働き方改革法を遵法化しながらもネットでもリアル(店舗)
でも業績を上げる方法論を実際の事例を交えてご紹介させていただきます。

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≪プログラム≫

●Session1 |18:00〜18:25
 働き方改革法案施行間近!遵法化のもとで業績アップする方法大公開
 株式会社船井総合研究所 高収益化支援部 働き方改革チーム チームリーダー 
 長島 淳治氏

●Session2 |18:25〜19:00
 業務効率だけではなく業績アップも叶える!WEB接客「OK SKY」とは
 株式会社空色 代表取締役 
 中嶋 洋巳 氏

●Session3 |19:00〜19:30
 省人化&業績アップできる店作りノウハウは小売の原理原則から!
 既存店業績向上法大公開
 
 株式会社船井総合研究所
 経営改革事業本部 ITソリューション事業推進室 シニアアソシエイト
 丹羽 英之氏

●19:30〜20:00
 アンケート回答・質疑応答

※同業他社のお申込みはお断りする場合があります。
 予めご了承くださいませ。

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※詳細・お申し込みはこちら

https://mag.ok-sky.jp/seminar/netandreal0313/

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本件につきまて、何かご不明な点がございましたら、
下記までお気軽にお問い合わせください。
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 株式会社空色 セミナー担当:森田(もりた)
 TEL: 03-6431-8735 (代表)
 メールアドレス:info@solairo.co.jp
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