成果につなげる研修の4つのポイント

最近、リアルでの店長研修の依頼が増えています。

コロナ禍は、オンラインや動画でのコンテンツ提供が主でしたが
「やり方」は伝えられるものの「在り方」まで伝わらず
結果、成果が出づらかったということが背景にあるようです。

店舗の業績は、お店を預かる「店長で99%決まる」といっても過言ではありません。

その意味では、店長に成果を出しやすい環境をデベロッパー、テナント本部の
双方がつくれるかが重要です。

研修を成果という実績に変えるために、
あらためて、下記のような4つのポイントがあるように感じています。

①正しいゴール設定
②ストーリーのある展開(PDCA)
③リアルでの開催
④師と仲間づくり

デベロッパーとテナント専門店の共通の目標は、
やはり、業績アップ(予算クリア)ではないでしょうか?

その意味では、この研修の成果を最大化できるのはいつなのかが鍵になります。

多くのSCでは、それが各施設の52週売上のトップ10週になり、
研修のゴールをここに設定することになります。

つまり、ここでの売上を最大化するためのスケジュールおよび
メニューを組むことになります。

例えば
①商圏の理解、館の理解、業種の理解、自店の理解
②モデルに学び、自店目標の設定
③進捗状況の確認と対応策
④振り返り、表彰パチパチ会

参加者の共感を得やすいように、モデルは自施設の中から選び
モデルに学び、自らがアクションプランをたて、
情報共有しながら、目標達成に向けた環境をつくっていくことになります。

研修もまた、売れる環境をつくっていくコンテスト型がおすすめです。

その際のデベロッパーの役割は、
店長が立てたアクションプランの実行へのサポートであり
例えば、テナント本部への協力の打診となります。

①②③④で最も大事なのは、④の振り返り、表彰パチパチ会になります。
良かった点をしっかりと共有し、次回のアクションプランを作成するのです。
これが次回の展開指示書となるのです。

デベロッパーの社員もテナント店長も異動があるので
店長が変わっても、目標達成できる環境(仕組み)を
この機会につくれるようにしておくこともできるのです。

次につながるこのようなコンテスト形式の研修で
研修を成果という実績に変えることに挑戦されてみては如何でしょうか?

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