━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.351 ━ 2013.08.29
船井総研 コンサルタント 丹羽 英之 発行
週刊 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
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☆今週のコンテンツ☆
『Main Contents:インナープロモーションで業績アップ』
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☆ショッピングセンター経営のヒント☆
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『インナープロモーションで業績アップ』
入館客数をアップするのは商業施設を預かるデベロッパの役割です
が、目の前を歩くお客様の入店率、買上率を上げなければ施設の売
上につながりません。
商業施設の売上を上げる最も即効性のある販促は、ショップ、テナ
ントの入店率アップ、買上率アップのためのインナープロモーショ
ンです。
最近、多くの商業施設で実施されているミステリショッパーは入店
から退店までの一連の流れの中で、接客(特にクルーロンジグ)に
重きを置いた設計になっています。
接客スキルは業種によって、あるいは人によって差がでるため、お
店の評価や業績アップに直結しづらいのが実際です。また、接客
(特にクロージング)を磨くには時間がかかるという弱点があります。
それよりも、店頭演出、実演、声がけといった目の前を歩いている
お客様へのファーストタッチを強化することによって、入店の総数
を増やしたほうが、売上アップにつながる可能性が高いのです。
ショップ、テナントの入店率・買上率を上げるには、店頭での下記
の4つ演出がポイントになります。
(1)ベストポジションでベストセラー商品を陳列
(2)試飲、試食、タイムサービスなどの実演販売
(3)ダウンライトを使った効果的なライティング
(4)風船ディスプレイ&プレゼントなど動きのあるディスプレイ
ぜひ、全テナントが一斉に挑戦するインナーキャンペーンの期間を
設定し、入店率・買上率アップによる業績アップに取り組んでいた
だきたいものです。
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■週刊 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
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発行人:丹羽 英之(にわひでゆき)
発行責任者:山本 匡(やまもとただし)
発行所:株式会社船井総合研究所 第2経営支援部
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