SC経営のヒント175:イベントの変化

━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.175━2008.12.19
 船井総研 野田陽一郎発行
 秘策伝授!!
 ★ショッピングセンター経営のヒント★
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【main contents】「イベントの変化」
         
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こんにちは。
船井総研、野田陽一郎でございます。
いつもご愛読いただき有難うございます。
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■『イベントの変化』
今年のショッピングセンターの館内イベントなどの企画を見ていると
大きく変わってきたと感じることがあります。
一部ですが簡単に挙げると以下のような点です。
1.環境演出度合いが向上
季節イベント時や、週末のイベントなど、
客数の多い時期に合わせてイベントホールや正面入り口などを
青や赤の照明や音楽で演出する事例が増えてきました。
以前は、イベント単発でおこなうことも多く照明を凝ったり
音楽まで総合的に演出する館は多くなかったように感じます。
2.体験・体感型イベントが増える
以前は誰かのショーを座ってみるといった
受動的なものも多かったイベントですが
近年、3歳以下のお子様参加イベントや○○を触ることができる、
一緒に○○といったイベントが増えてきました。
この体験・体感はイベントに限らず、
商品のお試しなどでも増えてきました。
ある化粧品店では、こだわり化粧品を多数置いていて、
かつ通信販売もおこなっていることから、
店舗はあくまでショールーム的な役割と考えたこともあり、
全商品のお試しができるようになっています。
結果的に、お客様のほとんどは商品のお試しを行い、
商品力を実感されています。
3.色彩に配慮されている
老若男女が訪れるショッピングセンターですが、
その中でも目を引く演出をするために色を強調することが増えてきました。
個店レベルでも、季節コーナーを赤一色にしたり春の黄色一色にしたりと、
より目立たせるための方法の1つとして色が使われています。
4.経費をかけない
クリスマスツリーを見ていて感じるのは、
電球を少なくして目立たせるということが増えていました。
これはやはり経費削減の一環もあるかと思います。
例えば、正面入り口のツリーは、ツリーだけあってあとは、
テナントさんのショップのバックだけで飾っているSCもありました。
ハンガーを組み合わせて、ツリーを作っているところもありました。
是非メルマガ読者の方も、工夫された取り組みをした方、
見られた方はご一報ください。
よりよいSCづくりに向けて情報発信させていただきます。
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