【SC経営のヒント361】:『レコードへの挑戦』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.361 ━ 2013.11.29
 船井総研 コンサルタント 野田 陽一郎 発行
 週刊 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
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 ☆今週のコンテンツ☆
『Main Contents:レコードへの挑戦』
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 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
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『レコードへの挑戦』
仕事がらたくさんの店長さんにお会いします。
長くお付き合いがあるところは、途中で店長さんが変わることもしばしば。
結局のところ、店の売上はトップである店長がつくっていると感じることが多く、
店長が変われば売上げも伸びれば、下がりもします。
現場の方にとって、目標売上げと達成率はとても重視していると思いますが、
やはり小さくても明確な目標を持っている店長が数字を達成する傾向にあります。
数字管理のしかたもそれぞれですが、特定カテゴリの売場づくりから数字まで
担当者に責任を持たせることもあれば、売場づくりだけ任せることもあります。
私がいつもいいなと思う施策の1つに、レコード(記録)への挑戦があります。
月間売上レコード、単日売上レコード(最大日販)、セール期間売上レコード、
客数レコード、昨対比レコード、、部門別レコード、伸び率レコード・・・
探せばいくらでもありますが、そこに意識づけをして目標をスタッフと共有し
数字を達成する。そして、ささやかにお祝いし、また次の目標達成に動く。
現場のスタッフさんに店舗の数字まで総合的に責任を持たせるのが難しい場合
それを分解し理解可能な数字に置き換えて小さくても達成する。
そして結果的にそれが店の歴代レコードとして、残っていく。
すぐに、それも目に見える形なので、店長、スタッフ間で結構盛り上がり
一体感が生まれます。もちろん売上げだけでなく、ポイントカード入会でもよし
接客数でもよしです。
そしてレコードはただ達成することはまずありませんので、達成するための
施策が必要になります。そこも含めて共有し、達成していきます。
多くの店で売上指数の多い年末年始商戦、レコードづくりに取り組んでみては
いかがでしょうか。
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発行人:野田 陽一郎(のだ よういちろう)
発行責任者:山本 匡(やまもとただし)
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