【SC経営のヒント286】:『店舗にもデータの積極的活用を-2』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.286 ━ 2011.06.30
 船井総研 コンサルタント 野田 陽一郎 発行
 週刊 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
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 ☆今週のコンテンツ☆
『Main Contents:店舗にもデータの積極的活用を-2』
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 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
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『店舗にもデータの積極的活用を-2』
既存店がその積み上げてきた歴史の中で、データを活用するポイントの
1つとして、リニューアルが上げられます。
現在、いくつかのリニューアルに携わらせていただいておりますが、
どこの店舗も、積み重ねてきたデータを積極的に活用しています。
たとえば1つの店舗では、レジ分類(99分類)に対して、
過去1年分の交差比率に合わせて、リニューアル後の売場面積、
展開尺数を決めていく予定です。170を切る分類に関しては、
取り扱いを減らすか、極力展開面積を減らす方向です。
在庫を減らすという考え方もありますが、3年後の更なるリニューアルに
向けて試験的に減らして、現在の高効率な扱い分類に集中します。
また、別の店舗ではリニューアルに向けて、WEB店舗のデータを
活用します。主力商品とその関連購買商品をスムーズな売場にできるよう
設計、接客商品から高単価品への引き上げが可能なものに関しては、
接客用のスペースを広めに設け、販売スタッフを常駐できるように
考案中です。WEBからリアル店舗への誘導もしていく予定です。
どちらも、実績データに基づくので、数字がとても読みやすいです。
リニューアルとなると今までやってない分野に力を入れて、
売場を広くとってみたり、お金をかけて什器を買ったりと、慣れないことを
しがちですが、あくまでも原理原則に基づき、データに基づき、
リニューアル設計をします。
それこそが新規OPEN店と最も差が開くところで、今まで積み重ねた
データが活きるポイントでもあります。
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■週刊 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
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発行人:野田 陽一郎(のだ よういちろう)
発行責任者:山本 匡(やまもとただし)
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