船井総研の藤田です。
皆様の店舗・施設において、
「販促活動におけるSNS施策」どれほどやりきれているでしょうか。
SNSはあくまでコミュニケーションツールです。
そのため、「販促」は先に「売り」を意識しますが、
SNSの場合は先に「信頼作り」・「ファン作り」・「ブランディング」を心がける必要があります。
店舗に来店する前~来店~来店後、この一連の流れにおいて、SNS・HPでの情報発信を強化することで、ファンづくり・自店集客力の強化に繋がっていきます。
SNSやHPでは、「どんな商品を作っているのか」・「どんな思いで商品を作っているのか」・「企業としてどんな活動をしているのか」などの情報を頻度高く発信することが必要です。
企業や店舗について知ってもらい、認知度を高め、商品やサービスだけでなく、企業としての思いや活動内容を通してユーザーに親しみを持ってもらい、信頼感を得ることができます。
信頼感を持ってもらい、「この商品(サービス)を買ってよかった!また来よう。」と思っていただけるようになれば、ユーザーをファン化することが出来ます。
ファンは商品・サービスについて、自発的にFacebookやtwitter、InstagramなどのSNSを通して情報を拡散してくれます。そこでさらに認知を広げることができ、新たなファンを増やすことが可能になります。
最終的にファンが増えたときに、お客様は戻ってくる、定着する、購買に繋がるようになります。
売りに繋がらないSNSも良くないですが、大切なのは「順番」です。
ではどうやって信頼を得て、ファンを増やしていくのか、
ひとつ事例をご紹介します。
★三越伊勢丹アパレルブランドのケース「スタッフにファンを作らせる」
→このブランドでは商品を企画したスタッフが顔出しをして、
なぜその商品を作ったか、どのような人に着てほしいかをインスタグラムで
定期的にライブ配信しています。
閲覧者のコメントを見ていると、
「スタッフさんかわいい~」・「●●体形のことよく分かってる」等、
良いコミュニケーションが取れています。
ライブ配信内では、いわゆるテレビショッピングのような
売り色は排除されています。
あくまで、製作の思いや、スタイリング提案にとどまっています。
また日々の投稿も、モデルではなく、スタッフが着用している投稿が多く、
親近感があります。
SNS苦手という方、多いと思います。
SNS運用のテクニックはたくさんありますが、
まずはコミュニケーションツールであるということを理解し、
日々SNSに触れてみてください。