商売の「入口」と「出口」

同じような業態で、売れているお店と売れてないお店の違いは何でしょうか。
それには「入口」と「出口」を見定めることが重要です。

「入口」何でもってお客様を集めるか
「出口」何を売って自分たちが儲けるか

これがしっかりと確立しているかどうかが、その店の強さ・ビジネスモデルの完成度の高さといえます。

業績を上げるための肝になるのは「入口」「出口」を確立して、その宣伝をすることになります。
そのお店や会社が「入口」(集客力)が弱いのか「出口」(収益化力)が弱いのかを見定めることが大切です。
(もちろん、両方弱い場合もある)
入口は、商品でつくることが多いですが、

ここを誤って認識している店や企業は、とても多いのです。
集客力が足りない店ほど「来たお客様にどう売ろうか」を議論したりしています。売場づくりや接客にばかり注力しています。
やたらと買上率が高い店はだいたいそうです。おなじみさんは来ますが新規客が取れず先細りします。

一方で低収益商材だらけの店ほど「もっと集客を、イベントを」と言います。集まった、数売れた、それを目標に頑張ってしまっています。こういう店は集客はまあまあいいので、売って儲かる高粗利商品を開発することのほうが大事なのです。(もちろん集客が伸びるに越したことはないですが)

入口・出口と力点を正しく見定め、宣伝策をからめて販売拡大ストーリーを構築することが大切です。

みなさんのお店の入口・出口は明確になっているでしょうか。
かつて入り口だったものが、いまはそのパワーを失っている
かつて出口ににしていたものが今はもう儲からなくなってしまっている
そういう状況になっていないでしょうか。
もしそうであれば、新しい入口・新しい出口を育てる必要があります

さて、これからの店づくりには入口と出口だけではなく、ほかにも大事な要素があります。
次回のメルマガに続きます。

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