【SC経営のヒント311】:『地域に根ざした商品づくり、店舗づくり』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.311 ━ 2012.02.18
 船井総研 コンサルタント 野田 陽一郎 発行
 週刊 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
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 ☆今週のコンテンツ☆
『Main Contents:地域に根ざした商品づくり、店舗づくり』
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 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
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『地域に根ざした商品づくり、店舗づくり』
全国均一で同じ商品供給がなされることは安心感がある反面、
個性という点では、なかなか差別化しにくくなっています。
その中で、食品をはじめとした地産地消はここ数年、求められていますが
この流れはますます加速していきそうです。
特に食品は、地域によって利用素材や調理方法が異なるものが数多く
あるのはもちろんのこと、地元の食材を使用することで、地域で取れたものを
地域で消費することは積極的に進められていますし、逆に今それが
特色にもなってきています。
地域発の商品を同じチェーン店でも催事的に他のエリアで販売してみたり、
多いところでは、店舗売上の3分の1がオリジナル商品というチェーンも
あります。
本来特に専門店は、どこでも買えるもの以上にそこでしか買えないもの、
そこで買いたいものやサービスが多いはずです。
インターネットやSNSをはじめとして、小資本で告知をすることができる
機会も増えてきています。
そしてお客様の購買動向としても地元のものであったり、その店だから
買いたいという志向は高まってきています。
提供する側のやる気とちょっとした工夫によって、売りやすい環境が
整っていますし、それを後押ししてくれる状況になってきています。
店舗はまず足元のお客様(地域のお客様)に来ていただくことが重要ですので
本当に求めているものは何かを地域の中から見つけてみませんか?
そうすれば必然的に地域の行事やイベントもチェックするはずですし、
そいうったものに合わせた商品・サービス提案もできるはずです。
看板で地域に愛される店と掲げる店舗は多いのですが、本当の意味で地域に
密着してくために、もっともっと地域を深堀りすることで必然的に
地域一番店の体制づくりができていくのではないでしょうか。
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■週刊 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
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