━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.317 ━ 2012.06.14
船井総研 コンサルタント 野田 陽一郎 発行
週刊 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
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☆今週のコンテンツ☆
『Main Contents:直前購入に備える』
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☆ショッピングセンター経営のヒント☆
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『直前購入に備える』
母の日や父の日、様々な催事において、以前より紋日や催事の直前または
当日に商品が売れるようになってきています。
その場合、多くのショップさんは在庫の有無によって
売上が左右されることになりますので、在庫が積めたところは売上をたたき
在庫が積めなかったところは売上が取れずチャンスロスになります。
季節の催事は売れ残るリスクもあるため、仕入れを
ためらいがちになりますが、催事の直前に売れる傾向がある中では、
売れてから更に仕入れを増やすということがしずらいものです。
そこで様々な今までの傾向から売り方、売れ筋を考えていくわけですが、
他のショップさんの今年の売れ方よりも自店の過去の催事の売れ方のほうが
より予測がしやすく参考にしやすいようです。
それでも催事が終わってみると、反省として、売れすぎて在庫がなかった、
逆にかなり売れ残った、値引きをかなりしたという両極端の声が出ます。
その解決策の1つが、自店の一番商品をメインにした展開をすることです。
奇を衒って新商品で挑戦してみたりすることで数がより読み込みにくく
なるので、より予測がしやすい商品やサービスを軸に展開を考えていきます。
私どもはよく、一番商品は売り残す(=チャンスロスをなくす)とお伝え
しますが、その考えをベースにすると紋日の一番商品に関連した展開は、
ある程度強気の売り出しができ、直前購入の読みが多少ずれても、
慌てずに対応ができます。
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■週刊 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
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発行人:野田 陽一郎(のだ よういちろう)
発行責任者:山本 匡(やまもとただし)
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