━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.406 ━ 2015.03.05
船井総研 コンサルタント 丹羽 英之 発行
週刊 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
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☆今週のコンテンツ☆
『Main Contents:競合対策でピンチをチャンスに変える』
『SUB CONTENTS:第36回商業施設経営のための勉強会』
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☆ショッピングセンター経営のヒント☆
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『競合対策でピンチをチャンスに変える』
出店テナントがデベロッパーに最も期待するのが集客ですが、この集客に一番影響を与えるのが競合出店です。この競合出店は自社ではコントロールできないので、入館客数が一時的に下がるのは避けられませんが、前後の対応策で影響を最小限にくい止めることは可能です。
オープン時はどんなに対策をうっても、お客様の流れを止めることができませんので施設としては、競合オープンの1ヶ月前からオープンまでと、オープン1ヶ月後に向けた販促が重要になります。具体的には、競合オープンまでは実売を増やすキャッシュバックキャンペーンなどを実施、競合オープン後は、再来店を促す商品券バックなどの販促が効果的です。
いずれも、当日のお買上条件ではなく、期間設定はできるだけ長くして、期間中の来店頻度アップしていくことがポイントです。また、各テナントは買上金額上位のお客様の死守が必須となりますので、上位顧客に対しての個別アプローチが必要です。例えば、上位100名をリストアップして、完全個別対応の手書きのレターを書くといったことができるかどうかです。
これまで数多くの施設の競合対策をお手伝いしてきましたが、競合施設が出店しても業績アップしているテナントはあるもので、それは入館客数の減以上に、目の前を歩いているお客様の入店率・買上率を上げているテナントでした。
その意味では、競合出店のあるなしに関わらず、入店率・買上率を最大化することが業績アップの近道とも言えます。ぜひ、競合出店というピンチも現状の行動を見直す、チャンスに変えて頂きたいものです。
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第36回商業施設経営のための勉強会
(株)船井総合研究所 東京本社にて開催!!
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日時: 2015年4月16日(木) 18:30~21:00
場所:(株)船井総合研究所 東京本社
【1】講師からのお話 18:30~19:30
これからの専門店チェーンの出店戦略を考える
・話題の商業施設、テナントの成功ポイント
・直近のテナント業績アップ事例
【2】質疑応答 19:30~20:00
【3】懇親会 20:00~21:00
→申し込みはコチラ
http://www.funaisoken.co.jp/seminar/515004.html
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発行人:丹羽 英之(にわ ひでゆき)
発行責任者:山本 匡(やまもと ただし)
発行所:株式会社船井総合研究所 経営戦略事業部
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