SC経営のヒント125:上手な閉店セールの仕掛け方 その2

ご挨拶
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こんにちは。
船井総研、丹羽英之でございます。
いつもご愛読いただき有難うございます。
今回も前回に引き続きまして、閉店セールの上手な仕掛け方について
お伝えします。
1・2回はデベロッパーの立場での上手な閉店セールの仕掛け方、
3・4回はテナント専門店の上手な閉店セールの対応についてお伝えします。
株式会社船井総合研究所
ショッピングセンターチーム
丹羽 英之
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■上手な閉店セールの仕掛け方 その2
①閉店セールは第1弾が決め手
ショッピングセンターの閉店セールは何といっても第1弾が
決め手となります。SCにはあらゆる業種・業態が揃っている
ため、閉店セールに相乗りしやすい店舗(衣料・服飾・雑貨)と、
相乗りしにくい店舗(食品、飲食、サービス)に分かれます。
基本的に相乗りしやすい店舗は第1弾から、相乗りしづらい
店舗は2弾・3弾(最終弾)の参加となります。
そうは言っても、閉店セールは第1弾がポイントとなるため、
この第1弾の参加店舗数を増やすことが成功の絶対条件と
なるのです。
つまり、飲食・サービスとった店舗は協賛という形で第1弾から
参加してもらうことが重要です。
次に、店頭での賑やかしも非常に重要な成功のポイントと
なりますので、第1弾からの参加の有無に関わらず、全店舗が
店頭・ファサードでの共通の顔出しをしていくことが必要です。
②チャンスロスのない商品・人・売場づくり
一般的に閉店セールの集客(=売上)は第1弾が最も高く、
2弾目が下がり、3弾目(最終弾)に盛り返すという傾向に
あります。
よく第1弾から最終弾に向けて売り減らしをしていくケースが
見られます。これをすると、3弾目(最終弾)に店頭に商品がなく、
客数はきているが、売上がとれなくなってしまいます。
ここでのチャンスロスをおこさせないことが必要です。
今回の閉店セールでもあったのですが、各テナントさんへの
指示で下記の3点が重要となります。
1、十分な商品在庫(各メーカー、問屋さんへの協力商品の
打診、現金問屋への即時買付、店間移動)
2、十分な人員(レジ増員と増設)
3、回遊しやすい売場づくり(アイテム別陳列からサイズ別陳列、
価格別陳列etc)
下記は‘第2弾の速報’と題して送られてきた販促担当者様から
いただいたメールです。
おかげさまで閉店セール第2弾、始まりました。
下記にて速報ご連絡させていただきます。
なお、昨対比は昨年度曜日にあわせてあります。
1.閉店セール第2弾
・9月15日~17日まで
 昨対比 141.6%
 15日2000万、16日2500万、17日2500万 
 計7000万のぼり旗を入り口にたててスタートしました。
 15日はそこそこ、16日、17日はけっこう客入りしました。
 第1弾スタートまではいかないものの、ファッション・
 雑貨店を中心にお客様入ってました。
 お店のほうもだいぶ慣れて客待ちをそれほど出さずに
 販売できたようです。ただ一方で100%切るお店も。
 飲食部門を中心に14店舗が負けました。
・9月1日~17日まで
 昨対比 約140%
 このまま維持できればと考えております。
次回は、テナント専門店の上手な閉店セールの対応をお伝えいたします。
>>SC経営のヒント128:上手な閉店セールの仕掛け方 その3
>>SC経営のヒント123:上手な閉店セールの仕掛け方 その1