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本日のテーマ:商業施設店舗の集客に失敗しないためのポイントとは
今回は、専門店がSC出店した際の「集客」について解説していきます。失敗する原因とその解決策は実は意外と簡単なものです。
本日は、簡単でありながら意外とできていない対策についてお伝えいたします。
自力集客が基本の路面店が駅ビル、SC出店で最も苦戦するのが意外にも集客になります。
基本的に施設内客数が多ければ家賃が高く、少なければ家賃が安くなりますので
家賃負けしないためにも、集客は必須となります。
施設内にお客様がいるのに、自店の来店に結びつかないという失敗はなぜ起こるのでしょうか?
今回はその解決策の一部をご紹介します。
売上高の公式にある「客数」は「レジ客数」ですので、どんなに施設内客数が多くても、自店の認知がされずに、素通りされてしまっていては「レジ客数」にはなりません。
公式:売上高=客数(施設内客数✕入店率✕買上率)✕客単価(一品単価✕買上点数)
駅ビル、SCにおいては、この施設内客数をアップすることが、デベロッパーの役割であり、入店率✕買上率をアップすることが出店する専門店の役割になります。
つまり、駅ビル、SCでの集客で最も重要なのは、施設内のお客様のインストアシェア(入店率✕買上率)をあげることになります。
当然、路面でおこなっていたチラシ、HP、SNS、マイビジネスなどの販促施策は
SCへの出店でも効果的ですのでやり続けることは大切です。
とは言え、その効果を倍増させるためにも
出店する専門店の集客には、デベロッパーの協力がかかせないのです。
自力集客に加え、デベロッパーの役割であるSC集客への相乗りすることが重要です。
積極的に、デベロッパー(フロア担当)と連携をとりながら上手にSCの資産を活用しましょう。
例えば、
SC-HPへの掲載
SC-SNSとの連動
SC-メルマガ配信
SC-チラシ掲載
SC-フロアガイド掲載
SC-館内掲出物(イーゼル、POP、のぼり)の連動
売上歩合の比率があがっているSCにとって、出店するSCの売上があがることは
デベロッパーにとっても良いことです。
特に、オープン時点でどれだけ館内露出をあげておけるかが
その後のインストアシェアアップに響いてきます。
ぜひ、積極的なデベロッパーへのアプローチで成果を出してもらいたいものです。