【SC経営のヒント232】:『力相応に付加し続けるサービス』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.232 ━ 2010.03.26
 船井総研 コンサルタント 野田 陽一郎 発行
 週刊 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ☆今週のコンテンツ☆
『力相応に付加し続けるサービス』
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
皆様こんにちは。
船井総合研究所の 野田陽一郎でございます。
いつもご愛読いただき有難うございます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆ 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『力相応に付加し続けるサービス』
ある地方の巨大ショッピングセンターを定期的に訪れるたびに
何らかのサービスが新しく提供されるようになっています。
何らかのサービスとは、あくまでもお客様視点に立った「何らかのサービス」
です。
例えば、以前はなかった巡回バスが設置されています。
大きな施設のために、館内を歩くだけでなく、巡回バスに乗っても
目的の店舗へ行くことができるサービスです。もちろん無料です。
これは、内側から見ると、館内の買いまわりが減るのではないかという心配は
もちろんあります。しかし、お客様はわざわざ遠い店舗まで歩いていきたい訳
でなくウィンドショッピングを楽しみたいお客様だけでもないのですから、利
便性の高いサービスです。
館内のイスもそうです。以前はなかったものが、設置されるようになり、設置
されると(びっくりする態度などで)寝る方がいるため硬いものになり、不満
が出て柔らかくなり、と試行錯誤が続いてきましたが、ある程度落ち着くこと
ができるソファーで、というところで安定してきたようです。
さらに、フード部門の催事なども例外でないです。
そこでは、土日など増える入館客数に対してワゴン、キオスクでの物販などで
需要に対応しています。既存飲食店の売上を取るものではありません。
別のショッピングセンターでは、雨の日対応で、来館されたお客様用に濡れた衣
類を拭くタオルを設置していたSCもありました。
これらを見ているとOPEN当初、間に合わなかった、検討したけれど具現化しな
かったサービスはたくさんあると思います。しかし、時の経過とともにお客様の
求めるサービスがあり、それを再度検討のテーブルに載せて実現していくことは
力相応で可能であると感じます。
常に新しいサービスを求めずとも、再検討できるサービスは決して少なくないの
ではないでしょうか?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■週刊 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
ご意見・ご感想お問い合わせなどは⇒ info-sc@funaisoken.co.jp
発行人:野田陽一郎
編集担当:菊池正寛(きくちまさひろ)
発行所:株式会社船井総合研究所 第4経営支援部
〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-6-6 日本生命丸の内ビル21階
TEL : 03-6212-2930(直通)
E-MAIL :info-sc@funaisoken.co.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【SC経営のヒント231】:『観光商業は地元比率を上げよう』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
皆様こんにちは。
船井総合研究所の丹羽英之でございます。
いつもご愛読いただき有難うございます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『観光商業は地元比率を上げよう』
観光売店、旅館、ホテルは、これまで観光客をメインに販売戦略を計画し、実行
しています。しかし、これらの施設で業績の良い施設は地元の利用比率が高いの
が特徴と言えます。
というのも、観光施設は季節変動が激しいので、全てを観光客に頼ってしまうと
地震、台風、大雪などの天災や大河ドラマなどの外部要因で集客が左右されてし
まうからです。
お客様はネットで検索し、その口コミ情報の中で地元住民に支持されている施設
を利用する時代です。
団体旅行から個人旅行にシフトする時代に、いかに送客に頼らずに安定集客を図
れるか?それには、地元での知名度を上げ、いかにロイヤリティの高い施設にな
れるかがポイントとなるでしょう。
それでは、地元比率を上手に上げるにはどうしたら良いのでしょうか?
例えば、下記のような取り組みが即効性があります。
・地元タクシー、観光バス会社の乗務員に対してのアプローチ
 乗務員さんを招待して実際に施設を利用してもらい、その良さを体感してもらう
・地元住民が利用可能な廉価なバイキングや日帰り温浴メニューをつくる
・地元住民に向けた朝市、歳時記催事を実行
 地元の漁連、JAとの連携で駐車場や施設入口で実施する
次に、日帰り圏内(車で1~2時間)のお客様への認知度アップ、利用率アップを目
指しましょう。そのためには、日帰り圏内にあるショッピングンセンターへの催事
出展や景品提供がオススメです。
基礎集客のあるショッピングセンターで地元の観光施設や産品を紹介するイベント
を実施するのです。
特にショッピンセグセンターのメイン客層である主婦は、平日の昼間しか動けない
家庭事情があります。
そこで平日の昼間のアイドルタイムを効果的に活用できる体験セットをイベント
特典として提供することは双方にとってメリットがあるでしょう。
売上が厳しい中、全体販促の経費を圧縮せざる得ないショッピングセンターにお
いても、地域貢献できる地元の観光商業との連携は新たな販促のヒントになって
いくでしょう。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■週刊 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
ご意見・ご感想お問い合わせなどは⇒ info-sc@funaisoken.co.jp
発行人:丹羽英之(にわひでゆき)
編集担当:菊池正寛(きくちまさひろ)
発行所:株式会社船井総合研究所 第4経営支援部
〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-6-6 日本生命丸の内ビル21階
TEL : 03-6212-2930(直通)
E-MAIL :info-sc@funaisoken.co.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【SC経営のヒント230】:『twitterの可能性』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.230 ━ 2010.03.11
 船井総研 コンサルタント 山本匡 発行
 週刊 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ☆今週のコンテンツ☆
『店舗開発読本3』情報レポートの限定プレゼントご案内
『twitterの可能』
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
皆様こんにちは。
船井総合研究所の山本匡でございます。
いつもご愛読いただき有難うございます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

続きを読む

【SC経営のヒント229】:『PDCAシート無駄にしていませんか?』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.229 ━ 2010.03.04
 船井総研 コンサルタント 野田陽一郎 発行
 週刊 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ☆今週のコンテンツ☆
『店舗開発読本3』情報レポートの限定プレゼントご案内
『PDCAシート無駄にしていませんか?』
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
皆様こんにちは。
船井総合研究所の野田陽一郎でございます。
いつもご愛読いただき有難うございます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

続きを読む

【SC経営のヒント228】:『専門店は教室・相談会で逸品を育てよう!』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.228 ━ 2010.02.25
 船井総研 コンサルタント 丹羽英之 発行
 週刊 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 今週のコンテンツ
『店舗開発読本3』情報レポートの限定プレゼントご案内
『専門店は教室・相談会で逸品を育てよう!』
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
皆様こんにちは。
船井総合研究所の丹羽英之でございます。
いつもご愛読いただき有難うございます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

続きを読む

【SC経営のヒント227】:『リーシングソースの変化』

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 今週のコンテンツ
『店舗開発読本3』情報レポートの限定プレゼントご案内
『2010年最新 ショッピングセンター販促セミナー』のご案内
『SC経営のヒント227 リーシングソースの変化』
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
皆様こんにちは。
船井総合研究所の山本匡でございます。
いつもご愛読いただき有難うございます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『リーシングソースの変化』 
テナントリーシングにあたっては、出店意欲旺盛な企業を誘致するというのが
王道なのですが、ここしばらくはそういう企業がめっきり減っている状況です。
いま現在、比較的出店意欲が旺盛な業態としては、外資系や大手を除くと以下の
グループがあると感じています。
・リサイクル関連(総合型、アパレルなど)
・ニュービジネス関連(1000円カット理髪、マッサージサロン、エステ 等)
・ジャストプライス関連(300円ショップ、一律○○○円居酒屋orバー)
・駅ビル系ファッション(ヤングではあるが中年女性も買える価格とテイスト)
・低単価飲食店
・こだわり系飲食店(一言で表現できないが個性とパワーのある企業グループ)
などがあげられます。
このほかにはネットショップで調子のいい会社がリアル店舗を持ちたいというの
があります。
楽天などで上位に入る店はネットだけの店よりもリアル店舗とネットの両方で展
開しているところが多く、やはりリアル店舗があることでの安心感やリアル店舗
の情報収集機能等も見直されています。
以前に関わったある案件では、小さなパソコンショップが数多く入居していたの
ですが、オーナーの方々に出店理由を尋ねますと、「外商だけでは顧客に信頼し
てもらえないため、小さくとも顧客がわかる場所に店を持つ必要があった」と皆
がおっしゃっていました。
今はネット専業店も増えましたが、客の立場としては問い合わせのメールを送っ
ても一向に返事をよこしてこないネット専業店もある現実を見ますと、やはりリ
アルの窓口を持っている会社のほうがなにかと安心なものです。
こういったネット有力店をイベント開催で誘致することを百貨店も取組み始めまし
た。
伸びている有力専門店にとっては、リアルとネットの双方での仕掛け方が重要視さ
れています。
地方のSCや駅ビルにおいても、地元の有力ネットショップがネットからリアルに進
出する時代になるのではと思えます。こればっかりはいくら街を見てもわからない
ので、ネット事情にも通じておく必要がありますね。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 船井総研ショッピングセンターチーム ホームページご紹介!!
  https://sc.funaisoken.co.jp/
●所属コンサルタント紹介、コンサルティングメニュー紹介、無料情報レポート
 プレゼントあり!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■週刊 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
ご意見・ご感想お問い合わせなどは⇒ info-sc@funaisoken.co.jp
発行人:山本匡(やまもとただし)
編集担当:菊池正寛(きくちまさひろ)
発行所:株式会社船井総合研究所 第4経営支援部
〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-6-6 日本生命丸の内ビル21階
TEL : 03-6212-2930(直通)
E-MAIL :info-sc@funaisoken.co.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【SC経営のヒント226】:「いつも思い出せる店」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.226 ━ 2010.02.11
 船井総研 野田陽一郎 発行
 秘策伝授!!
 ★ショッピングセンター経営のヒント★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【MAIN CONTENTS】
「いつも思い出せる店」 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
皆様こんにちは。
船井総研、野田陽一郎でございます。
いつもご愛読いただき有難うございます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『いつも思い出せる店』
先日、渋谷のビジョンとラッピングバスで、パナソニックの
NIGHT COLORキャンペーンのtwitterつぶやきを見ました。
中継で街中の画面につぶやきを表示していたリアルタイムさに
即効性のある新しい販促手法のあり方を感じました。
小売業でも、以前感心したことがあります。日本でもトップ
クラスの売上を誇るGMSに1日何度も足を運んだことがあります。
そこで売場の”変化”を見ていたのですが、最も売場変更を
していた什器エンドは1日3回変えられていました。
店頭催事什器等ではなく、グローサリーのエンドです。
その日のお客様の入りや催事に合わせて変更していました。
天気によってトルソーの商品を変えてみたり、店頭商品を
変えてみたりすることでお客様に商品、売場の鮮度を知らせる。
入店率を高め、来店頻度を高めるために店側がお客様に”接触”
できるポイントです。
顔の見えずらい通信販売でも、接触頻度はとても重要です。
販売者自らアクションを起こす必要のある通信販売でも、接触
頻度は最重要課題です。ファーストアプローチから2週間以内
3ヶ月以内に何回アプローチできるかというものを各社の
商品特性などにより決めて、DM・メール・電話をして、コミュ
ニケーション頻度を高めています。
2月は比較的落ち着く時期ですので、既存客を含めて、コミュ
ニケーション頻度を増やす方法について再度確認してみてはい
かがでしょうか。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
* 野田 陽一郎
* 発行人:株式会社船井総合研究所 
* ホームページ:https://sc.funaisoken.co.jp/
* E-MAIL:

【SC経営のヒント225】:「デフレに勝つ!売れてるお店は価値で売る」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.225 ━ 2010.02.04
 船井総研 丹羽 英之 発行
 秘策伝授!!
 ★ショッピングセンター経営のヒント★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【MAIN CONTENTS】
「デフレに勝つ!売れてるお店は価値で売る」 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは。丹羽です。
いつもご愛読有難うございます。
そう言えば、先日のSC協会の全国大会に、前号で紹介した株式会社ipoca様も
出展されていて、代表の一之瀬様の講演は立ち見が出るぐらい盛況だったよう
です。
一之瀬様には2月22日主催のショッピングセンター販促セミナーでご講演いた
だきますのでご興味のある方はぜひ下記をご覧ください。
http://www.funaisoken.co.jp/site/seminar/semina_1264057355_0.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
~第8回 ショッピングセンター経営のための無料勉強会~のご案内
2010年2月18日(木)@船井総研東京丸の内事務所にて開催!!
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
船井総合研究所のショッピングセンター専門のコンサルタント山本匡と
丹羽英之による好例の無料勉強会を2月18日開催いたします。
最新の動向、現場の生の情報、業績アップノウハウについてたっぷり
お話させていただきます。
■開催概要
◇日時:平成22年2月18日(木)18:30~
◇場所:船井総合研究所 東京本社 (JR東京駅丸の内北口徒歩1分)
◇参加費:無料(懇親会参加の方はお一人様500円)
■お申し込み方法
以下のサイトからお申込み下さい。
http://www.funaisoken.co.jp/site/seminar/semina_1262624399_4.html
■問い合わせ窓口
TEL:03-6212-2930 【担当:菊池正寛(きくちまさひろ)】
info-sc@funaisoken.co.jpまでお問い合わせ下さい。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
「デフレに勝つ!売れてるお店は価値で売る」
売れているSCの店長研修をしていると店長同士のコミュニケーションが良く
お互いの強み(一番商品)をよく理解していることがわかります。
そして、お互いに自店のお客様に対して他店舗の強み(一番商品)を紹介し
合っているのです。
一方、売れていないSCは、どの店長も自店の強みが曖昧で、ましてや他店
の強みに興味を持っていないのです。
1年中一緒の館の中で営業している一番近い店長同士が、一番商品を共有
できる売場になっていなければ、たまに訪れるお客様に自店の強みは当然
伝わっていないといえるでしょう。
有店舗の業績が厳しい中、ネットショッピングでその落ち込みをカバーして
いる企業が多く存在します。ネットショップに取り組む企業が最初に抱える
課題がこれまで店頭で接客で伝えていたことを、ネット上ではセルフ(文章)
で伝えるということです。
ネット上では現物確認できないお客様に対して、価格以外の価値をどれだけ
シズル感を持って伝えられるかがポイントです。
例えば、その商品価値を
1.バイヤーの声、作り手の声、お客様の声(レビュー)として伝える。
2.製法、工程、機能を写真を使ってビジュアルに解説する。
3.価値ポイントを一言で伝えるキャッチがある。(希少性、限定性、地縁性)
4.ランキングがあり、No1の商品を大きな写真にしている。
これらは、当たり前のようですが、有店舗でやりきれている企業が少ないのです。
売れているネットショップには有店舗が学ぶべきセルフ売場のヒントが満載です。
↓↓↓   「全国1位のチーズケーキ」 
http://www.rakuten.co.jp/pasta-siesta/732793/1774457/
アウトレットを除いて、既存店ベースで客数を伸ばしているSCが少ない中で
業績をアップしていくには、目の前を歩いているお客様の入店率、買上率を
アップするか、店舗間の買い回りを促進させるかの2点しかありません。
つまり、入店率、買上率を上げられるセルフ対応売場への転換と、店舗間の
買い回りを促進させる販促ツールの導入が必要不可欠といえます。
↓↓↓   「ケータイ販促教えます」
http://www.funaisoken.co.jp/site/seminar/semina_1264057355_0.html
その決断と実行へのスピードが勝ち残りの分水嶺と言えるのではないでしょうか?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
* 経営コンサルタント 丹羽 英之
* 発行人:株式会社船井総合研究所 ショッピングセンターチーム
* ホームページ:https://sc.funaisoken.co.jp/
* E-MAIL:

【SC経営のヒント224】:「面積7掛け時代」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.224 ━ 2010.01.28
 船井総研 山本 匡 発行
 秘策伝授!!
 ★ショッピングセンター経営のヒント★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【MAIN CONTENTS】
「面積7掛け時代」 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは。
船井総研、山本 匡でございます。
いつもご愛読いただき有難うございます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
~第8回 ショッピングセンター経営のための無料勉強会~のご案内
2010年2月18日(木)@船井総研東京丸の内事務所にて開催!!
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
船井総合研究所のショッピングセンター専門のコンサルタント山本匡と
丹羽英之による好例の無料勉強会を2月18日開催いたします。
最新の動向、現場の生の情報、業績アップノウハウについてたっぷり
お話させていただきます。
■開催概要
◇日時:平成22年2月18日(木)18:30~
◇場所:船井総合研究所 東京本社 (JR東京駅丸の内北口徒歩1分)
◇参加費:無料(懇親会参加の方はお一人様500円)
■お申し込み方法
以下のサイトからお申込み下さい。
http://www.funaisoken.co.jp/site/seminar/semina_1262624399_4.html
■問い合わせ窓口
TEL:03-6212-2930 【担当:菊池正寛(きくちまさひろ)】
info-sc@funaisoken.co.jpまでお問い合わせ下さい。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
   ~2010年最新 ショッピングセンター販促セミナーのご案内~
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
デフレでも、もっと集客を伸ばしたい 経営者様・販促ご担当者様へ
あ~なるほど!こうすればよかったのか…と実感できるセミナーを開催します。
ショッピングセンターの業績アップに関わらせて頂いてから18年。40を越える
ショッピングセンター経営者の方々とお会いしていく中で、デフレでも伸ばせる
「販促のコツ」が見えて参りました。
今回セミナーでこの「販促のコツ」をわかりやすく同業種・異業種の成功事例を
交えて、株式会社ipoca代表の一之瀬卓様(日本初!グラフで分析ケータイ)と
一緒にお伝えします。 
デフレでも来店頻度upと店内回遊性upを同時に実現させる道筋が見つかる実践的
な240分間です。 
★セミナーの詳細はコチラ↓↓↓
http://www.funaisoken.co.jp/site/seminar/semina_1264057355_0.html
■ショッピングセンターの『ケータイ販促教えます』
第1講座 【デフレ時代の販促手法を一挙公開!】
ショッピングセンター販促の新時代 デフレ時代の秘策とは!
船井総合研究所 ショッピングセンターチーム 丹羽 英之
第2講座 【ケータイで実現する優良顧客化プログラム】
ケータイ販促を成功させる為の具体的な実践ノウハウ!
株式会社ipoca (イポカ)代表取締役社長 一之瀬 卓 氏
第3講座 【ショップ・テナントのソフトリニューアル法】
SCマネージャーが現場で実践する為の具体的なノウハウ!
船井総合研究所 ショッピングセンターチーム 丹羽 英之
第4講座 【オンリーワンSCを目指して】
まとめ講座
船井総合研究所 ショッピングセンターチーム 山本 匡
■日時: 平成22年2月22日(月)13:00~17:00(12:45~受付開始)
■会場: 東京会場:コンワビル13階
■料金: 31,500円/人
★お申し込みはコチラ↓↓↓
http://www.funaisoken.co.jp/site/seminar/semina_1264057355_0.html
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
『面積7掛け時代』
全国的にショッピングセンターの業績が悪化し、空き床が増えています。
比較的よいのは駅ビルと郊外型のモールですが、それとてのきなみ10%
程度の売上減少に見舞われています。
全般的には、3年前の7掛け程度の売上になっているところが多く、SCも
物販の面積をそれだけ削減しないとならないのではと感じられます。
このような時流を見た場合、SCのテナントミックス構造は変化せざるを
得ないといえます。
物販店舗の長期的な低下トレンドは避けられません。日本の世帯年収は
ダウントレンドにあり、90年代に比べて世帯年収は100万円低下していま
すし、今後しばらくは、さらに下がると思われます。
加えてネットなどの通販市場が成長しています。そうなると、多くのSC
では物販面積が過剰になってゆくため、物販面積を縮小しつつ、非物販
比率を上げてゆかざるを得なくなります。
かつてのSCの非物販売上比率は10%程度だったのですが、現在大型SCで
は22~24%にまで拡大しています。近い将来には30%に近づいてゆくので
はないかと思われます。
SCのリニューアルも、物販面積を圧縮して空き床に非物販を入れてゆくと
いうリニューアルにならざるをえないと思います。
ですので、物販で有望な店舗を探して入れ替えてゆくのもさることながら、
これまであまりSCに入居していなかったような非物販テナントを発掘して
入居を促してゆくことが、既存SCのリーシング基本方向になると思われま
す。
ATM、保険会社、銀行などは20年前にはほとんど脚光を浴びていないもの
でしたし、映画館や大型ゲームセンター、スポーツクラブが増加したのも
この10年です。
これからはアメリカのSCのような弁護士・会計士・司法書士事務所や、不
動産会社、レンタル店、リサイクル店、学習塾、サロンビジネス、各種ク
リニック、自動車販売、などの非物販ビジネスの強化が入居率向上のため
の一手になると思われます。
総売上が下がる中で、いかにして賃料収入を確保するか、どのSCのマネー
ジャーもそれで頭を悩ませているご時世とは思いますが、未発掘のサービ
ス業態へのチャレンジが必要になってきているといえます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
* 経営コンサルタント 丹羽 英之
* 発行人:株式会社船井総合研究所 ショッピングセンターチーム
* ホームページ:https://sc.funaisoken.co.jp/
* E-MAIL:

【SC経営のヒント223】:「価値を伝える商品力を」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.223 ━ 2010.01.21
 船井総研 野田 陽一郎 発行
 秘策伝授!!
 ★ショッピングセンター経営のヒント★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【MAIN CONTENTS】
「価値を伝える商品力を」 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは。
船井総研、野田 陽一郎でございます。
いつもご愛読いただき有難うございます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■『価値を伝える商品力を』
WEB通販の企業様を見ていても、SCのテナントさんを見ていても
売れている店に感じるのは、やはり商品力の強さです。
その商品力を持って、通販では更新頻度(特にTOPページ)を、
店舗では売場の変更頻度(特に店頭)を高めて、
飽きさせない工夫までして初めてお客様がリピートで
”買いたい”店になっています。
弊社の創業者である船井幸雄も商品力に関して以下のように言っています。
・小売店の場合、商品力のウエイトが最終的には競合関係の
 最重要ポイントになるし、商品力がなければ利益にもつながらない
・現場で商品を買う客ともっとも近い人が商品を仕入れた時、最も効率が良い
・商品力は、
 1.目による管理
 2.意志による販売、
 3.参加による調達以外には強くならない
・小売業はあくまでも小売業であって、大売業ではない。
 一品一品を売るのがその本来の姿である
WEB通販では特に、店舗間格差がより開く傾向にあります。
仕入れ商品が多い中で、独自の商品を開発し、訴求できているところほど
結果としてわかりやすい店舗になっています。
だからこそ、数あるネットショップの中でも生き残ることができ、
かつ独自の(粗利率の高い)商品が売れることで、利益も残りやすいという
善循環に入ることができています。
特に専門店は、大手との価格競争、価格下落の波にのまれないために、
しっかりと価値訴求をすれば価格下振れに流されない商品、
お客様に納得いただける商品を再度見出してみてはいかがでしょうか。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
   ~第8回「SC経営のヒント」の無料オフ会 開催のご案内~
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
~平成22年2月18日(木) 大好評!第8回SCメルマガオフ会開催決定!!~
ご好評に付き、執筆者、山本・丹羽が話す無料オフ会を開催します。ぜひお誘いあわせ
の上、ご参加ください。
【開催概要】
◇日時:平成22年2月18日(水)18時30分~
◇場所:船井総合研究所 東京本社
  東京駅丸の内北口徒歩1分 日本生命ビル21階
◇参加費:無料
講師からの話の後は、質疑応答、情報交換を兼ねた懇親会の時間も設けており
ます。お申し込みはinfo-sc@funaisoken.co.jpまでご連絡下さいませ。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
   ~2010年最新 ショッピングセンター販促セミナーのご案内~
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
デフレでも、もっと集客を伸ばしたい 経営者様・販促ご担当者様へ
あ~なるほど!こうすればよかったのか…と実感できるセミナーを開催します。
ショッピングセンターの業績アップに関わらせて頂いてから18年。40を越える
ショッピングセンター経営者の方々とお会いしていく中で、デフレでも伸ばせる
「販促のコツ」が見えて参りました。
今回セミナーでこの「販促のコツ」をわかりやすく同業種・異業種の成功事例を交えて、
株式会社ipoca代表の一之瀬卓様(日本初!グラフで分析ケータイ)と一緒にお伝えします。 
デフレでも来店頻度upと店内回遊性upを同時に実現させる道筋が見つかる実践的な
240分間です。 
★セミナーの詳細はコチラ↓↓↓
http://www.funaisoken.co.jp/site/seminar/semina_1264057355_0.html
■ショッピングセンターの『ケータイ販促教えます』
第1講座 【デフレ時代の販促手法を一挙公開!】
ショッピングセンター販促の新時代 デフレ時代の秘策とは!
船井総合研究所 ショッピングセンターチーム 丹羽 英之
第2講座 【ケータイで実現する優良顧客化プログラム】
ケータイ販促を成功させる為の具体的な実践ノウハウ!
株式会社ipoca (イポカ)代表取締役社長 一之瀬 卓 氏
第3講座 【ショップ・テナントのソフトリニューアル法】
SCマネージャーが現場で実践する為の具体的なノウハウ!
船井総合研究所 ショッピングセンターチーム 丹羽 英之
第4講座 【オンリーワンSCを目指して】
まとめ講座
船井総合研究所 ショッピングセンターチーム 山本 匡
■日時: 平成22年2月22日(月)13:00~17:00(12:45~受付開始)
■会場: 東京会場:コンワビル13階
■料金: 31,500円/人
★お申し込みはコチラ↓↓↓
http://www.funaisoken.co.jp/site/seminar/semina_1264057355_0.html