【SC経営のヒント411】:『頻繁に通うお客様』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.411━ 2015.04.16
 船井総研 コンサルタント 野田 陽一郎 発行
 週刊 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
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 ☆今週のコンテンツ☆
『Main Contents:頻繁に通うお客様』
『SUB CONTENTS:第37回商業施設経営のための勉強会』
http://www.funaisoken.co.jp/seminar/515005.html
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 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
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『頻繁に通うお客様』
SC内にある歯科や医科のクリニックには、平均で1日100人近い患者さんが来院されています。3件あれば毎日300人近い方が訪れていることになります。高単価のサービス業において、毎日100人を見込むことができるのは凄いことです。
そういった医院の医療従事者や医師はテナント会や店長会に出ることはほとんどできません。よってテナント間の交流もほとんどないと思います。これはとても残念なことです。医院にとっての患者様は、通院の前後はSCのお客様になります。通院されているお客様は頻繁に通ってくれるお客様でもあります。
今、デベロッパーさんには集客だけでなく、各テナントへの入店や買いまわり向上までを期待されていると思いますが、強いSCに共通する1つのポイントは、1人のお客様の買いまわり店数の多さです。
ポイントカードに出てくる数字ではありませんが、そういった医院に来院される患者様にも是非通院だけでなく、SCにも足を伸ばしていただける取り組みが期待されます。同様に、ショップ店員の館内利用率の高さも強いSCに共通しているといえます。売上げを伸ばすテナントは、店長会やBYの掲示板等で積極的に商品・サービスアピールされているお店であり、従業員利用率が高いお店です。
通常購買主目的で来館されるお客様だけでなく、SCではそのような方もかなりの
数になりますので、まだ通常の値引き以外に何もしたことがないという場合は、企画を考えてみてはいかがでしょうか?SCにはチラシやDMで集客する以外にも頻繁に通っているお客様がいらっしゃいます。
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第37回商業施設経営のための勉強会
(株)船井総合研究所 東京本社にて開催!!
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日時: 2015年6月18日(木) 18:30~21:00
場所:(株)船井総合研究所 東京本社
【1】講師からのお話 18:30~19:30
 SCへの出店 専門店はこうしよう
・話題の商業施設、テナントの成功ポイント
・直近のテナント業績アップ事例
【2】質疑応答 19:30~20:00
【3】懇親会 20:00~21:00
→申し込みはコチラ
http://www.funaisoken.co.jp/seminar/515005.html

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★最新動画 「ナショナルチェーンでも差別化できる」
http://www.funaisoken.co.jp/movie/temp/movie_show.html?movieId=83&movieMode=sample
★週刊メルマガ 【ショッピングセンター経営のヒント】
http://www.funaisoken.co.jp/site/column/column_1182169691.html
★ショッピングセンターチームサイト
https://sc.funaisoken.co.jp/
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■週刊 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
ご意見・ご感想お問い合わせなどは⇒ info-sc@funaisoken.co.jp
発行人:野田 陽一郎(のだ よういちろう)
発行責任者:山本 匡(やまもと ただし)
発行所:株式会社船井総合研究所 経営戦略事業部
〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-6-6日本生命丸の内ビル21階
TEL : 03-6212-2930(直通)
E-MAIL :info-sc@funaisoken.co.jp
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【SC経営のヒント404】:『春節』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.404 ━ 2015.02.19
 船井総研 コンサルタント 野田 陽一郎 発行
 週刊 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
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 ☆今週のコンテンツ☆
『Main Contents:春節』
『SUB CONTENTS:第36回商業施設経営のための勉強会』
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 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
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『春節』

2015年の春節がはじまりました。中国人観光客をはじめとして、既にたくさんの方が旅行に来ています。街頭データでは今回の訪日でお土産利用に100万円近い予算を想定している、予算はない、いいものがあればあるだけ買うといった声もあるようです。
今年のインバウンドは受ける側の仕組みとしても過渡期になっています。まだまだ接客対応が追いつかない店舗もあれば、翻訳アプリなどを使ってサポートしている店舗や観光地もあります。
訪日中国人客の通訳・ガイドをしている方に聞くと、行くべき場所はもちろんのこと、買うものまで決めて、WECHAT・微信などのSNS経由での情報を頼りに、販売している場所まで特定して、「そこの店に行きたい、(スマホで画像を出して)これを買いたい」と言われるそうです。
大多数の特に若い方は事前にSNSを中心として情報収集をしており、その情報量はかなりのものがあります。つまり、訪日前にある程度戦いの行方が決まっているともいえます。訪日観光客対策は実はかなりの部分で事前提供の情報戦ということです。
店舗側からすれば、拡散されやすい情報と画像の提供、訪日時にいざ買う・来店してもらえるオファーが提供できるかどうかが重要です。観光客向けフリーペーパーやガイドマップも、以前は店頭で配っていたものが、空港や駅、空港バスなどの交通機関になり、飛行機内になり、さらには大陸での現地渡しに、とより早く情報を渡すようになっています。
今年のインバウンド対応を参考に次年の対応を今考えておきましょう。
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第36回商業施設経営のための勉強会
(株)船井総合研究所 東京本社にて開催!!
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日時: 2015年4月16日(木) 18:30~21:00
場所:(株)船井総合研究所 東京本社
【1】講師からのお話 18:30~19:30
 これからの専門店チェーンの出店戦略を考える
・話題の商業施設、テナントの成功ポイント
・直近のテナント業績アップ事例
【2】質疑応答 19:30~20:00
【3】懇親会 20:00~21:00
→申し込みはコチラ
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【SC経営のヒント266】:『比較販売 その2』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.266 ━ 2010.12.09
 船井総研 コンサルタント 山本 匡 発行
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 ☆今週のコンテンツ☆
『Main Contents:比較販売 その2』
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 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
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『比較販売 その2』
スーパーや店頭でよく売れる製品は、やはりナショナルブランドが
強いです。
そのことはどこの店でも業態でも同じことであり、宣伝にかける費
用が桁違いであるが故に当然のことといえます。
しかし、小売店にとって「数が売れる」商品であり、集客には寄与
しますが、「低粗利」であり、収益には寄与しづらい商品が多いの
です。
あるチェーン店でカテゴリを絞って、NBのダントツNO.1商品と、
やや高単価で粗利のとれる2番手商品の一定期間の実績を比較して
いただいたら、売上数量ともにNO.1商品が圧倒しているのですが、
非常に低粗利であったため「粗利高」は二番手商品のほうが稼いで
いたという結果が出ました。
こういうことはよくあることですが、このように低粗利で数が出て
いる商品が多ければ多いほど「売れている」と安心しがちですが、
結局は品出しに人手をとられ現場は疲弊し、売上ほどに利益が上が
らず儲からない店になりがちです。この店では、NO.1商品と二番手
以下の商品を比較して、「新たなスター商品をつくろう」という取
り組みを始めました。
比較販売の要点としては、ただ並べるだけではなく、お客様が一目
で「2つの製品の質の違い」を理解していただけることが重要です。
たとえば実演すれば売れるという洗剤がある場合、そのプロモー
ションビデオを売場で流すなどもよいです。POPの寸法も大きめにし
て「分かりやすい価値」を訴求します。
あまり長々と説明口調なものでは読んでいただけず、
「ヌルヌルになりません!」
「ホイル焼きのときに魚や野菜がこびりつかないクッキングホイルです」
など、ぱっと理解できるものであることが重要です。
すでにこのような取り組みを先行して実施した中堅チェーン企業では、
年間粗利率が5ポイント以上改善しました。
売上は下がったものの、粗利高が伸び、過去最高の経常利益と
なりました。
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編集担当:山本 匡(やまもと ただし)
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【SC経営のヒント263】:『比較販売 その1』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.263 ━ 2010.11.11
 船井総研 コンサルタント 山本 匡 発行
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 ☆今週のコンテンツ☆
『Main Contents:比較販売 その1』
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 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
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『比較販売 その1』
ナショナルブランド商品はTVで宣伝され知名度も高いので愛用者も
多く、そういう商品がセールの目玉にもなりやすいため、スーパー
やホームセンターのチラシ目玉アイテムになることが多いです。
とはいえ、どこの店も同じような商材を目玉にすえるために粗利率は
低下し、売上はたつものの儲からない商品になることが多いです。
最近提案している取り組みの一つに「比較販売」というものがあり
ます。これは、知名度の高い商品と比較して、特定の用途に優れた
商材を選定して、売場で同一場所で提案しながら展開するというも
のです。
もちろん、選定される商品は知名度の高い商品と比べて高単価・
高粗利なものとします。また、特定の用途に優れていることが顧客が
使用して実感できるだけの性能差があることも大事です。
たとえば洗剤ですが、これも住居用の洗剤でカビとり性能に優れた
ものや洗濯用に柔軟材を必要とせずとも柔らかく仕上がる商品があ
ります。
メーカーの宣伝力にも限界があるため、そのような性能差はエンド
ユーザーにはなかなか伝わっていないのですが、一方で
「年末の大掃除にカビを落としたいが、なかなかうまく落ちない」
「敏感肌なのでなるべく柔らかく仕上がる洗剤がほしい」
といったニーズがあるわけです。
そういった「比較」をきちんと来店客にお伝えして、価値を納得して
いただけるように提案してゆくというのが、この比較販売の考え方の
骨子です。
「価値訴求」という言葉がよく使われますが、単品の価値を単独で訴
求しても分かりにくいものもあり、有名な商品、一般的な商品と比較
して提案すると分かりやすくなります。
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【SC経営のヒント259】:『比較提案をしよう』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.259 ━ 2010.10.07
 船井総研 コンサルタント 野田 陽一郎 発行
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 ☆今週のコンテンツ☆
『Main Contents:比較提案をしよう』
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『比較提案をしよう』
お客様の買い方が、かなりストイックになってきました。
まだ暑い、立ち上がりで買うのではなく、本当に寒くなってから買う、
一品サービスよりも、値引きのキャンペーンに集まる。
必要になる直前まで買わない、無駄な機能やサービスはいらない、
といったことが様々業態で見られるようになりました。
まさに実需期にしかモノ・サービスが売れない状態です。
前回、当コラムの253号で「期限をつける」をいうお話をさせていただきました。
それも「実需期にしかモノ・サービスが売れない状態」を越えるための
方法の1つでしたが、別のアプローチ方法として注目されているのが
「比較軸をつくる」ということです。
インターネットが発達して、モノ・サービスを買う前にお客様は
様々な情報を検索・閲覧してきます。
販売員よりも多くの情報を持っていることも少なくありません。
そのような中で、こちらから提案していく方法の1つとして、
その商品を比較してあげる方法があります。
具体例を挙げます。
1つ目は、ランキングによる比較です。
「当店の売上ランキング」は、観光売店などで最も威力を発揮する方法です。
売上ランキングは、厳密には比較ではありませんが、売れている商品の比較
という点では、お客様の買い易さの観点から効果を見込むことができます。
2つ目は、商品レベルでの比較です。
「○○(自社商品)と○○(一般的な同カテゴリ商品)の比較」は、
まさにその商品についてお客様が悩んでいる場合最も威力を発揮します。
これは自社の価値基準によって軸を作ることが可能なため、自社商品に
優位な提案が可能です。自社商品の強みを強調してお伝えすることができます。
これに関しては、しっかりとそのワードに当たっていないと単純に
流行っている同カテゴリ商品と比べても買上率・転換率は上がりませんので
注意が必要です。
3つ目は、使用スタイルとの比較です。
「使用スタイルでの比較」は、多面的に提案したい場合、威力を発揮します。
お客様が使う状態は人それぞれ。こんな場所で、こんな雰囲気で、こんな状態で
といったスタイル別提案を自社の比較軸で比べながら提案してあげることです。
お客様が悩む箇所を明確に捜し当て、その悩みを解決させる提案を
販売側がしていくことが、これからの売上をつくっていきます。
情報があふれている中で、「私にはどうなの?」の提案をしてくれる店舗、
販売員からお客様は買おうと思うのです。
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【SC経営のヒント258】:『凄い店長の親身法とは』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.258 ━ 2010.09.30
 船井総研 コンサルタント 丹羽 英之 発行
 週刊 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
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 ☆今週のコンテンツ☆
『Main Contents:凄い店長の親身法とは』
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 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆ 
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『凄い店長の親身法とは』
先日お伺いしたSCの8月度実績は昨年対比110%と好調でした。
その中で130%と一番伸び率が高かったのがセルフスタンドでした。
夜のSCオ-ナー、店長会でそのセルフスタンドの女性店長さんに
乾杯の挨拶をして頂いたのですが、流石に伸びている店長の凄さ
を2つ感じました。
1つは目は徹底的に客志向である点、2つ目は店長の目標設定
が高い点です。
特に、1つ目の客志向は「女性ならでは」という感じでした。この
スタンドはセルフスタンドなのに、お客様に積極的に声をかけ
窓を拭き、車内のゴミを捨てるなどフルサービスのスタンドと同様
のサービスを心がけているそうです。
当然、セルフスタンドなので人員もフルスタンドに比べて省力化
されているので、常時できるわけではないですが、手が空いてい
る時には極力されるとのことです。
以前、低価格のファミリーレストランとお付き合いした際に、お客
様からのアンケートで最も多かったご意見が、店員が暇そうにし
ているのにお水を運んでこないというものでした。
セルフスタンドもそうですが、価格を安くする代償としてお客様に
従来のサービスを我慢してもらうという業態は、お客様に不満が
募るものです。
お客様も安いので繁忙期(時間帯)は仕方がないと思う一方で、
「暇なら、できるでしょ。」と本音では思っています。
暇だけど、マニュアルではそうなっていないので仕方がない。
これは、まさにチェーン店・マニュアルの弊害といえるでしょう。
チェーン店・マニュアルがあっても、お客様の立場になった際に
ベストな対応ができる柔軟さが現場には大きく求められている
のではないでしょうか。
2つ目の目標設定は、これも伸びる店長に共通している要素なの
ですが、会社から与えられた目標より、店長個人が設定している
目標が高いこということです。
この違いは何かというと、前者はサラリーマン発想であり、後者は
オーナー発想にあると思います。オーナー発想は、受身でなく
積極的なので、マニュアルプラス@の行動がとれるのでしょう。
特に、近隣商業ではチェーン店であっても、昔の八百屋さんや、
魚屋さんのように、お客様に積極的に声をかけて、親身な対応を
するという原点に立ち返る必要があるのではないでしょうか。
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■週刊 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
ご意見・ご感想お問い合わせなどは⇒ info-sc@funaisoken.co.jp
発行人:丹羽英之(にわひでゆき)
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【SC経営のヒント240】:『時流を掴むヒント:パーソナルギフトに注目しよう!』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.240 ━ 2010.05.23
船井総研 コンサルタント 丹羽英之 発行
週刊 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
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☆今週のコンテンツ☆
『時流を掴むヒント:パーソナルギフトに注目しよう!』
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皆様こんにちは。
船井総合研究所の丹羽英之でございます。
いつもご愛読いただき有難うございます。
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☆ショッピングセンター経営のヒント☆ 
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『時流を掴むヒント:パーソナルギフトに注目しよう!』
業績アップのためには原理・原則に従うか、時流に従うかのどちら
が必要です。実は、成熟した日本のマーケットでは時流に従った
ほうが業績アップがしやすいので、上手に時流を取り込むことが
必要です。
時流とは何かというと、「今のお客様の買い方」です。今のお客様の
買い方は、経済環境の変化やそれに伴うライフスタイルの変化で
当然変わってきます。
例えば、不景気ではミニが流行り、好景気でデカが流行るのは経済
環境の変化の現れと言えます。不景気では財布の紐が硬くなり、
なかなか消費が伸びません。そんな中でも、質を落としてまで安い
ものを買いたくないというのがお客様の心理です。ですから、質は
落とさずに、容量、サイズを小さく(ミニ化)することで価格を抑えて
提供される商品が伸びるのです。
リーマンショック以降、この傾向が店頭で非常に顕著に現れていま
したが、今年に入ってからデカ(メガ)が、流行りはじめていることに
注目しましょう。
これは景気が上向いてきたこともありますが、お客様が我慢する
ことに絶えられなくなっているというのが実際でしょう。
これらの消費は「自分へのご褒美的」な利用のされ方で、「パーソ
ナル」、「プチ贅沢」が商品キーワードと言えそうです。
この「パーソナル」、「プチ贅沢」は、いまギフト売場に大きな変化
をもたらしています。
これまでのギフト需要は、「進物に代表される法人ギフト」が主で
した。そして、進物ギフトは、保存期間が長く、数が多い商品が好
まれ、箱入りの焼き菓子が多いのです。
一方、「自分へのご褒美的」に利用されるのがパーソナルギフトです。
このパーソナルギフトは、自分や家族・友人といった近しい人に送る
ので、保存期間が短くても大丈夫で(5時間以内の商品が売れ筋)、
容量が小さく、個袋の生、半熟商品というのが特徴です。
当然、生に近いほうが食感もよく、美味しいので、その評判が更に
お客様の口コミを呼び購買を促進しています。
百貨店や駅ビルの行列店、サービスエリアの売店でも、売れている
商品、伸びている店舗はこのパーソナルギフトに上手に対応している
のです。
ぜひ、皆さんもヒット商品から大きなライフスタイルの変化を読み、
自分達の商品・売場展開に活かしていきましょう。
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■週刊 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
ご意見・ご感想お問い合わせなどは⇒ info-sc@funaisoken.co.jp
発行人:丹羽英之(にわひでゆき)
編集担当:菊池正寛(きくちまさひろ)
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【SC経営のヒント228】:『専門店は教室・相談会で逸品を育てよう!』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.228 ━ 2010.02.25
 船井総研 コンサルタント 丹羽英之 発行
 週刊 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
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 今週のコンテンツ
『店舗開発読本3』情報レポートの限定プレゼントご案内
『専門店は教室・相談会で逸品を育てよう!』
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皆様こんにちは。
船井総合研究所の丹羽英之でございます。
いつもご愛読いただき有難うございます。
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【SC経営のヒント226】:「いつも思い出せる店」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.226 ━ 2010.02.11
 船井総研 野田陽一郎 発行
 秘策伝授!!
 ★ショッピングセンター経営のヒント★
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【MAIN CONTENTS】
「いつも思い出せる店」 
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
皆様こんにちは。
船井総研、野田陽一郎でございます。
いつもご愛読いただき有難うございます。
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『いつも思い出せる店』
先日、渋谷のビジョンとラッピングバスで、パナソニックの
NIGHT COLORキャンペーンのtwitterつぶやきを見ました。
中継で街中の画面につぶやきを表示していたリアルタイムさに
即効性のある新しい販促手法のあり方を感じました。
小売業でも、以前感心したことがあります。日本でもトップ
クラスの売上を誇るGMSに1日何度も足を運んだことがあります。
そこで売場の”変化”を見ていたのですが、最も売場変更を
していた什器エンドは1日3回変えられていました。
店頭催事什器等ではなく、グローサリーのエンドです。
その日のお客様の入りや催事に合わせて変更していました。
天気によってトルソーの商品を変えてみたり、店頭商品を
変えてみたりすることでお客様に商品、売場の鮮度を知らせる。
入店率を高め、来店頻度を高めるために店側がお客様に”接触”
できるポイントです。
顔の見えずらい通信販売でも、接触頻度はとても重要です。
販売者自らアクションを起こす必要のある通信販売でも、接触
頻度は最重要課題です。ファーストアプローチから2週間以内
3ヶ月以内に何回アプローチできるかというものを各社の
商品特性などにより決めて、DM・メール・電話をして、コミュ
ニケーション頻度を高めています。
2月は比較的落ち着く時期ですので、既存客を含めて、コミュ
ニケーション頻度を増やす方法について再度確認してみてはい
かがでしょうか。
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* 野田 陽一郎
* 発行人:株式会社船井総合研究所 
* ホームページ:https://sc.funaisoken.co.jp/
* E-MAIL:

【SC経営のヒント225】:「デフレに勝つ!売れてるお店は価値で売る」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.225 ━ 2010.02.04
 船井総研 丹羽 英之 発行
 秘策伝授!!
 ★ショッピングセンター経営のヒント★
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【MAIN CONTENTS】
「デフレに勝つ!売れてるお店は価値で売る」 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは。丹羽です。
いつもご愛読有難うございます。
そう言えば、先日のSC協会の全国大会に、前号で紹介した株式会社ipoca様も
出展されていて、代表の一之瀬様の講演は立ち見が出るぐらい盛況だったよう
です。
一之瀬様には2月22日主催のショッピングセンター販促セミナーでご講演いた
だきますのでご興味のある方はぜひ下記をご覧ください。
http://www.funaisoken.co.jp/site/seminar/semina_1264057355_0.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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~第8回 ショッピングセンター経営のための無料勉強会~のご案内
2010年2月18日(木)@船井総研東京丸の内事務所にて開催!!
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船井総合研究所のショッピングセンター専門のコンサルタント山本匡と
丹羽英之による好例の無料勉強会を2月18日開催いたします。
最新の動向、現場の生の情報、業績アップノウハウについてたっぷり
お話させていただきます。
■開催概要
◇日時:平成22年2月18日(木)18:30~
◇場所:船井総合研究所 東京本社 (JR東京駅丸の内北口徒歩1分)
◇参加費:無料(懇親会参加の方はお一人様500円)
■お申し込み方法
以下のサイトからお申込み下さい。
http://www.funaisoken.co.jp/site/seminar/semina_1262624399_4.html
■問い合わせ窓口
TEL:03-6212-2930 【担当:菊池正寛(きくちまさひろ)】
info-sc@funaisoken.co.jpまでお問い合わせ下さい。
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「デフレに勝つ!売れてるお店は価値で売る」
売れているSCの店長研修をしていると店長同士のコミュニケーションが良く
お互いの強み(一番商品)をよく理解していることがわかります。
そして、お互いに自店のお客様に対して他店舗の強み(一番商品)を紹介し
合っているのです。
一方、売れていないSCは、どの店長も自店の強みが曖昧で、ましてや他店
の強みに興味を持っていないのです。
1年中一緒の館の中で営業している一番近い店長同士が、一番商品を共有
できる売場になっていなければ、たまに訪れるお客様に自店の強みは当然
伝わっていないといえるでしょう。
有店舗の業績が厳しい中、ネットショッピングでその落ち込みをカバーして
いる企業が多く存在します。ネットショップに取り組む企業が最初に抱える
課題がこれまで店頭で接客で伝えていたことを、ネット上ではセルフ(文章)
で伝えるということです。
ネット上では現物確認できないお客様に対して、価格以外の価値をどれだけ
シズル感を持って伝えられるかがポイントです。
例えば、その商品価値を
1.バイヤーの声、作り手の声、お客様の声(レビュー)として伝える。
2.製法、工程、機能を写真を使ってビジュアルに解説する。
3.価値ポイントを一言で伝えるキャッチがある。(希少性、限定性、地縁性)
4.ランキングがあり、No1の商品を大きな写真にしている。
これらは、当たり前のようですが、有店舗でやりきれている企業が少ないのです。
売れているネットショップには有店舗が学ぶべきセルフ売場のヒントが満載です。
↓↓↓   「全国1位のチーズケーキ」 
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アウトレットを除いて、既存店ベースで客数を伸ばしているSCが少ない中で
業績をアップしていくには、目の前を歩いているお客様の入店率、買上率を
アップするか、店舗間の買い回りを促進させるかの2点しかありません。
つまり、入店率、買上率を上げられるセルフ対応売場への転換と、店舗間の
買い回りを促進させる販促ツールの導入が必要不可欠といえます。
↓↓↓   「ケータイ販促教えます」
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その決断と実行へのスピードが勝ち残りの分水嶺と言えるのではないでしょうか?
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* 経営コンサルタント 丹羽 英之
* 発行人:株式会社船井総合研究所 ショッピングセンターチーム
* ホームページ:https://sc.funaisoken.co.jp/
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