SC経営のヒント164:「基本計画が運命を決める」

━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.164━2008.9.25
 船井総研コンサルタント 山本 匡発行
 秘策伝授!!
 ★ショッピングセンター経営のヒント★
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【main contents】「基本計画が運命を決める」
         
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは。
船井総研、山本匡でございます。
いつもご愛読いただき有難うございます。
この場をお借りして 弊社開催の第2回SCメルマガオフ会
告知をさせていただきます。
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無料参加!!ご好評に付き!!
第2回「SC経営のヒント」のオフ会
2008年11月20日(木)に丸の内事務所にて開催!!
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講師陣として、SC支援チームリーダー山本 匡と丹羽英之がお話いたします。
内容は「最新SC現場情報」となります。
今回はSCを活用して好業績を上げている新しい業態を
いくつかご紹介するとともに、現場のテナント出店者にとっての
SC選択のポイントについてもお話したいと思います。
更には前回同様、メルマガでは書けないような現場の情報、
最新の業績アップノウハウなどについてもフランクに語りたいと思います。
なお、講師からの話の後は、質疑応答の時間や、
情報交換を兼ねました懇親会の時間も設けております。
【開催概要】
◇日時:平成20年11月20日(木)18時30分~
◇場所:船井総合研究所 東京本社 
    東京駅丸の内北口徒歩1分 日本生命ビル21階
◇参加費:無料(懇親会出席の方はお一人様1,000円お願いいたします)
◇スケジュール
1.講師からお話 18:30~19:30
2.質疑応答 19:30~20:00
3.懇親会 20:00~21:00
■お申込み方法■
info-sc@funaisoken.co.jpかコチラのメールtomohiro-sasaki@funaisoken.co.jpまで
直接メールをご送信下さい。
件名に「SCオフ会参加希望」と明記し、
1.ご参加される全員の方のお名前
2.会社名、部署名、会社ご住所、電話番号
3.懇親会の出席有無
を記入の上、ご送信下さい。
お申し込みに際しご質問などがありましたら、お聞かせ頂ければと思います。
お問合せは03-6212-2930【担当:佐々木・小梢(コズエ)】までお願い致します。
※社内・取引先など転送はご自由です。どんどん転送してください。
※口コミはあなたから始まります。作りだしてください!
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■基本計画が運命を決める
商業施設における駐車場は必須のことであり、
これが大切だと論じられたのはずいぶん前からと記憶しています。
商店街は駐車場を整備しよう、大型店は駐車場を持とう。
それが大型商業施設の必須要件となってもはや久しいといえます。
ところが、駅前の商業施設や再開発ビルの場合、
駐車場の台数不足と有料化がネックとなって
集客に不足している例というのが、まだあります。
最近でも、カード特典で無料化を実施していた駅前のSCが、
カード優待を廃止し買上金額に応じた割引に変更するなど、
なんでそんなことに・・・と感じさせられました。
たとえば、小田原駅前にゆきますと、数々の大型店が撤退し、
あるものはとりこわされて温浴施設に、あるものは雑居ビルに、
あるものは専門店ビルになりました。
当然、中心街の集客自体、かなり落ち込んでいるわけです。
その理由は、郊外に多数の駐車場を有する大型店が出来たことでした。
駅前の駐車場は当然数が少ないうえ、どれも有料なわけです。
ただちょっと見に行くだけでも、毎回数百円を負担しなければなりません。
お客さんにとっては、毎日の買い物でいちいち駐車場代金を
負担せずともよい店ができれば、当然そちらに向かいます。
こうして、駐車場「だけ」が原因とはいわないものの、
その大部分を占める理由でもって、
日本中の地方都市の中心街は衰退してしまったのです。
このような事例は全国に多数見られ、
もはや商業施設開発者にとっては駅前であろうと
駐車場の台数確保と当初1~2時間の無料化のオペレーションは
当然のこととなっていると思っていました。
ところが、そうではなかったようです。
都市部における再開発の事例や、
現在大都市で計画されている商業施設を見ていますと、
無料化サービスのない施設が見受けられるのです。
もちろん購入者に対する割引はありますが、
大事なのは何も買わない場合もあるため当初1時間でも無料化することです。
駐車場がなくてもバスや電車で多くのお客様がやってくるから問題ないとか、
あるいは賃料以外に駐車場収入も当初より
見込んでいるとかいった計画になっているものがあります。
そもそも駅前だからと、駐車台数が絶対的に不足していることがほとんどです。
商業者側から見れば、負担をしてでも、売れてくれたほうが儲かるのです。
賃料が高くても集客してくれたほうがよいわけです。
開発事業費が膨らむ分家賃を高くとらねばならない、
という事業者側の都合は、
売上が最大化するようにして解消する以外に方法がないのです。
単純に負担を誰かに押し付ける・・・
そのような発想で商業施設を計画しているのでは、救われません。
店舗の運命はこのように開発計画時点で大きく決まってしまいます。
建物が建つ前にその運命は決まっているといってよいでしょう。
店舗構成がどうこうという前に、
まずは現代の商業施設とはどういうものなのか、
についての学びが必要といえます。
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* 経営コンサルタント
* 発行人:株式会社船井総合研究所 山本 匡
* ホームページ:http://funai-sc.com/
* E-MAIL:< info-sc@funaisoken.co.jp >

SC経営のヒント163:テナント専門店が仕掛ける’当たるチラシ、催事’の具体策

━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.163━2008.9.18
 船井総研 丹羽英之発行
 秘策伝授!!
 ★ショッピングセンター経営のヒント★
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【main contents】「テナント専門店が仕掛ける’当たるチラシ、催事’の具体策」
         
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こんにちは。
船井総研、丹羽英之でございます。
いつもご愛読いただき有難うございます。
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■SC販促講座7. テナント専門店が仕掛ける’当たるチラシ、催事’の具体策 (特別招待会編-3)
テナント専門店の特紹会企画は、2
割引きを基本としているSCが一般的です。
それは、特紹会が衣料品テナントを中心にした企画で
スタートした経緯からのようです。
しかし、様々な業種のテナントがあるSCでは、
粗利の違いや購買頻度の違いがあるので、
その業種特性にあった企画が本来は求められます。
例えば、食品については全品2割引きよりも、
単品割引(個数限定でも可)したほうが、
集客力がアップします。
そして、全品2割引よりも売上がアップすることが多いです。
食品は低単価の頻度品が多いため、買上点数が上げやすいからです。
つまり、集客力がアップしさえすれば、買上点数がアップし、
結果として売上が上がるのです。
また、単品割引は値引き額の総額があじめから計算でき、
期待値の低い商品を2割引することがなくなるため、
最終的に利益額もアップするのが良い点です。
ですから、食品などの低単価の頻度品を扱う業種は
単品特化(個数限定)の日替わりやタイムサービス企画がオススメです。
また、衣料、服飾品については単純に2割引企画だけでは、
効果が薄くなってきています。
ですから、目玉商品(最大3~5割引)や
福袋(商品券+商品)などプラス@企画が必要です。
また、高単価で低頻度の宝飾店などは、
低単価で訴求できる集客企画(時計の電池交換etc)が求められます。
ただ、全館企画の2割引きだけでなく、
できれば下記の4つの各店企画を検討していただきたいものです。
①来たら得する企画:クーポン企画(来店粗品)
②買えば得する企画:2割引企画、福袋企画
③買うほど得する企画:お買上○以上で1回抽選企画
④次回来店を促進する企画:商品券返し企画
※.③、④を一緒にした企画が実は最も効果的です。
3千円以上で20%の商品券返し
5千円以上で30%の商品券返し
10千円以上で50%の商品券返し
次回はテナント専門店が仕掛ける’当たるチラシ、催事’の具体策の続きとして
商品券返し企画の詳細についてお伝えします。
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   ~ 好評につき追加増刷分無料プレゼント ~
☆「店舗開発読本2」を無料プレゼント☆
☆「店舗開発読本3」を無料プレゼント☆
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大反響だった小冊子、「店舗開発読本」「店舗開発読本2」の続編希望の
お声を頂戴しましたので、
この度、新たに「店舗開発読本3」を作成いたしました。
現在、大きく外部環境が変わる中で、店舗開発を取巻く状況も日々刻々と変化をしています。
「店舗開発読本3」により、更なる知識を深めて頂き、皆様の店舗開発のお役に
立てれば幸いです。
※特に社長・役員・店舗開発担当者様より大反響を頂いております。
もちろんの事ながら、船井総研が誇る「店舗開発のスペシャリスト」、
ショッピングセンター支援チームリーダー山本 匡が直接監修です。
【目次】
1.チェーン店舗の出店と売上予測
  ~売上予測の「実践的」な手法~
2.事例編
3.さいごに
■お申込み方法■
info-sc@funaisoken.co.jpまで直接メールをご送信下さい。
件名に「店舗開発読本3プレゼント」と明記し、お名前、会社名、部署名、
会社ご住所、電話番号を記入の上、ご送信下さい。
送信頂く際にご相談などがありましたら、お聞かせ頂ければと思います。
なお、「店舗開発読本1」もほんのわずかながら残りがありますので、
ご希望の方はお申し出下さい。
また、アンケートを同封いたしますのでFAXにてご返信いただけましたら幸いです。
ご協力お願いいたします。
※申し訳ありませんが今回は、申し込み先着順で20名の方とさせていただきます。
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* 経営コンサルタント
* 発行人:株式会社船井総合研究所 山本 匡
* ホームページ:http://funai-sc.com/
* E-MAIL:< info-sc@funaisoken.co.jp >

SC経営のヒント162:お客様への提案方法を考える

━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.162━2008.9.11
 船井総研コンサルタント 野田 陽一郎発行
 秘策伝授!!
 ★ショッピングセンター経営のヒント★
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【main contents】「お客様への提案方法を考える」
         
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは。
船井総研、野田陽一郎でございます。
いつもご愛読いただき有難うございます。
この場をお借りして
弊社のSCリニューアル手法公開セミナー開催についての
告知をさせて頂きたいと思います。
【開催概要】
◇船井総合研究所:SCリニューアル手法公開セミナー
  『規模拡大から既存店の集中治療の時代へ』
 
◇日時:平成20年10月21日(火)13時~17時
◇場所:株式会社 スペース 本社
東京都中央区日本橋人形町3-9-4 8階セミナールーム
◇参加費:31,500円(一般企業様)25,200円(会員企業様)
◇スケジュール
第一講座 「SCビジネスモデル再構築 知っておくべき4つのこと」 
13:00~14:00   講師:船井総合研究所 次長 山本 匡     
第ニ講座 「リニューアル前に、既存テナントで100%を達成させる手法」 
14:10~15:20   講師:船井総合研究所 主任 丹羽 英之     
第三講座 「ビジュアル事例満載!これからのSCデザインと環境のあり方」 
15:30~16:00   講師:スペース SC研究所 所長  大藪 由紀夫  
第四講座 「リニューアル実務のQ&A(現場で起こる様々な問題と解決手法)」 
15:30~16:00   講師:講師全員
■お申込み方法■
info-sc@funaisoken.co.jpかコチラのメールtomohiro-sasaki@funaisoken.co.jpまで
直接メールをご送信下さい。
件名に「SCリニューアル手法公開セミナー参加希望」と明記し、
1.ご参加される全員の方のお名前
2.会社名、部署名、会社郵便番号、会社ご住所、電話番号
を記入の上、ご送信下さい。
その後、正式な申込書を送らせていただきます。
お申し込みに際しご質問などがありましたら、お聞かせ頂ければと思います。
お問合せは03-6212-2930【担当:佐々木・小梢(コズエ)】までお願い致します。
————————————————-
■お客様への提案方法を考える
今回は、久しぶりに売場の話をさせていただきます。
小売店はもはや以前のように量・数・幅を増やせば良いという時代ではなく、
様々な面であくまでも適正な数値を目指していく必要があります。
私どもではよく、5適というお話をさせていただきます。
適時、適品、適価、適量、適提案の5適です。
これを愚直に実行していくことで、お客様にストレスなく購買して
いただこうということです。
これはサービスにも適用される話ですが、
今回はあくまでも売場の話です。
上記の適切なサービスをどれだけ売場で表現できるかがポイントです。
ショッピングセンターテナントの店頭では、
実に多くの売り手都合が見られます。
売り手都合とは、夏商品の売れ残りが多数一番よい売場に置かれていたり、
単価アップを狙った大容量商品が山積みされていたり・・・。
お客様の財布のヒモがなかなか開かないからこそ、
適切な売場での提案が求められるはずですが、
売れていない店ほど、この適切な売場から遠ざかっています。
お客様の声を聞いていますか?
それを共有していますか?
そこから改善することができていますか?
それをバージョンアップできていますか?
秋は特招会や記念イベントなど、
上得意客の方を呼ぶイベントも多い時期です。
自店を想ってくれているお客様の声を聞き、
自店のお客様のニーズにあわせた
提案方法を今一度、検討してみてはいかがでしょうか。
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   ~ 好評につき追加増刷分無料プレゼント ~
☆「店舗開発読本2」を無料プレゼント☆
☆「店舗開発読本3」を無料プレゼント☆
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大反響だった小冊子、「店舗開発読本」「店舗開発読本2」の続編希望の
お声を頂戴しましたので、
この度、新たに「店舗開発読本3」を作成いたしました。
現在、大きく外部環境が変わる中で、店舗開発を取巻く状況も日々刻々と変化をしています。
「店舗開発読本3」により、更なる知識を深めて頂き、皆様の店舗開発のお役に
立てれば幸いです。
※特に社長・役員・店舗開発担当者様より大反響を頂いております。
もちろんの事ながら、船井総研が誇る「店舗開発のスペシャリスト」、
ショッピングセンター支援チームリーダー山本 匡が直接監修です。
【目次】
1.チェーン店舗の出店と売上予測
  ~売上予測の「実践的」な手法~
2.事例編
3.さいごに
■お申込み方法■
info-sc@funaisoken.co.jpまで直接メールをご送信下さい。
件名に「店舗開発読本3プレゼント」と明記し、お名前、会社名、部署名、
会社ご住所、電話番号を記入の上、ご送信下さい。
送信頂く際にご相談などがありましたら、お聞かせ頂ければと思います。
なお、「店舗開発読本1」もほんのわずかながら残りがありますので、
ご希望の方はお申し出下さい。
また、アンケートを同封いたしますのでFAXにてご返信いただけましたら幸いです。
ご協力お願いいたします。
※申し訳ありませんが今回は、申し込み先着順で20名の方とさせていただきます。
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SC経営のヒント161:SCの新たなるチャレンジ

━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.161━2008.9.4
 船井総研コンサルタント 山本 匡発行
 秘策伝授!!
 ★ショッピングセンター経営のヒント★
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【main contents】「SCの新たなるチャレンジ」
         
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは。
船井総研、山本匡でございます。
いつもご愛読いただき有難うございます。
この場をお借りして
弊社のSCリニューアル手法公開セミナー開催についての
告知をさせて頂きたいと思います。
【開催概要】
◇船井総合研究所:SCリニューアル手法公開セミナー
  『規模拡大から既存店の集中治療の時代へ』
 
◇日時:平成20年10月21日(火)13時~17時
◇場所:株式会社 スペース 本社
東京都中央区日本橋人形町3-9-4 8階セミナールーム
◇参加費:31,500円(一般企業様)25,200円(会員企業様)
◇スケジュール
第一講座 「SCビジネスモデル再構築 知っておくべき4つのこと」 
13:00~14:00   講師:船井総合研究所 次長 山本 匡     
第ニ講座 「リニューアル前に、既存テナントで100%を達成させる手法」 
14:10~15:20   講師:船井総合研究所 主任 丹羽 英之     
第三講座 「ビジュアル事例満載!これからのSCデザインと環境のあり方」 
15:30~16:00   講師:スペース SC研究所 所長  大藪 由紀夫  
第四講座 「リニューアル実務のQ&A(現場で起こる様々な問題と解決手法)」 
15:30~16:00   講師:講師全員
■お申込み方法■
info-sc@funaisoken.co.jpかコチラのメールtomohiro-sasaki@funaisoken.co.jpまで
直接メールをご送信下さい。
件名に「SCリニューアル手法公開セミナー参加希望」と明記し、
1.ご参加される全員の方のお名前
2.会社名、部署名、会社郵便番号、会社ご住所、電話番号
を記入の上、ご送信下さい。
その後、正式な申込書を送らせていただきます。
お申し込みに際しご質問などがありましたら、お聞かせ頂ければと思います。
お問合せは03-6212-2930【担当:佐々木・小梢(コズエ)】までお願い致します。
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■SCの新たなるチャレンジ
90年代中盤以降の、バブル崩壊の深刻化が進むにつれ、
総合量販店と百貨店は長期にわたる不振の道のりを
たどってゆくことになりました。
当時は、もはやコンセプトなどと言っている場合ではなく、売るために、
あるいは床を埋めるためにどうするのかということが議論されるものの、
どうすればよいかについての明確な答えは出ないままでした。
それが10年ほどすると、当時としては超巨大なモールや、
巨大なアウトレットモールが開発されるようになってきたわけです。
どちらも当時は日本にまだなかったもので、
うまくいくかどうか事例のないもの
にチャレンジするのは大変なことだったでしょうし、
また、チャレンジして玉砕した例も多く、
簡単にモノになったわけではなかったわけです。
量販店、百貨店の直営売場については、
やはりこれといった解決の方法論が見つかってはいないのですが、
しかしテナントを数多く導入して、
直営売場もテナントゾーンもこれまでの倍以上の面積に広げ、
いわばテナントが主となるSC、
テナントが主となる食品売場がどんどん増えました。
こうした新しい業態への取り組みは、
不況初期に発案され、不況中期にチャレンジされ、
不況期の終わりから花開くことになりました。
大型モールも、2000年代になってから
勝ち組ビジネスモデルとして次々と開発されることになり、
全国を席巻したといえます。
現在、不動産大不況下で、
新しいSCは開業準備をすすめるも苦戦しています。
また、これまでなんとか維持されてきたSCも
これからしばらくは不振化することが予見されます。
苦しい時代にこそ新しいことへのチャレンジが必要となりますし、
またそれは取り組んだからすぐに成功するほど簡単なものでもない・・・
そういうことを、過去の歴史から学ぶことが出来ます。
今は、すでに次の好景気に向けた取り組みをする時期であるということです。
中小SCにおいては、大掛かりなハード投資は出来ませんが、
運営ソフト面で見直せることが数多くあります。
テナントの個別臨店指導の強化や全体販促の仕掛けなどは、
その最たるものといえましょう。
次にどうすればいいか、それがわかるまでじっと待つ・・・のではなく、
今すぐできることで確実にレベルアップにつながることをやりつつ、
数年後のリニュアルに向けた取り組みをスタートさせるのは今ではないかと思います。
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   ~ 好評につき追加増刷分無料プレゼント ~
☆「店舗開発読本2」を無料プレゼント☆
☆「店舗開発読本3」を無料プレゼント☆
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大反響だった小冊子、「店舗開発読本」「店舗開発読本2」の続編希望の
お声を頂戴しましたので、
この度、新たに「店舗開発読本3」を作成いたしました。
現在、大きく外部環境が変わる中で、店舗開発を取巻く状況も日々刻々と変化をしています。
「店舗開発読本3」により、更なる知識を深めて頂き、皆様の店舗開発のお役に
立てれば幸いです。
※特に社長・役員・店舗開発担当者様より大反響を頂いております。
もちろんの事ながら、船井総研が誇る「店舗開発のスペシャリスト」、
ショッピングセンター支援チームリーダー山本 匡が直接監修です。
【目次】
1.チェーン店舗の出店と売上予測
  ~売上予測の「実践的」な手法~
2.事例編
3.さいごに
■お申込み方法■
info-sc@funaisoken.co.jpまで直接メールをご送信下さい。
件名に「店舗開発読本3プレゼント」と明記し、お名前、会社名、部署名、
会社ご住所、電話番号を記入の上、ご送信下さい。
送信頂く際にご相談などがありましたら、お聞かせ頂ければと思います。
なお、「店舗開発読本1」もほんのわずかながら残りがありますので、
ご希望の方はお申し出下さい。
また、アンケートを同封いたしますのでFAXにてご返信いただけましたら幸いです。
ご協力お願いいたします。
※申し訳ありませんが今回は、申し込み先着順で20名の方とさせていただきます。
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* ホームページ:http://funai-sc.com/
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SC経営のヒント160:年間販促計画の立案と具体策

━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.160━2008.8.30
 船井総研 丹羽英之で発行
 秘策伝授!!
 ★ショッピングセンター経営のヒント★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【main contents】『年間販促計画の立案と具体策』
         
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは。
船井総研、丹羽英之でございます。
いつもご愛読いただき有難うございます。
さる8月22日に船井総研SCチーム初の「SCメルマガオフ会」が開催されました。
当日は夕方にもかかわらず、様々な業種の方が参加され、大変ご好評を頂きました。
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
ご参加頂いた方から、「是非第2回も開催して欲しい」とのお声を頂きましたので
冬頃、11月下旬にも第2回オフ会を予定しております。
第2回の開催に向けて、
「こんな話を聞いてみたい」「こういう形式なら参加したい」などの
ご意見やご質問を頂けますと幸いです。
※ご意見・ご質問はinfo-sc@funaisoken.co.jpまで直接メールをお送り下さい。
今後もSC業界への研究を重ねまして、
現場の情報や具体的かつ効果的な事例・方法・考え方を発信してまいりますので
何卒よろしくお願い申し上げます。
株式会社船井総合研究所 SC支援チームリーダー 山本 匡
主任 丹羽英之
————————————————-
■SC販促講座6. 年間販促計画の立案と具体策(特別招待会編-2)
今回はテナント専門店を巻き込んで、特招会を成功させる手法についてお伝えします。
特招会の売上目標を昨年対比125%と設定したら、
各テナント専門店の売上目標も125%が基本となります。
この125%を達成させるために各テナント専門店に売上企画書の提出をお願いしています。
この売上企画書ではチラシ企画でどのくらいの売上をつくるのか、
チラシ企画以外でどのくらいの売上をつくれるのか
掲載商品×売価×目標点数を具体的に記入してもらっています。
また、特招会当日の売場展開図を記入してもらいチラシ掲載商品を
どの場所でどう売り込むのか書いてもらいます。
この作業(仮説構築)を通じて売上はできるものではなく、
つくるものだという意識をもってもらうことが大切です。
各テナント専門店の売上企画書から上がった売上目標の合計が、
最終的に今回特招会の売上目標(目標の共有)となるのです。
各テナント専門店がこの売上目標を達成させるためには、
各テナント専門店の販売スタッフが自店だけでなく、SC全体の目標売上を認知し、
個々人のモチベーションを上げていかなければなりません。
そのために、各テナント専門店の郵便ボックスに
売上目標を明記したシールを貼ることも重要な仕掛けとなります。
また、スケジュール表(模造紙3~4枚分)を共有通路や社員食堂に貼り、
今回の特招会にかけるデベロッパーの本気度を
各テナント専門店に見せることも必要です。
そして、各テナント専門店は自店の目標達成のために、
費用対効果の高い個別の仕掛けをすべきです。
単純ですが一番効果的な方法は全体DMの中に個別DMを同封することです。
特招会の集合チラシは全体の紙面構成上、全店の均等割りとなることが普通です。
しかし、そのスペースだけでは自店のメッセージを
十分に打ち出すのに必要な大きさになっていないのが実際です。
だからこそ、各テナント専門店は全体DMに自店の単独チラシを同封すべきです。
実際に同封したテナント専門店は、
同封しないテナント専門店と比較して圧倒的に目標達成率が高いのです。
特招会のような最も客数の見込める大型催事に積極的に相乗りすること。
これが各テナント専門店の即時業績アップの秘訣なのです。
次回は各テナント専門店が仕掛ける’当たるチラシ、催事’の
具体策についてお伝えします。
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* 経営コンサルタント
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ショッピングセンター経営のヒント159:お客様の声にしっかり応える

━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.159━2008.8.21
 船井総研 野田 陽一郎で発行
 秘策伝授!!
 ★ショッピングセンター経営のヒント★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【main contents】『お客様の声にしっかり応える』
         
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは。
船井総研、野田陽一郎でございます。
いつもご愛読いただき有難うございます。
「SC経営のヒント」のオフ会が
いよいよ明日22日、弊社丸の内事務所でオフ会を開催いたします。
ご興味のある方は、ぜひお気軽に遊びにいらしてください。
まだ席の余裕はあります(受講料は無料です)。
詳細は下記にございます。
————————————————-
『お客様の声にしっかり応える』
メーカーさんなど通販を行っている企業の方で最近気になっていることに、
お客様の声を聞くというものがあります。
私どもがセミナーなどを開催させて
いただくとそこに質問が集中することからも興味のほどがわかります。
もともとモニター会やグループディスカッションという形で
お客様の声を意図的に聞くということをやってきたわけですが、
最近ではインターネットが登場し、
こちらでは意図しないお客様がみんな「声」を「書き込み」することが
できるようになってきました。
当然企業にとってお客様の声は嬉しくもあり、
不安もたくさんあります。
こちらで検閲することなくダイレクトに書かれることが多いため、
やはりどうしても気になってくる項目です。
私どもでお伝えしているのは、
基本スタンスとして載せるなら嫌な意見だけをはじいたりせずに、
全部掲載していきましょうということです。
悪い意見があったとしても、それを掲載しないのではなく、
掲載した上で事実をしっかりと伝え、
さらにおっしゃっていることが真実ならば、
それに対して企業としてどのように対処していくかを
しっかりと同じように掲載することです。
中国産の食品問題にしてもそうですが、
現実的に中国産の食材がなければ成り立たない食品メーカーも存在しますし、
事実は事実として公表して、
それに対して信頼を得られるように
企業としての姿勢を伝えていくことが結果的に
長期的な信頼を得られると考えています。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
無料参加!!
「SC経営のヒント」のオフ会
2008年8月22日(金)に丸の内事務所にて開催!!
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
講師陣として、SC支援チームリーダー山本 匡と丹羽英之がお話いたします。
内容は『最新のSC動向と、SCの今後の進むべき道』となります。
メルマガでは書けないような現場の情報、
最新の業績アップノウハウなどについてフランクに語りたいと思います。
なお、講師からの話の後は、質疑応答の時間や、
情報交換を兼ねました懇親会の時間も設けております。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
【開催概要】
◇船井総合研究所:SCメルマガ オフ会
   『最新のSC動向と、SCの今後の進むべき道』
 
◇日時:平成20年8月22日(金)18時30分~
◇場所:船井総合研究所 東京本社 
東京駅丸の内北口徒歩1分 日本生命ビル21階
◇参加費:無料 (懇親会出席の方はお一人様1,000円お願いいたします。)
◇スケジュール
1.講師からお話    18:30~19:30
2.質疑応答       19:30~20:00
3.懇親会      20:00~21:00
■お申込み方法■
info-sc@funaisoken.co.jpかコチラのメールtomohiro-sasaki@funaisoken.co.jpまで
直接メールをご送信下さい。
件名に「SCオフ会参加希望」と明記し、
1.ご参加される全員の方のお名前
2.会社名、部署名、会社ご住所、電話番号
3.懇親会の出席有無
を記入の上、ご送信下さい。
お申し込みに際しご質問などがありましたら、お聞かせ頂ければと思います。
お問合せは03-6212-2930【担当:佐々木・小梢(コズエ)】までお願い致します。

SC経営のヒント158:「観光立地の可能性」

━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.158━2008.8.14
 船井総研コンサルタント 山本 匡発行
 秘策伝授!!
 ★ショッピングセンター経営のヒント★
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【main contents】「観光立地の可能性」
         
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
みなさんこんにちは、船井総研の山本 匡です。
いつもご愛読いただき有難うございます。
「SC経営のヒント」のオフ会を
来週22日は、弊社丸の内事務所でオフ会を開催いたします。
ご興味のある方は、ぜひお気軽に遊びにいらしてください。
まだ席の余裕はあります(受講料は無料です)。
詳細は下記にございます。
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■観光立地の可能性
さて、最近立て続けに観光立地の調査を実施する機会に恵まれました。
数多くの商業施設が林立するなかで、都心型商業施設では駅ビルが、
郊外型では(適正規模での)地域一番SCが勝ち組だという認識もすっかり定着してきています。
ただ、そういった施設だけでなく、
それ以外でも商売になる様々な新しい立地の可能性にチャレンジできます。
最近のSC業界のヒット作は、やはり埼玉県に新しくできた大型アウトレットモール
(といえばどこかわかるでしょうが)でしょう。
御殿場や軽井沢も魅力的ですが、都市近郊で、なおかつ観光型であり生活型であるという、
いわばアウトレットの客層を両面から確保できる
好立地で開発をおこなったことが勝因といえます。
こういった巨大アウトレットモールや、大型モールSCに共通している要素は、
「観光・レジャー気分」で訪問して下さるお客様が多いということです。
規模が大きい、ということだけでなく、生活くささを感じさせない、
アメリカでも訪問したかのような異空間を楽しんでいます。
小売業は、もう数十年前から、生活必需品を生活必需品として販売している業態は、
限りなく安さの追求合戦になって久しいです。
そして、SCで好調で繁盛しているような専門店は、「生活非必需品」の販売が主体です。
たとえ生活必需品であっても、それがないから買いに来ているような人は少ないわけです。
和雑貨店で茶碗を買う人は、なにも茶碗が家にないから買うわけではなく、
自分の感性に合った商品だと思うから買うわけです。
アパレルショップで衣料を買う人も、服がなくて困っているから買うわけではありません。
食品とて、食べるものがなくて困っている人ではなく、よりおいしいもの、
より豊かさを感じられるものを買いたい、という人がどんどん増えています。
つまりは、「基本機能」が満たされている、という大前提があり、
その上で「付加価値」を基準に消費の意思決定がなされるようになって久しいわけです。
所得、消費は二極化が進行しており、今後もその格差は広がる一方でしょうが、
そうはいっても日本は全般的に豊かな国です。
SCもお客様が感じる「付加価値」をいかに演出するか、が今後のポイントになります。
観光立地は、ある意味付加価値のカタマリのような立地です。
そしてまた、熾烈な争いを繰り広げる都心駅ビルや郊外モールに比較すると、
なんと魅力の乏しい、遅れた店が多いことか・・・。
観光立地における現代流デベロップメントが今後のミニブームになりそうだと感じました。
このあたり、オフ会でさらにいろいろと感じていることをお話したいと思います。
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無料参加!!
「SC経営のヒント」のオフ会
2008年8月22日(金)に丸の内事務所にて開催!!
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講師陣として、SC支援チームリーダー山本 匡と丹羽英之がお話いたします。
内容は『最新のSC動向と、SCの今後の進むべき道』となります。
メルマガでは書けないような現場の情報、
最新の業績アップノウハウなどについてフランクに語りたいと思います。
なお、講師からの話の後は、質疑応答の時間や、
情報交換を兼ねました懇親会の時間も設けております。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
【開催概要】
◇船井総合研究所:SCメルマガ オフ会
   『最新のSC動向と、SCの今後の進むべき道』
 
◇日時:平成20年8月22日(金)18時30分~
◇場所:船井総合研究所 東京本社 
東京駅丸の内北口徒歩1分 日本生命ビル21階
◇参加費:無料 (懇親会出席の方はお一人様1,000円お願いいたします。)
◇スケジュール
1.講師からお話    18:30~19:30
2.質疑応答       19:30~20:00
3.懇親会      20:00~21:00
■お申込み方法■
info-sc@funaisoken.co.jpかコチラのメールtomohiro-sasaki@funaisoken.co.jpまで
直接メールをご送信下さい。
件名に「SCオフ会参加希望」と明記し、
1.ご参加される全員の方のお名前
2.会社名、部署名、会社ご住所、電話番号
3.懇親会の出席有無
を記入の上、ご送信下さい。
お申し込みに際しご質問などがありましたら、お聞かせ頂ければと思います。
お問合せは03-6212-2930【担当:佐々木・小梢(コズエ)】までお願い致します。

ショッピングセンター経営のヒント:157SC販促講座5. 年間販促計画の立案と具体策(特別招待会編-1)

━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.157━2008.8.8
 船井総研 丹羽英之発行
 秘策伝授!!
 ★ショッピングセンター経営のヒント★
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【main contents】「年間販促計画の立案と具体策」
         
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは。
船井総研、丹羽英之でございます。
いつもご愛読いただき有難うございます。
「SC経営のヒント」のオフ会を
来る平成20年8月22日(金)に開催させて頂きたいと思います。
参加は無料で、弊社の丸の内オフィスで開催いたしますので、
夕方にお気軽にご参加いただければと思います。
詳細は下記にございます。
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■SC販促講座5. 年間販促計画の立案と具体策(特別招待会編-1)
特別招待会で最大日販を目指す際に、
どのくらいの売上が目指せるかのを知っておく必要があります。
過去の経験値で言うとSC売上の5%までは可能です。
これをSC全体の売上目標として設定し、そ
の売上目標が昨年実績と比較して何パーセントアップとなっているかを確認します。
そして、テナントの売上目標もこの何パーセントアップが基本となるのです。
例えば、売上100億円のSCの売上目標は5億円となります。(100億円×5%=5億円)
昨年実績で4億円だとしたら125%が目標伸び率となります。(5億円÷4億円=125%)
つまり、テナント専門店の目標売上も昨年実績の125%となるのです。
前回のメルマガで明確な売上目標の設定と共有についてお伝えしたように、
目標売上に対して必要なお客様を予約することが大切です。
そのために、ぜひチャレンジしていただきたいのがドアコールです。
特にSC売上が50億円ぐらいまでの地域密着型SCにはオススメです。
ドアコールとは足元商圏(半径1.5km~3km圏内)に対しての個別訪問のことです。
(ポスティングではありません)
この個別訪問を核店舗も含め、
テナント専門店のスタッフでエリア分けをして実施するのです。
それには下記の3つのメリットがあります。
1.日頃お世話になっているお客様に感謝の気持ちをお伝えできる。
(特別招待会を大儀を持ってオススメできる)
2.ポイントカードへの入会促進できる。
(足元商圏のお客様の確保ができる)
3.お客様の生の声が聞ける。
(今後のSC運営に反映できる)
このドアコールの人的負担や時間的負担は非常に大きいのですが、
単に特別招待会への集客として捉えるのでなく、
それ以上に今後のSC運営に活かすという発想が必要です。
このドアコールをオープン時に実施したSCは意外に多いのですが、
オープン以降一度も実施していないSCがほとんどです。
業績の厳しい今こそ、原点に返って実施してみては如何でしょうか?
Q&A
買い控えがおこるから、DM投函日を遅くしたい。
ドアコールをしたくない。という意見をよくいただきます。
しかし、自店が事前告知を早めにすれば、
競合SCにもいかないというメリットがあることも忘れてはいけません。
これだけ、店舗間競争が激しい今は店舗には主導権がなく、
主導権はお客様にあります。
事前告知を早めにすることで
自店に足を向けるようにしていくのが得策といえるのです。
次回は各テナント専門店をいかに巻き込んで、
特招待会を成功させるかについてお伝えします。(テナント一体化法について)
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無料参加!!
「SC経営のヒント」のオフ会
2008年8月22日(金)に丸の内事務所にて開催!!
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講師陣として、SC支援チームリーダー山本 匡と丹羽英之がお話いたします。
内容は『最新のSC動向と、SCの今後の進むべき道』となります。
メルマガでは書けないような現場の情報、
最新の業績アップノウハウなどについてフランクに語りたいと思います。
なお、講師からの話の後は、質疑応答の時間や、
情報交換を兼ねました懇親会の時間も設けております。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
【開催概要】
◇船井総合研究所:SCメルマガ オフ会
   『最新のSC動向と、SCの今後の進むべき道』
 
◇日時:平成20年8月22日(金)18時30分~
◇場所:船井総合研究所 東京本社 
東京駅丸の内北口徒歩1分 日本生命ビル21階
◇参加費:無料 (懇親会出席の方はお一人様1,000円お願いいたします。)
◇スケジュール
1.講師からお話    18:30~19:30
2.質疑応答        19:30~20:00
3.懇親会         20:00~21:00
■お申込み方法■
info-sc@funaisoken.co.jpかコチラのメールtomohiro-sasaki@funaisoken.co.jpまで
直接メールをご送信下さい。
件名に「SCオフ会参加希望」と明記し、
1.ご参加される全員の方のお名前
2.会社名、部署名、会社ご住所、電話番号
3.懇親会の出席有無
を記入の上、ご送信下さい。
お申し込みに際しご質問などがありましたら、お聞かせ頂ければと思います。
お問合せは03-6212-2930【担当:佐々木・小梢(コズエ)】までお願い致します。
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* 経営コンサルタント
* 発行人:株式会社船井総合研究所 山本 匡
* ホームページ:http://funai-sc.com/
* E-MAIL:< info-sc@funaisoken.co.jp >

SC経営のヒント156:販促ターゲットの再検証を

━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.156━2008.8.1
 船井総研 野田陽一郎発行
 秘策伝授!!
 ★ショッピングセンター経営のヒント★
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【main contents】「販促ターゲットの再検証を」
         
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは。
船井総研、野田陽一郎でございます。
いつもご愛読いただき有難うございます。
「SC経営のヒント」のオフ会を
来る平成20年8月22日(金)に開催させて頂きたいと思います。
参加は無料で、弊社の丸の内オフィスで開催いたしますので、
夕方にお気軽にご参加いただければと思います。
【開催概要】
◇船井総合研究所:SCメルマガ オフ会
   『最新のSC動向と、SCの今後の進むべき道』
 
◇日時:平成20年8月22日(金)18時30分~
◇場所:船井総合研究所 東京本社 
東京駅丸の内北口徒歩1分 日本生命ビル21階
◇参加費:無料 (懇親会出席の方はお一人様1,000円お願いいたします。)
◇スケジュール
1.講師からお話    18:30~19:30
2.質疑応答       19:30~20:00
3.懇親会      20:00~21:00
■お申込み方法■
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1.ご参加される全員の方のお名前
2.会社名、部署名、会社ご住所、電話番号
3.懇親会の出席有無
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お申し込みに際しご質問などがありましたら、お聞かせ頂ければと思います。
お問合せは03-6212-2930【担当:佐々木・小梢(コズエ)】までお願い致します。
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■販促ターゲットの再検証を
2008年3月末の全国の人口が1億2,706万人で、
前年比微増という発表(住民基本台帳)がありました。
しかし、実際は自然減数を社会増加数が上回っただけとのことで、
やはり人口の減少傾向は変わらないようです。
さて、団塊世代の方が60代を迎えられ、日本の年齢別構成比も変化してきていますが
皆様のSCではその変化にどのように対応しているでしょうか?
SCに限らず、最近よくお話をお聞きするのは、やはりこれからはWEBの時代だから
ホームページを強化することで集客を高めようという声です。
これ自体は当然時代の流れに沿ったものですが、WEBと捉えた時に皆様の意識の中で
全ての年齢層のお客様が一緒に考えられている印象を強く受けることがあります。
平成19年通信利用動向調査にもあるように、インターネットの利用状況を年齢別に見て見ると、
全ての年齢層で3年前よりも利用率は上がっているのですが、
やはり50代で81%、60代前半で63%、60代後半で37%、70代で30%と
極端に利用率が下がるという傾向があります(10代後半から40代は90%以上)。
これからは今まで以上にファミリー客以上のお客様を取り込んでいかなければいけない中で
例えば販促ひとつをとっても、しっかりと対象者を絞り込みすぎていないか、
チャンスロスを起こしていないかを検証しながら行っていく必要があります。
前年対比が100を越えない中で確実に1つ1つの販促の確度を高めて数字を取っていく必要があります。
少し話しは早いですが、秋の特招会、年末に向けて今から販促手段と
ターゲットのミスマッチがおこっていないか検証して大きな山を迎えてください。
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* 経営コンサルタント
* 発行人:株式会社船井総合研究所 山本 匡
* ホームページ:http://funai-sc.com/
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SC経営のヒント155:「デベロッパーの仕掛けるビジネスモデル開発」

━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.155━2008.7.24
 船井総研コンサルタント 山本 匡発行
 秘策伝授!!
 ★ショッピングセンター経営のヒント★
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【main contents】「デベロッパーの仕掛けるビジネスモデル開発」
         
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは。
船井総研、山本匡でございます。
いつもご愛読いただき有難うございます。
この場をお借りして
弊社のオンラインセミナーについての
告知をさせて頂きたいと思います。
■オンラインセミナー
『10店舗未満の企業様必見・新規出店を成功に導くチェックポイント』
《日時・会場》
2008/07/30 15:00~16:30 東京都 オンラインセミナー
《お申し込みにつきまして》
ご参加ご希望の方は、下記URLもしくはお電話にてお申込み下さい。
http://www.funaisoken.co.jp/site/seminar/semina_1214554792_1.html
インターネットからのお申し込みは開催日の2日前までとさせていただきます。
電話:0120-974-000(キタムラ)
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■デベロッパーの仕掛けるビジネスモデル開発
有力なデベロッパーは、魅力あるSCやファッションビルを創りあげるために、
テナント企業に新業態開発の提案をおこないます。
しかし、それがテナント企業任せのものではどのようなものができるかわかりませんが、
デベロッパーが積極的に関与することで新しいものを生み出すことが可能になります。
ちょっと古い例ですが、有名なフードテーマパークでは、
テナントビルではなく百貨店オペレーションの仕組みを取り入れました。
出店者の投資負担を軽減させるかわりに、
比較的短期間でテナントの入れ替えを可能とする仕組みです。
さらにこれに入場料収入まで確保することや、半人前のメニューを各店に開発してもらうことで、
結果として滞留時間を長くし客単価を上げることと、
継続的な集客を可能とする仕組みを作り上げた成功事例といえます。
最近では、著名飲食店のメニューを絞り込んで小型店として軽装備で出店できるよう工夫したうえに、
フードコートオペレーションとして、グループ客に多様なメニューを提供できるようにすることで
客層幅を広げることに成功した店があります。
土日はいつも行列し、客単価の高いフードコートとして驚かれた方も多いのではと思います。
このような取り組みは、デベロッパーが自らアイデアを出すことでスタートしていると想像されます。
アメリカでアウトレットモールを最初に取り組んだデベロッパーも、
このアウトレットという業態開発を考えつき、それを各メーカーに説明して賛同してもらってはじめて実現しています。
仕掛け人はデベロッパーだったわけです。
上記事例のような画期的なものではないとはいえ、私どもが過去にお手伝いしたなかでは、
観光物産店で通販顧客を創造する仕組みを作り上げ、毎年1000万円づつ売上を伸ばし、
10年で年間1億円の通販売上を達成しているお店があります。
中小企業にとっては、たいへんな数字といえます。
床を賃貸するのがデベロッパー業ではなく、
ビジネスをプロデュースするのがデベロッパー業と定義して仕事に取りかかると、
新しい地平が見えてくるのではないでしょうか。
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* 発行人:株式会社船井総合研究所 山本 匡
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