【SC経営のヒント415】:『定量情報と定性情報の共有』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.415━ 2015.06.19
 船井総研 コンサルタント 野田 陽一郎 発行
 週刊 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
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 ☆今週のコンテンツ☆
『Main Contents:定量情報と定性情報の共有』
『SUB CONTENTS:第38回商業施設経営のための勉強会』
https://sc.funaisoken.co.jp/201506/05132648.html
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 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
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『定量情報と定性情報の共有』
さまざまな情報をデータで見ることができるようになり、昨年同曜日売上、客数、客単価、ある程度のことはほとんど振り返ることができるようになりました。売上日報に天気や温度が入っている店も多いと思います。しかしながら、その定量データを共有・活用するとなるとどの程度できているでしょうか?
例えば、自店の売上トップ10週を把握しているでしょうか?自分が所属していた期間だけでなく、オープン以来の店舗の最大日販を把握しているでしょうか?その最大日販は、どんな時になぜ達成したのでしょうか?売上を上げ続けている店舗の特徴は、その情報をしっかり、店長以下、スタッフさんにも共有しています。
定量データがあれば、システムから抽出することはできます。しかし、そこにいたる背景は共有しているでしょうか?例えば、最大日販がオープン日でない店舗はたくさんあります。最大日販がオープン3年目の平日の場合、そこに何があってどういう売場展開をしていたか、オープン8年目の今、振り返ることができるショップは少ないと思います。
その原因は、そもそも館の全体売上げが上がり続けていて、その期間特別招待会があり、自店ははじめて個別DMを出し、それに合わせて売場でショップスタッフによる売場づくりコンテストをしていたということがわかります。そういった情報をまず知り、その先にスタッフさんと共有をして新たな最大日販に挑戦することができるか。
最近SCを歩いていると、店頭売場写真をとっているショップさんが増えてきました。本部への報告+情報共有に定量情報と定性情報を結びつけるいい方法だと思います。まずは定量情報を知ることに加え、定性情報を共有し、店長や担当者個人の力以上にスタッフ全員のチーム力で売上げアップを目指せるようにしていきましょう。
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第37回商業施設経営のための勉強会
(株)船井総合研究所 東京本社にて開催!!
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日時: 2015年9月18日(金) 18:30~21:00
場所:(株)船井総合研究所 東京本社
【1】講師からのお話 18:30~19:30
 SC活性化 下半期の対策を考える
・話題の商業施設、テナントの出店ポイント
・直近のテナント業績アップ事例
【2】質疑応答 19:30~20:00
【3】懇親会 20:00~21:00
→申し込みはコチラ
https://sc.funaisoken.co.jp/201506/05132648.html

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http://www.funaisoken.co.jp/movie/temp/movie_show.html?movieId=83&movieMode=sample
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■週刊 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
ご意見・ご感想お問い合わせなどは⇒ info-sc@funaisoken.co.jp
発行人:野田 陽一郎(のだ よういちろう)
発行責任者:山本 匡(やまもと ただし)
発行所:株式会社船井総合研究所 経営戦略事業部
〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-6-6日本生命丸の内ビル21階
TEL : 03-6212-2930(直通)
E-MAIL :info-sc@funaisoken.co.jp
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【SC経営のヒント特別号】:『「ブランド倶楽部」開催のご案内』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 特別号━ 2015.06.04
 船井総研 コンサルタント 山本 匡 発行
 週刊 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
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 ☆今週のコンテンツ☆
『Main Contents:「ブランド倶楽部」開催のご案内』
http://www.funaisoken.co.jp/seminar/515176.html

『SUB CONTENTS:第37回商業施設経営のための勉強会』
http://www.funaisoken.co.jp/seminar/515005.html
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 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
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『「ブランド倶楽部」開催のご案内』
2015年6月25日(木) に、スターティングセミナー(無料でご参加いただけます)を弊社五反田で開催いたします。7月17日(金)より本研究会がスタートします。メーカーや小売、サービス業での中小企業の商品・企業ブランディング、大企業の商品ブランディング、ブランディングビジネスに関わる方々、幅広い業界の方のご参加をお待ちしています。
1.「ブランド倶楽部」がついにスタート
ブランディングにはさまざまな切り口があります。私たち、船井総合研究所が目指したいのは「それぞれの企業の長所、独自性を最大限に尊重したブランドづくり」
です。
それを具体的に進行させていくために「ブランド倶楽部」では、船井流のブランド構築の成功事例をもとに、実践的で役に立つブランド構築のための情報・ノウハウの交流を目的として設立いたします。
ビジュアルやデザインがブランディングではありません。
中小企業でも実際にブランド作りに成功した事例をもとにした、具体的な内容を中心にいたします。あわせて、会員様の事例を題材にしたワークショップも実施してゆきたいと思います。
ブランド倶楽部は、以下のような皆様方の交流の場としたいと考えております。
【1】食品・衣料品・雑貨等のメーカー経営者様・後継者様(全業種OKです)
【2】企業内ブランディング、あるいはマーケティング担当者様
【3】ブランディングビジネスに携わる方々(広告関係・デザイナー・クリエイター等)
私たちのところには毎日、全国の企業様からブランディングに関するご相談がきます。そのブランディングに関するご相談は多岐にわたります。業種、業態もさまざまです。ブランドに関するお悩みも立場や企業のポジショニングによってマチマチです。
そしてみなさん共通しているのは、
「ブランディングに関して気軽に相談できる場所がない」
ということ。
しっかりと作り上げねばならない戦略テーマであるのに、それを進めるための基本や戦略フレーム、何をポイントにしていくべきかの拠りどころがないのです。そこで、私たちはブランディングナビを立ち上げたのですが、やはりネットだけでは限界があります。リアルに話をしたい、もっと突っ込んで話をしたいというご相談が増えてまいりました。
このような方々と一緒に、ブランディングについて知識を深め、それを志向されている企業のみなさまがお互いに情報を共有し、めざすべきブランディング戦略を実現させていけるような場を作りたいと弊社のブランディング担当メンバーで必死で考えました。
そしてでてきたのがこのブランド倶楽部の設立だったのです。
ぜひともご参加いただきたい方々
【1】現有の自社ブランドをさらに強力なものにしてゆきたい。
【2】新しい業態や商品のブランド構築をこれから手がけたい。
【3】小さな会社でもできる、むしろ、小さな会社だからこそできるブランド構築を実現したい。
【4】会社のブランド価値を高めて、いい人に集まってもらえる会社にしたい。
【5】自社商品の良さをもっとお客様に上手にお伝えしたい。
このような方々にはぜひともご参加いただきたいと思っております。
それにあたってまずは6月25日(木)の13時~17時にて、スターティングセミナーを開催します。会の概要をお伝えするというより、むしろここから第一回目の研究会がスタートするような内容でお送りします。
◆弊社の直売店、店舗ブランド開発のスペシャリスト 上席コンサルタント山本匡
◆弊社の六次化、産地ブランド化のスペシャリスト チーフ経営コンサルタント藤田牧男
◆レジャー・サービス産業のブランド化を手がける 吉岡郁栄
◆WEBブランディングの新進気鋭のコンサルタント 後藤大和
◆ブランディングプロデューサー 上席コンサルタント岩崎剛幸
当日は以上のメンバーからみなさまに向けてブランディングの進め方についてお話させていただきます。この会をきっかけに具体的にブランドづくりの進行をすすめていけるネットワークづくりを皆様に作っていただければ私どももうれしく思います。
お早目のご連絡をお待ちしております。
当日はお会いできるのを楽しみにしております。
2.ブランド倶楽部 スターティングセミナーのご案内
【場所】2015年6月25日(木) 船井総合研究所 五反田オフィス
【日時】13:00~17:00(受付12:30~)
【当日の予定】
●13:00~14:10  船井総研のブランディングについて 講師:岩崎
●14:10~14:25  休憩名刺交換
●14:25~15:30  中小企業におけるブランディングの重要性 講師:山本
●15:30~15:40  休憩
●15:40~17:00  オリエンテーション メンバー紹介 お客様の感想 年間計画  入会案内 ゲスト講師
【詳細】http://www.funaisoken.co.jp/seminar/515176.html

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第37回商業施設経営のための勉強会
(株)船井総合研究所 東京本社にて開催!!
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日時: 2015年6月18日(木) 18:30~21:00
場所:(株)船井総合研究所 東京本社
【1】講師からのお話 18:30~19:30
 SCへの出店 専門店はこうしよう
・話題の商業施設、テナントの成功ポイント
・直近のテナント業績アップ事例
【2】質疑応答 19:30~20:00
【3】懇親会 20:00~21:00
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【SC経営のヒント414】:『なぜ、原点回帰しないと勝てないのか?』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.414━ 2015.05.28
 船井総研 コンサルタント 丹羽 英之 発行
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『Main Contents:なぜ、原点回帰しないと勝てないのか?』
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『なぜ、原点回帰しないと勝てないのか?』
商業施設に限らず、不動産事業は所有と運営を分離することが一般的になり、それによって専門の運営会社が増えましたが、大きく2つの方向性になってきています。
一つは、より管理施設数が多いところへの集約化で、もう一つは原点回帰の内製化です。所有と運営が分かれていると、どうしても運営は所有からするとコストになるので、運営選定はコンペとなることが一般的です。そのコンペの決定要因は価格になることが多く、契約期間も短いので、運営者側は中長期的な動きができないという課題を抱えてきました。
いつもお伝えしているように、商業施設のバリューアップは大きく、中長期的なリニューアルと短期的な経常販促による施設集客をアップさせることが基本になります。そして、リニューアルと経常販促を期待する成果に結びつけるには、ショップ、テナント(スタッフ)との良好なコミュニケーションが必須となります。
そのため最近では、所有と運営を分離しつつも、契約期間を長くしたり、グループの運営会社へ集約する施設が増えてきています。やはり、ショップ、テナントとの良好な関係ができ、店長会、販促キャンペーンなどの参加率の高い施設、テナントの業績は好調なのです。
20年ほど前に流行った地元(地域)主導型SCは、運営を外部委託せずに内製化していましたが、先日お伺いした運営会社さんのお話は、まさに運営形態の原点回帰の必要性を感じました。
・社員旅行についてもテナント店長が率先して企画
→ユニバーサルスタジオから、美観地区でお食事会(パートのお迎えに対応)
・店長の慰労会についても有志で企画
→店長が率先して、慰労側の立場に立っているので自然に感謝の心が芽生える
・デベが企画する優秀デベのパネルディスカッションに店長が率先して参加
→100名を越す参加者あり
・ES調査の最後の質問は「このSCで働くことは楽しいですか?」
→半数以上が楽しいと回答
ぜひ、原点回帰をキーワードに、楽しみながら結果を出せる環境づくりに挑戦して頂きたいものです。
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第37回商業施設経営のための勉強会
(株)船井総合研究所 東京本社にて開催!!
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日時: 2015年6月18日(木) 18:30~21:00
場所:(株)船井総合研究所 東京本社
【1】講師からのお話 18:30~19:30
 SCへの出店 専門店はこうしよう
・話題の商業施設、テナントの成功ポイント
・直近のテナント業績アップ事例
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【SC経営のヒント413】:『商業ビルの基本を知ろう4』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.413━ 2015.05.14
 船井総研 コンサルタント 山本 匡 発行
 週刊 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
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『Main Contents:商業ビルの基本を知ろう4』
『SUB CONTENTS:第37回商業施設経営のための勉強会』
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『商業ビルの基本を知ろう4』
■専門店の商業ビル出店の注意点
ある業種の専門店にとって、それが館内に出店している他の専門店と比較して強いか弱いかは、売り場面積のシェアと売上のシェアを算出することで指数化できます。たとえば、同じ館内に同じ業種の店が5店舗あり、それぞれの面積売上が以下のような場合を考えて見ましょう。
面積 年商
——————–
15坪 5000万円
20坪 5000万円
30坪 8000万円
30坪 6000万円
50坪 8000万円※
——————–
145坪 32000万円
仮に、※印の店が自店とした場合、売場面積シェアは34%、売上シェアは25%となり、これを割り算しますと指数73%となります。指数100%がイーブンになりますので、この指標からすると、自店の適正規模が仮に50坪であった場合は、競合と比較して面積シェアに対して売上シェアはその73%程度になるという仮設が立ちます。
強いチェーン店というのは、一般的にこの指数が100%を大きく越えるもので、150%~200%になるものが多々見受けられます。このように「強い店」であれば、どのような商業施設に出店してもある程度予測どおり売上が取れることになります。ですが、100%を割り込む「弱い店」の場合は、館内の競合との関係性の中で売上が上下してしまいます。
同じ館内に強い店がある場合とない場合とで、売上が大きく変化しやすいわけです。ですので、もし「弱い店」に属する店の場合は、「大きな商業施設で競合もある」場合と、「小さな競合施設で無競合」の場合とで、館内のポジショニングが大きくことなるわけです。
過去にお手伝いした経験では、このように強い競合と相対比較して「弱い店」に属している場合は、大きな商業施設かつ強い競合がある場合より、小さな競合施設で無競合の場合のほうがよい数字になるということがありました。このことは、専門店の出店において留意すべきことといえます。
この方法を応用すると、データを多数集めて自店のポジショニングを的確につかむことが出来れば、売上予測方程式にまで精度を高めることができます。自店の市場内ポジショニングを的確につかみ、出店すべき館の選択を誤らないように判断しましょう。
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第37回商業施設経営のための勉強会
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日時: 2015年6月18日(木) 18:30~21:00
場所:(株)船井総合研究所 東京本社
【1】講師からのお話 18:30~19:30
 SCへの出店 専門店はこうしよう
・話題の商業施設、テナントの成功ポイント
・直近のテナント業績アップ事例
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【SC経営のヒント412】:『客層拡大が開発・リニューアル成功の決め手』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.412━ 2015.04.30
 船井総研 コンサルタント 丹羽 英之 発行
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『Main Contents:客層拡大が開発・リニューアル成功の決め手』
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『客層拡大が開発・リニューアル成功の決め手』
最近オープンした話題の施設を視察して、あらためて商圏(=客層)に合ったMD(店そろえ)の大切さを感じています。やはり、商業施設デベロッパーの役割は集客で、この集客(商圏拡大、客層拡大)のためには、リニューアルと経常販促を強化しなければなりません。
■ルクアイーレ
ルクアイーレは予定通りに推移し、770億円の売上目標が見えているとのこと(インバウンドの売上げ押し上げ効果も大きいようですが…)第一弾オープンはルクアと伊勢丹のお客様(女性)が多く、第二弾のツタヤ、ウルフギャングでビジネスマン(男性)のお客様を期待しているようです。
いずれにしても、今回リニューアルの特徴は、駅ビルではスペース的に難しかった大箱(ファストファッション、ツタヤ)を入れることで、客層拡大(ファミリー対応)できている点にありそうです。ルクアイーレ以上に伸びているのが、新幹線開業に合わせてリニューアルした金沢と富山で、いずれも関西に加えて、関東のお客様が増えているのが大きいようです。
■モリパーク アウトドアビレッジ
昭島飛行場跡に開発が続く、モリパークの中にある、アウトドアライフのための様々な「モノ・コト」が終結するアウトドアヴィレッジです。16の大型専門店(メーカー直営店)で構成され、体験型イベントを行っています。
一昔前の大阪駅のギャレの郊外版で、いまどきのコンセプトは共感できます。ただ、ファミリーのリピートを狙うには店舗数が少なく、メーカー直営店だけでなく、客層を広げられる「WILD-1、SWEN」のような品そろえ型の店舗も必須のように感じました。環境・コンセプトともにすばらしいので今後に期待したい施設です。
■ららぽーと富士見
売上目標450~500億円は、ワンダーシティとほぼ同規模ですが、MD(店揃え)は、ワンダーシティに比べてチャレンジしている部分が多くて魅力的な施設でした。特に百貨店サテライトを3店(伊勢丹、京王、丸広)入れているのは注目で地方百貨店が衰退する中でモールSCがその部分を付加していくのは時代の流れともいえそうです。
サテライトのMDは、商圏を知り尽くしている丸広がダントツによくて、次に三郷にも出店している京王、瞑想している伊勢丹といった感じです。イーアスつくばの三越サテライトが好調に推移しているようで、富士見は伊勢丹でなく、三越で出店できれば良かったというのが印象です。
■ミッドタウン
リニューアルをし、伊勢丹サローネが1・2階のメゾネットで施設正面にできました。このサローネは、空港、ミッドタウンといったアッパー(法人、外人)クラスには合っているし、業績も好調のようです。やはり、富士見のららぽーとでは商圏(客層)があっていないので伊勢丹の強み(感度)を活かせないようです。郊外モールは三越、都心型のサテライトは伊勢丹で出店できればと強く思います。
実はミッッドタウンで一番驚いたのは、サービスカウンターの対応です。スタッフがカウンターの外側に立ってお客様を案内し、インバウンドのお客様にはディズニーさながらに写真を撮っていました。キルフェボンがケーキ業界の常識を打ち破ったように、サービスカウンター(接客)も、このスタイルが出てきそうです。
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第37回商業施設経営のための勉強会
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日時: 2015年6月18日(木) 18:30~21:00
場所:(株)船井総合研究所 東京本社
【1】講師からのお話 18:30~19:30
 SCへの出店 専門店はこうしよう
・話題の商業施設、テナントの成功ポイント
・直近のテナント業績アップ事例
【2】質疑応答 19:30~20:00
【3】懇親会 20:00~21:00
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★最新動画 「ナショナルチェーンでも差別化できる」
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【SC経営のヒント411】:『頻繁に通うお客様』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.411━ 2015.04.16
 船井総研 コンサルタント 野田 陽一郎 発行
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『頻繁に通うお客様』
SC内にある歯科や医科のクリニックには、平均で1日100人近い患者さんが来院されています。3件あれば毎日300人近い方が訪れていることになります。高単価のサービス業において、毎日100人を見込むことができるのは凄いことです。
そういった医院の医療従事者や医師はテナント会や店長会に出ることはほとんどできません。よってテナント間の交流もほとんどないと思います。これはとても残念なことです。医院にとっての患者様は、通院の前後はSCのお客様になります。通院されているお客様は頻繁に通ってくれるお客様でもあります。
今、デベロッパーさんには集客だけでなく、各テナントへの入店や買いまわり向上までを期待されていると思いますが、強いSCに共通する1つのポイントは、1人のお客様の買いまわり店数の多さです。
ポイントカードに出てくる数字ではありませんが、そういった医院に来院される患者様にも是非通院だけでなく、SCにも足を伸ばしていただける取り組みが期待されます。同様に、ショップ店員の館内利用率の高さも強いSCに共通しているといえます。売上げを伸ばすテナントは、店長会やBYの掲示板等で積極的に商品・サービスアピールされているお店であり、従業員利用率が高いお店です。
通常購買主目的で来館されるお客様だけでなく、SCではそのような方もかなりの
数になりますので、まだ通常の値引き以外に何もしたことがないという場合は、企画を考えてみてはいかがでしょうか?SCにはチラシやDMで集客する以外にも頻繁に通っているお客様がいらっしゃいます。
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【SC経営のヒント410】:『時流に乗り遅れないこと』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.410 ━ 2015.04.09
 船井総研 コンサルタント 山本 匡 発行
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『Main Contents:時流に乗り遅れないこと』
『SUB CONTENTS:第36回商業施設経営のための勉強会』
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『時流に乗り遅れないこと』
中小企業にとって、また大企業にとっても、最も恐ろしいことは「時流に乗り遅れる」「時流についてゆけなくなる」ことではないかと感じています。
大阪駅の伊勢丹がリニューアルしてルクアイーレとしてオープンしました。ミセス路線の伊勢丹から、ヤング主体のルクア専門店+伊勢丹の新業態的な取り組みへと、大幅に内容が変わりました。
百貨店というのも、百貨店商品というのも、百貨店問屋というのも、これもひとつの「時流」といえます。ひとつの大きな時流が終わりに向かう中、競争過多の状況では成功をおさめることはできなかった、という象徴的な事例といれます。そして客層・商品を変更して新しい取り組みが始まるということは、すなわち「新しい時流」に乗るということになります。
船井総研では様々な業種業態のお手伝いをしていますが、ひとつの時流で大きくなった会社が次のバリューチェーンを見出して進出してゆくという流れが比較的受け入れやすいように思います。
そういう観点からは「店舗で集客する」という強みを「優良名簿を獲得する」というかたちで生かして、それを紙通販ビジネスで活用する、さらにWEB通販に進出する、という方法論などは、まさに時流に乗ったやり方をバリューチェーンをつなげて実現してゆく方法といえます。実際、このように販売チャネルをつなげて成功しているお客様も多数いらっしゃいます。
商品はかわらずとも、売り方が変わる。その新しい売り方の時流の最先端は、その前の時流の一番後ろにあったりするわけです。ビジネスは自分たちの意思で商品を作り出し収益を上げることといえますが、流通業の場合は何を仕入れて何を売るかという選択になります。
時流に乗った商品、時流的に終わりを迎えつつある商品、どういう商品やどういう客層が時流に乗っているのか、その大きな認識はビジネススケールにかかわらず非常に大切なことになります。大手資本であっても、時流に逆らって生きることは出来ないといえます。
このSCメルマガも多少なりとも「今の時流」を紹介できているかとは思いますが、オフ会においても最近見た店、繁盛店情報を多数お伝えしています。
読者の皆様には、ぜひ時流から乗り遅れないように情報収集を継続していただければ幸いです。
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第36回商業施設経営のための勉強会
(株)船井総合研究所 東京本社にて開催!!
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日時: 2015年4月16日(木) 18:30~21:00
場所:(株)船井総合研究所 東京本社
【1】講師からのお話 18:30~19:30
 これからの専門店チェーンの出店戦略を考える
・話題の商業施設、テナントの成功ポイント
・直近のテナント業績アップ事例
【2】質疑応答 19:30~20:00
【3】懇親会 20:00~21:00
→申し込みはコチラ
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★最新動画 「ナショナルチェーンでも差別化できる」
http://www.funaisoken.co.jp/movie/temp/movie_show.html?movieId=83&movieMode=sample
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http://www.funaisoken.co.jp/site/column/column_1182169691.html
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■週刊 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
ご意見・ご感想お問い合わせなどは⇒ info-sc@funaisoken.co.jp
発行人:山本 匡(やまもと ただし)
発行責任者:山本 匡(やまもと ただし)
発行所:株式会社船井総合研究所 経営戦略事業部
〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-6-6日本生命丸の内ビル21階
TEL : 03-6212-2930(直通)
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【SC経営のヒント409】:『人材が定着しない3つの理由』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.409 ━ 2015.04.02
 船井総研 コンサルタント 丹羽 英之 発行
 週刊 ☆ショッピングセンター経営のヒント☆
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 ☆今週のコンテンツ☆
『Main Contents:人材が定着しない3つの理由』
『SUB CONTENTS:第36回商業施設経営のための勉強会』
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『人材が定着しない3つの理由』
最近、業界を問わず相談を受けるのが、インバウンド対応と人材確保です。
インバウンド対応のために、外国語対応メニューや販促ツールを整備する企業が増えてはいますが、直近の課題はバックヤードスタッフの確保と教育になります。特に飲食店では、中国人、ベトナム人などの留学生バイトを即戦略化するためにも、言葉の壁以上に、彼らの衛生、サービスレベル(価値観)を日本レベルまで意識を引き揚げることが求められています。
というのも、通常の店舗マニュアルや教育カリキュラムは日本人スタッフを教育することが前提になっているからです。いま、在日外国人が働きたい一番の業種がコンビニエンスストアになっています。それは、日本語を使う機会が多い。それも、正しい日本語を覚えられる。日本的サービスを実践できることが要因のようです。
彼らには、できれば日本で就職したい。難しければ日系企業に就職したい。という大きな目的があります。そのためには、正しい日本語はもちろんですが、日本的サービスレベル(価値観)の共有は必須となります。コンビニエンスストアが選ばれる理由は、バイトとはいえ、企業側に在日外国人を教育する準備できているからのようです。
在日外国人に限らず、人材の定着しない企業には大きく3つの特徴があります。
【1】働き手のニーズが時給でなく、スキルアップだと理解していない。
【2】正社員登用の意思がなく、将来の夢が描けない。
【3】教育がOJTに留まり、スキルアップを実現するカリキュラムになっていない。
これまでの教育はトップマネジメントを基本に、日本人の店長に対して実施してきました。これは教育にかけるコスト面も含めて、そうならざるを得なかったのが現状です。しかし、スマホを使った教育アプリなど、比較的安価で多言語対応や反復学習が可能な仕組みができています。
ぜひ、人材確保や定着のためにも、バックヤードスタッフの教育から、新たなチャレンジをしていきたいものです。
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第36回商業施設経営のための勉強会
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【SC経営のヒント408】:『地域に対応する』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.408 ━ 2015.03.23
 船井総研 コンサルタント 野田 陽一郎 発行
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『Main Contents:地域に対応する』
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『地域に対応する』
地域に対応した取り組みが近年増えてきているのは、画一的な店づくりに対する飽きや消費者ニーズの多様化によるものだと思いますが、販促も地域の特性に合わせることで、今まで当たり前と思っていたことが、実はそうでないということに気づくきっかけになるかもしれません。
以前あるSCでお客様がお金を払って参加するイベントがありました。必ず景品(はずれでもギフト券)がもらえるくじでしたが、毎回好評で限定数が完売、主催者側の販促費も持ち出し少なく、お客様満足度も高いものでした。
そのエリアは比較的世帯年収の高いエリアだったので、お客様が販促にお金を出すことに抵抗が少なかったのかもしれませんが、特売の補助(持ち出し)に頭を悩ませるデベロッパーさんがある一方でそういった取り組みによって効果を上げているデベロッパーさんもあるようです。もちろん、さまざまな仕掛けもされていたので、その効果はさらに高かったと思います。
①イベント参加者が増えることによって固定客化を見込める(仕組みがある)
②ギフト券(館で使える買い物券)配布で、売上が見込める
③新規店舗横でのギフト券配布のため、新規出店店舗の宣伝効果大
④事前整理券配布により朝から集客が見込める
⑤集客後の売上見込みだけでなく事前にお金をいただくことができる
前年企画を踏襲するだけでなく、毎年作成するマーケティングプランに基づいて、地域のお客様に響く販促や施策はまだまだ開発可能だと気づかされます。地域密着を掲げるSCほど地域の催事カレンダーを毎年更新して飽きさせない工夫が必要ですね。
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【SC経営のヒント407】:『インバウンドへの基礎的対応』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.407 ━ 2015.03.12
 船井総研 コンサルタント 山本 匡 発行
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『インバウンドへの基礎的対応』
大都市部の百貨店や専門店、コンビニに至るまで、インバウンドユーザー対応がどんどん進みつつあります。北海道の観光地ではコンビニで化粧品を爆買いしている姿を見かけます。先だって、都市部のショッピングセンターを拝見しましたところ、かなりインバウンドユーザーの往来が多いところであったにもかかわらず、多数ある飲食店で英字の店頭サインがどこにもない、というのをお見受けしました。
最近は銀座のラーメン店でもメニューサインに英字表記がなされており、まずは店頭演出をしっかり押さえて「店に入りやすくする」ことが必要だと思います。もちろん店内メニューにも英字表記が必要となります。自らが日本人観光客として英語圏以外の海外に出かけたときに、飲食店で日本語のメニューを見せられると、「この店なんかスレているんじゃないかな、ぼったくられそう」と引いた経験はないでしょうか。
自分もそのように感じた経験が多々ありますので、まずは英字サイン・メニューでの対応が一番自然な気がします。もっとも、台湾人は英語が読めない人も多いので、各国対応はあるに越したことはないのですが。北海道のインバウンドはいま大量に団体観光客として動いているのですが、たとえば昼食の団体飲食店予約などは、本国を出国する前にリザーブしているのではなく、来日してから訪問の2日前に連絡が入るといった予約の入り方になります。
出国以前にすでに予約が取れていれば店側も対応しやすいのですが、旅程次第でフレキシブルに動くことを考慮してそうなる場合が多いようです。とするならば、WEB上での現地語対応も必要になってきます。個人客であればふらっと前を通った際の店頭対応が重要になります。これが団体だと訪日前にすでにその店を知っているというところが大きなポイントになるといえます。
飲食店であれば、店の中に入ってきたお客様に対しては、筆談でもメニュー指差しでもなんでも対応は可能と思いますが、その前にまずは店内にお入りいただかないことにはなりません。お店での接客も「入り口を押さえる」これが最重要ポイントです。出口は、誰でも何とかなるもの。差がつくのは入り口の対応です。よく「人は見た目じゃない」といいますが、こと商売上は「店は見た目」です。
インバウンドユーザーに限らず、お客様が見た瞬間に理解して抵抗なく入れる店頭になっているか。海外に居ながら検索すればたどりつけて、現地語で自店の概要を理解していただけるか。このような視点でインバウンド対策に取り組めばうまくいくと思います。
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スキンケアにおける商品選択基準・継続購買に関しての顧客動向調査レポート 
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