皆さん、こんにちは。
いつもメルマガをご覧いただきありがとうございます。
今回は、“オープン販促の重要性”について伝えしたいと思います。
オープン販促が重要といわれる理由の一つが、“年間売り上げや商圏の広さを決定づける”と言われているからです。
業種業態規模を問わず、オープン日が最もお客さんを集める日といわれますが、その最大値によって客数のベースが決まるわけです。
一般的にファッションや住関連の年商は、オープン初日売上の50倍、食品関連は80倍といわれます。つまり、シーズン商品などは50倍、購買頻度が高く単価が低い雑貨系は80倍ということですね。
この計算でいけば、初日に100万円売上げれば年商5000万円となりますし、逆に考えて年商1億が目標であれば、オープン売上は200万到達しないといけないということになります。
ここまでオープンで売上のベースが決まるとお伝えしましたが、そもそもなぜオープン販促がそんなに重要かというと、“オープンは、その後のお客さんの予約”といえるからです。ラインやクーポンなどで次回来店を促すなどは皆様もよく実施されていると思いますが、オープンという最も客数が多い日に次回来店の動機付けをきちんと行い、顧客の定着を図ることが、その後の営業の売上にも大きくかかわってくるのです。
実際に、オープン前後で行うべき施策の一例をあげてみたいと思います。
①オープン前
・少なくとも1カ月前には施設内で告知を開始したいところ。店舗の壁はもちろん、施設のベストポジションやエスカレーター・エレベーター前に告知ポスターを設置
・出店施設のメルマガやHPでの告知なども行い、とにかく客の目に触れる回数や頻度が重要
②オープン時
・上記のポスターに加えて、施設内でハンドビラを配る。
・オープン来店時に会員化し、ラインなどでお知らせが送れるようにする=次回予約
・動機付けのために、来ただけでor買っただけで得をする企画を行うとよい。更に2回目来店時に使えるクーポンを渡すなど
ここで重要なことは、デべロッパーとも協力することでWIN-WINな関係を築けるということです。
コロナが収まって、これから我々の業界が攻めていく時期です。しっかりと事前準備して、デべロッパーとも協力し、オープン販促最大化をねらいましょう。