最大日販チャレンジ

今年のGWの観光地は全国どこも大盛況になると予測されます。
帰省が増加して、SCの集客も高まると思われます。
こういうチャンスこそ、「過去最大日販」をとれる体制を準備することが大事です。

商品在庫の確保、製造体制の手当て、人員の確保、レジ台数の増加、屋外出店事業者誘致、
店外広告にイベントにチラシSNSと、このタイミングでやれることをすべて取り組むことが必要です。

小売店舗の年商は最大日販と連動します。なので売れるときにどかんと売ることで、年商も底上げされます。
すごく単純なルールではあるのですが、えてして「売れないときにどうしよう」とばかり考えがちです。
売れないときに努力をしても報われ度は少なく、売れるとき努力するほうが何倍も効果的です。

あらためて「売れるときに売りまくる」ために、いまからGWにかけて十分な作戦を練っておくことが大切になります。
SCにおいても臨時駐車場確保や警備スタッフ確保、催事業者さんの導入など事前準備が必要なことが多数ありますが、
大切なことは店舗の皆さんとともに「売ろう、売りまくろう」という熱意で臨むことです。

現場の皆さんにも、過去最大日販を突破することで自信をつけて「成功のイメージ」を持っていただくことが大切です。
「どうせ・・・だから」という「不成功のイメージ」にとらわれていて元気のない店もあるかもしれません。
このチャンスを生かして「自分たちでもやればできる!」というイメージを持っていただけるよう、
館内のムードメイクもすすめていきましょう
勝負どころで力の限り勝負する、それがもっとも効率的効果的な作戦となります。

郊外型SC必見!今年のゴールデンウィークは○○がカギ

今年はノーマスクの解禁や旅行支援を筆頭に“脱・コロナ”の風潮が強まり、人の移動や消費性向がコロナ以前と同じ水準に戻ることが予想されます。SCにおいても、ここ数年で最も客足が伸びることが期待できるでしょう。

そのような社会的潮流の中、今年のゴールデンウィークはコロナ明け最初の商戦、とも言うべきタイミングであり、郊外型SCもコロナ期とは異なった集客の取り組みをしていかなければなりません。そのカギになるのが“体験”です。

 

SCの役割を振り返ると、買い回りの場であることはもちろん、近隣住民が気軽に遊びに行ける観光施設としての側面も大きかったことは明白です。

新型コロナが流行する前は、買い物が目的でなくとも、何かしら開催されているイベントや、各テナントが実施している試食・試飲や実演販売など、非日常的な体験を求めた来店も多くあったのではないでしょうか。

特に周辺に娯楽の少ない地域では、郊外型SCが近場の観光スポットとして重宝されており、SC側としてもこのような体験を用意することで、来店数を増やしたり、買上率を高めることができました。

 

しかし、最初の緊急事態宣言が発表されて以降、こういった体験型のイベントや販売方法は軒並み中止となり、今に至るまで完全な再開できている施設はほとんどないのではないかと思います。

コロナ渦中でも、買回り品や室内利用の商材を求めた近隣住民の来店により、郊外型SCに対する打撃は限定的でしたが、これは社会全体で娯楽的な要素が抑制されていた期間に限った話です。

 

今回のゴールデンウィークでは、大手の都市型SCはもちろん、旅行業界や飲食業界など、多くの業界で本腰を入れた集客をしていくことが予想されます。

そういった中で郊外型SCが選ばれるためには、デベロッパーとテナントが一体となり、コロナ前に行なっていたような体験型のイベントや販売方法を復活させていくことが必要です。

 

新型コロナはわずか数年で生活様式を大きく変化させましたが、それも徐々に元に戻る兆しが見えています。

今年のゴールデンウィークに向け、コロナ前の感覚をSC全体で取り戻していきましょう。

 

その足掛けとして、デベロッパーは子供向けのショーや発表会、家族で楽しめる縁日横丁といったイベントを、テナントは試飲・試食、ワークショップといった体験型の販売方法を再開してみてください。

これからのSCは”観光客”をが伸びしろ!?

観光業界では、大都市のビジネスホテルも足元の稼働が改善しており、インバウンド集客も増加しつつあります。

うっかりすると何事も「昨年並み」に考えがちですが、今年のゴールデンウィークについてはどこの観光型商業施設も大躍進の期待が高く、観光客集客ができる店では昨年を大きく上回る目標を立てて挑む必要があるといえます。

 

従来は、スーパーは地元客だけ、道の駅は観光客主体などという具合で、客層として観光と地元の色分けがはっきりしている店が多かったといえます。

観光客が来る店は非日常感がある店で、土日祝主体で平日は集客できない

地元客が来る店は日常感がある店で、平日は集客できるが土日祝は他店にお客をとられる

このような傾向があったといえます。そういう考えから、商品も店づくりもそのように最適化されていました。

実際、大手流通が手掛ける大型SCで観光客をターゲットにした売場を展開してもなかなかうまくいかず、地元は地元・観光は観光という割り切りで考えていた事例が多いように思います。

 

これは、観光客が団体バス主体だった時代の話といえます。

現在では団体バスは激減して、いかに個人客の高付加価値層を獲得するかというのが観光業界が取り組んでいることです。

 

いまは道の駅にしても産直にしても郊外型の食品専門店にしても、繁盛店というのは「平日地元・土日観光客」という客層構成になりつつあります。

 

この10年、百貨店で売上が伸びたのはインバウンド需要、すなわち「お土産」です。

アウトレットモールは平日は地元客で、土日祝は広域の観光客で売上を伸ばしています。

一方でGMSや地方駅ビルは苦しいです。

つまりは観光客をとれている業態が伸びており、とれてない業態が伸びてないわけです。

 

駅ビルにおいてもモールにおいても同様で、近隣客のリピートを大事にしながら、いかに「より広域」から「より普段来ない若い客層」「より普段売れないような値段の高い特別感のあるもの」を売るかという方向にマーケティングの視点が変化しているように感じられます。

 

ある程度の大きさのSCや駅ビル・モールはこの先いかに「観光客」をとりこめるようになるかが伸びしろになるといえます。

また、専門店業界においても、何かの強みでバズるなどして広域集客、あるいは特定のファン層集客が出来るようになるというのも、これからの新たな「観光客」獲得になるといえます。

インスタ集客などはまさにその成功例です。

 

地元客を大切にしながら、これからは(従来とは異なる)観光集客を拡大する。

これが今後の商業施設のマーケティング基本戦略の中核になるといえます。

オープン売上が店舗の全てを決める!?客数を最大化し定着させるポイントとは

皆さん、こんにちは。

いつもメルマガをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、“オープン販促の重要性”について伝えしたいと思います。

 

 

オープン販促が重要といわれる理由の一つが、“年間売り上げや商圏の広さを決定づける”と言われているからです。

業種業態規模を問わず、オープン日が最もお客さんを集める日といわれますが、その最大値によって客数のベースが決まるわけです。

 

一般的にファッションや住関連の年商は、オープン初日売上の50倍、食品関連は80倍といわれます。つまり、シーズン商品などは50倍、購買頻度が高く単価が低い雑貨系は80倍ということですね。

この計算でいけば、初日に100万円売上げれば年商5000万円となりますし、逆に考えて年商1億が目標であれば、オープン売上は200万到達しないといけないということになります。

 

ここまでオープンで売上のベースが決まるとお伝えしましたが、そもそもなぜオープン販促がそんなに重要かというと、“オープンは、その後のお客さんの予約”といえるからです。ラインやクーポンなどで次回来店を促すなどは皆様もよく実施されていると思いますが、オープンという最も客数が多い日に次回来店の動機付けをきちんと行い、顧客の定着を図ることが、その後の営業の売上にも大きくかかわってくるのです。

 

実際に、オープン前後で行うべき施策の一例をあげてみたいと思います。

①オープン前

・少なくとも1カ月前には施設内で告知を開始したいところ。店舗の壁はもちろん、施設のベストポジションやエスカレーター・エレベーター前に告知ポスターを設置

・出店施設のメルマガやHPでの告知なども行い、とにかく客の目に触れる回数や頻度が重要

②オープン時

・上記のポスターに加えて、施設内でハンドビラを配る。

・オープン来店時に会員化し、ラインなどでお知らせが送れるようにする=次回予約

・動機付けのために、来ただけでor買っただけで得をする企画を行うとよい。更に2回目来店時に使えるクーポンを渡すなど

 

ここで重要なことは、デべロッパーとも協力することでWIN-WINな関係を築けるということです。

 

コロナが収まって、これから我々の業界が攻めていく時期です。しっかりと事前準備して、デべロッパーとも協力し、オープン販促最大化をねらいましょう。

新たな集客の柱は“ペット同伴” 愛犬OKな施設に人が集中するのはなぜ?

皆さん、こんにちは。

いつもコラムをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は商業施設におけるペットの同伴、いわゆるペットケーションについて考えたいと思います。

 

その前にまずはそもそもなぜファミリー層がSCに来るのか?という点を考えたいと思います。

理由は主に3つで、①近いから ②子供を無料で遊ばせられるから ③1か所ですべてが揃うから、ということになります。

つまり多くの家族連れにとって、ショッピングセンターは時間をつぶせる場所であることがまず先にあり、遊びの最後に物を買って帰るというのが今の状況になります。

子供の行きたいところに親がつれてくる形なので、子供が好きなイベントやサービスを企画・発信することが全体集客につながるといえます。

とはいえ、財布を出して買い物をするのは大人自身です。子供がぐずって片時も目を離せない、というような状況では買い物をする余裕はありません。

つまり、重要なのは親と子をある程度きり離せるかどうかということになります。例えば、預かりサービスワークショップ、お絵描きブースやムービースペースなど、子供にいかに機嫌よく過ごしてもらい、親に買い物しやすい環境を整えるかが重要といえます。

 

そんな中、いまは子供以上にペットが行ける施設かどうかが重要となっています。ペットがいる家庭は、ペットが行ける施設や宿であることありきで、行く場所を選定ためです。そういった意味では、子供連れ層の考え方とリンクする部分が多数あります。

ペットツーリズムやペットケア用品・サービスの市場規模、保険など、ペットに関連する市場規模は伸び続けていますし、以前は子連れが多かったお台場も、ペット連れが多く目につくようになりました。

例えばモデル施設として、千葉にあるペット同伴可能な施設では、日帰りのドッグランやホテル、温浴施設、飲食スペースなどがペット同伴用に整備されており、特に土日などは大きな賑わいを見せています。

 

環境や商圏など外部要因にもよりますが、こういった施設の強みのひとつはインスタコミュニティです。SNSで犬種ごとコミュニティがあり、そのオフ会の場として利用されるのです。こういったこれまでにない形の集客が実現すると、次、その次…という風に連鎖的な集客の好循環を作り出すことができます。

「まだペット同伴を検討中である、実現が難しい」という施設でも、例えば全フロアでなく、1階のみや外につながる施設だけペット同伴可にしたり、新たにドッグランをつくyったりなど、取り入れる方法は多くありますので、ぜひ成功施設をモデルに再度検討していただきたいと思います。

デジタル×アナログのハイブリットで買い上げ率アップを達成?

ショッピングセンター自体への客数が落ちている昨今、どの施設も入店率、買い上げ率、回遊率のアップは喫緊の課題となっています。

今回は、店舗のデジタル化という観点からお話したいと思います。

 

入店率・買い上げ率アップ方向性として、“お客さんとのタッチポイントを増やす”ということが一つのKPIといえ、そのための方法としてデジタル化があると思います。

 

例えば、その一つとしてインフォメーションのデジタル化を例にとってみましょう。

いま多くの商業施設では「インフォメーションの無人化・省人化」がトレンドでが、

同時に、自身が客側になったときに「少し味気ないな」「知りたいことが分からないな」と、思ったこともあるかもしれません。

 

ではこの場合、インフォメーションにおけるデジタル化の最適解は何なのでしょうか?

 

インフォメーションの業務の7~8割は“店はどこ、トイレはどこ”といった定型業務です。

のこりの2~3割は、細やかな接客の必要な非定型業務になります。

つまり、デジタル化すべきは主にこの“定型業務”の方になるわけです。

 

これまではこの“定型業務”も人を介してやっていましたが、どんな大きなショッピングセンターであっても各フロアにインフォメーションを置けるわけではなく、待ち時間も発生したりして、結果的にはサービスを必要としている人のうちの限られた数しか対応できていない状況がありました。

デジタル化を上手に使いこなせばむしろ“サービスの質アップ”につなげられる、素晴らしい機会だと考えられます。

“定型業務“をデジタル化することによって、本当の意味で接客を必要としている人に、濃い対応をすることができるようになります。

デジタル化において最初のハードルはQRコードがそもそも読まれないことですが、例えばただの無人ではなくアバターに変えていくとか、ロボットを置いてみるとか、そのロボットが声がけをしてそのサイネージに誘導してみるとか、やり方次第でハードルの改善はできそうです。

 

ところで、デジタル化のわかりやすいもう一つの例としては「デジタルフロアマップ」があると思います。今まではアナログのフロアマップが各階に貼ってあったものをデジタルにアップデートしたものです。

最新のデジタルマップでは、ただの地図だけではなく、飲食フロアの待ち時間や空き時間をポップアップすることもできますし、道案内までしてくれる機能があります。従来の壁の地図から、大きく成長したサービス提供ができるはずです。

 

このデジタルフロアマップでは、顧客の利便性アップだけではなく、従来のマップには無かった“タッチポイントの回数が増やせる”という所が最大の魅力です。

施設でやっているイベントの告知や、通りすがったお店のセール情報など、さまざまなポップアップを画面上に写すことができるのです。

 

ショッピングセンターの入店率が落ちているこの時代に、入店率や買い上げ率、店舗の回遊率を上げていくために、これまで限られた媒体だけでやっていた情報提供を、もう少し今の時代にあったタイムリーに適切に情報を提供できるような仕組み・仕掛けの環境づくりを作っていくことが重要といえます。

 

重要な視点は先ほどインフォメーションの例にもあったように「デジタルとのハイブリット」です。0か100かではなく、ハイブリットを目指すことで、デジタルでしかできないこと、人でしかできないことが明確になり、それぞれの領域で良質なサービスを生み出すことが可能になります。

少額投資で可能!?簡単にデータドリブン経営を実践する方法とは

いつもコラムを読んでいただき、ありがとうございます。

12月にも半ばになり、世間は師走の雰囲気が色濃くなってきました。皆様は、クリスマス・正月商戦の真っただ中で、忙しくされておられると事と思います。

そんな時期ではありますが、今回は新年に向けて改めて意識していただきたいことをお伝えしたいと思います。

「計画的に作り、計画的に仕入れて、計画的に売りきるために、やり切れるようにPDCAサイクルを回しましょう。」ということです。

 

これまで多くの小売店舗を見てきた身としましては、従来の多くの店舗は計画的な売りではなく、“たまたま”売れていたと感じています。

この“たまたま”というのは、経験の長い店長や本部による培われた勘ともいえるわけですが、

実際の成績好調な店舗が“安定的に”それを実現し続けることができているのは、在庫起点のデータドリブンができているからだと感じています。

 

具体的には、まずはピーク週に売上を最大化するために、過去のデータから立ち上がりと最多投入日、最終投入日、そして終売日を知ることが大事です。そして、それに合わせて来年の売上・在庫の計画を立てていくことが重要といえます。

たとえば、アパレル業は年に8回ピーク週がありますが、それ以外の業種は年間10回のピークを目安に考えていく必要があります。既存店は、過去にこのピーク週で「何がいくつ売れているか」を確認し、翌年の計画をその時点で立てていくのです。

 

これまで、計画に対して実際の売れ方をタイムリーに状況を把握しつつ次の手が打つ、というのは机上の空論のようなものでした。

しかし、昨今急速にクラウドデジタルツールが広まり、それが簡易・安価に実現できる時代になっています。

システムは大型投資が必要なのでは…?とイメージする方も少ないでしょうが、実は基幹システムにタッチすることなく、BIツールを活用することでデータドリブン経営は実践可能です。

少ない投資で、「リアル店舗とECサイトでのデータ連携」や「SNS履歴と会員データの連携による顧客ニーズ特定」などの“業績アップのためのデータドリブンポイント”を簡単に実現している店舗は多く存在しています。

 

デジタルツールを活用し、ウィークリーにPDCAを回すことによって、大きく粗利を落とすことなく消化率を上げ、チャンスロスを抑えることができますし、同時に売れている商品の売れている理由を可視化でき、再現性高く次の商品開発に生かすことも可能になります。

例えば、顧客・会員情報と履歴、SNS連携などが可視化できることによって、「この商品が残っているけれど、これが好きなのは〇〇さん人では?」などと顧客の傾向からダイレクトにアプローチができるようなイメージです。“データ”や“システム化“と聞くとなんだか無味乾燥に思ってしまいがちですが、実は反対で、よりお客様のパーソナルに合った繊細な関わり方をすることができる、ということなのです。

 

今回お伝えした、在庫起点の店舗経営に関して、12月に「”在庫”起点データドリブン経営で、高収益化!手法公開セミナー」開催します。

 

講師には、ネットショップと実店舗を融合させたビジネスモデル(オムニチャネル・O2O)のコンサルティングを手掛ける船井総研 大山 広倫 と、

入社以来ショッピングセンターの集客プロモーションから開発・リニューアルのコンサルティングを行っている私、丹羽 英之が登壇いたします。

 

☑取扱い品目が多すぎて在庫の管理がしきれず、売上ロスが発生している/管理コストが高くなってしまっている

☑発注業務を勘と経験に頼ってしまっており、ベテランでないと出来ない業務になってしまっている

☑BIツールの導入・運用に投資したが、投資対効果が十分出ていないと感じている

☑データドリブン経営(勘に頼らない根拠に基づく経営)を実現したい

☑OMO(ネットと店舗を融合させたマーケテイング)で業績アップを実現したい

 

詳細は以下のリンクからご覧いただけます。

このようなお悩みをお持ちの方はぜひ、ご参加くださいませ。

 

https://www.funaisoken.co.jp/seminar/093368?_gl=1*rt9blo*_ga*NzM1MzAxNzczLjE2NTY2NDIzMzI.*_ga_D8HCS71KCM*MTY2ODA0MjIxNy4xOS4wLjE2NjgwNDIyMTcuMC4wLjA.#_ga=2.231247067.576247147.1668042218-735301773.1656642332

【セミナー予告】 高収益な店舗は“在庫”起点のDX化に成功している!?

みなさまいつもメルマガを読んでいただきありがとうございます。

今回、多くの店舗が抱える在庫問題とデータドリブン経営をテーマに、在庫DXを起点にした店舗経営についてのセミナーを開催させて頂きます。

 

ぜひご参加いただきたいのが、このようなお悩みをお持ちのみなさまです!

☑取扱い品目が多すぎて在庫の管理がしきれず、売上ロスが発生している/管理コストが高くなってしまっている

☑発注業務を勘と経験に頼ってしまっており、ベテランでないと出来ない業務になってしまっている

☑BIツールの導入・運用に投資したが、投資対効果が十分出ていないと感じている

☑データドリブン経営(勘に頼らない根拠に基づく経営)を実現したい

☑OMO(ネットと店舗を融合させたマーケテイング)で業績アップを実現したい

 

本勉強会にご参加いただければ、店舗とECサイトを劇的に変化させる手法が必ずやお分かりいただけるかと思います。

 

 

《当日学べるコンテンツ》

第1部:今が分かれ目! 在庫起点の“データドリブン経営”こそが「勝てる戦略」な理由【講師】船井総合研究所  大山 広倫

 

▶成功のためには「手順」が極めて重要

▶提言:在庫からはじめるデジタル時代の成長戦略

▶売上分析と在庫管理の融合モデルが船井流

▶在庫管理を起点にしたDX推進が、「一番成功確率を高める」という事実

▶マクロな視点(DX)で、ミクロ(在庫)で動く

▶即効性が出せる指標の在庫からアプローチ

▶在庫改善⇒EX高まる⇒CXへ⇒(結果)DXへ

▶在庫管理がDXの扉を開く

 

第2部:在庫データを生かせば、こんなに利益が生み出せる! 実践事例・大公開(店舗とECサイトが、半年で劇的変化した訳とは?)

【講師】船井総合研究所  丹羽 英之

 

▶DX時代の在庫管理は、ここまでできるようになった!

▶知っている会社は実践している「超ローコスト&高精度」な在庫管理方法

▶「最新管理手法×船井流マーケティング手法」の掛け算だから、成果が上がる

▶「店舗」と「ECサイト」を、半年で劇的変化させた、具体的手法をご紹介

▶船井流Point①:売れるモノを売れるタイミングで用意するための、シンプルな方法

▶船井流Point②:利益アップのためには在庫日数を起点に戦略を立てよう…etc

▶在庫管理オートメーションをいち早く実現しよう!

 

 

第3部:データドリブン経営・更なる高みに到達せよ! 在庫データ×顧客データの融合が生み出す「高収益化インパクト」とは?

【講師】船井総合研究所  大山 広倫

 

▶「データドリブン経営」を更なる高みにもっていくPointが「顧客分析」の付加

▶商品・顧客・販売チャネルからの購買ルート分析で顧客の行動とLTVが見える化される

▶在庫データと顧客データが連動したときに、大きな高収益インパクトが生み出される

▶脱「経験と勘」!データドリブン経営の実践効果とは?

 

 

第3部:データドリブン経営を導入するための“最短ストーリー”

【講師】船井総合研究所  吉田 創

 

▶「ただBIツールを導入するだけ」では、成果は生まれない…

▶「EC」×「BIツール」×「店舗運営」の3要素を融合させよ!

▶データドリブン経営・導入に向けた設計図をご紹介

▶「成果に繋げるデータドリブン経営」実践のための必要組織とは?

▶「すぐに成果を出したい企業」に向けて

▶本日のまとめ

 

 

《今回の勉強会にご参加いただくと…コレがわかる!》

・なぜ在庫問題の解決がデータドリブン経営の最短経路なのか?

・データドリブン経営はいまが差がつく分岐点!

・船井流の在庫管理はここが違う!在庫管理DXのポイント

・在庫管理から一歩進めたデータドリブン経営

・まずはここから!在庫DXは2年分の在庫分析から始める

・船井総研のコンサルタントに今後の事業展開について、無料特典で相談ができる!

 

《開催概要》

本勉強会は「Web開催」となりますので、事務所・ご自宅等お好きな場所よりご参加いただけます。

12月22日(木)10:00~12:00@WEB開催(開場9:30~)

https://www.funaisoken.co.jp/seminar/093368?_gl=1*rt9blo*_ga*NzM1MzAxNzczLjE2NTY2NDIzMzI.*_ga_D8HCS71KCM*MTY2ODA0MjIxNy4xOS4wLjE2NjgwNDIyMTcuMC4wLjA.#_ga=2.231247067.576247147.1668042218-735301773.1656642332

チェーン本部はどうやってPDCAを回している?

皆さん、こんにちは。

いつもプロ店長シリーズをお読みいただきありがとうございます。

 

前回は、店舗でのイベント企画ではCから始まるPDCAで計画することが重要だというお話をさせていただきました。

今回のメルマガではその続編として、本部向けの高速PDCAは在庫起点のデータドリブンが肝である、というテーマついてお話したいと思います。

 

みなさまは店舗データの集計・計画書はどの程度の頻度で行っていますでしょうか?本部でのPDCAは月次で行っているところも多いのではないでしょうか。

 

結論から言うと、週次でのPDCAを回してほしいのです。

例えば、月曜日に事業部長やブロック長が店舗別・商品別の数値を確認します。昨年対比の確認と、計画対比での達成・未達成などを商品ごとに確認します。

そうしましたら、火曜には計画達成にむけた今週の展開指示書を作成します。その展開指示書に売り場の基本レイアウト、売り場画像、商品紹介、売り上げ目標などまとめて、各店の売り場に展開していきます。

各店では水・木曜日にその指示書を売り場に反映させ、金~日曜日に実際の繁忙日がきます。さらにその結果を月曜日に分析して~というように、週次の高速PDCAサイクルを回してください。

 

この際、前回のCから始まるPDCA同様に、C(チェック)が重要な起点です。

今回の売上の実績と成長率を見て、売上の伸びている店舗・伸びていない店舗の共通点を振り返ると、例えば駅ビル店舗は調子がいいけど、路面店舗は調子が悪いということが分かったり、さらに商品ごとの売上や達成率、消化率などもみていきます。

これらを踏まえて、売り場で展開する商品、売り場レイアウト、どんなPOPをつけるか、陳列モデル画像、売上目標、商品説明などの展開指示書を作成し、店舗に展開させてください。

さらに、その展開指示書をもとに実施した金~日曜日の内容が、週明けにデータと画像で報告させることが重要です。展開指示書作成の前に、そのGOOD・BAD事例も全店に水平展開してください。

 

 

しかしながら、これらは本部主導の、全店舗で平均的に売れたものを分析して平均的に売っていくという施策です。前回お伝えしたように、各店が自店でもPDCAを回して、環境によって異常値が出る店舗はそれを活かして独自のスタイルも確立していく。

そしてそれも本部が吸い上げて、個別施策でフォローしていくことがさらに重要といえます。

 

こういった店舗と本部のPDCAが適切に回っていると、全体で売れ残っていても、特定の店舗で特に売れている商品はその店舗に分配していくといったような、全体としても個別としてもベストの展開していくことが可能となります。

 

以前は、データ集計や吸い上げに工数やコストがかなりかかっていました。しかし今の時代はほぼリアルタイム・ローコストで可能なインフラが整備されています。その分フィードバックもしやすく、これを活かさない手はありません。

 

 

今回のお伝えしたかった大きなポイントは、本部・店舗がデータ連携・分析し、計画的に商品を仕入れもしくは製造し、計画的に売っていくことが重要ということです。

 

なぜかPDCAが回らない店舗は、実態に計画が伴っていません。前年の実績を基に、いつどれだけいつ売れて、いつ欠品して、1日何個売っていて、その時にどんなイベントがあったのか、それらをもとに計画を行いましょう。

起点は在庫管理であり、その環境や仕組みをつくるためにはC(チェック)と店舗本部連携が重要といえます。

 

 

今回お伝えした、在庫起点の店舗経営に関して、12月に「”在庫”起点データドリブン経営で、高収益化!手法公開セミナー」開催します。

 

講師には、ネットショップと実店舗を融合させたビジネスモデル(オムニチャネル・O2O)のコンサルティングを手掛ける船井総研 大山 広倫 と、

入社以来ショッピングセンターの集客プロモーションから開発・リニューアルのコンサルティングを行っている私、丹羽 英之が登壇いたします。

 

☑取扱い品目が多すぎて在庫の管理がしきれず、売上ロスが発生している/管理コストが高くなってしまっている

☑発注業務を勘と経験に頼ってしまっており、ベテランでないと出来ない業務になってしまっている

☑BIツールの導入・運用に投資したが、投資対効果が十分出ていないと感じている

☑データドリブン経営(勘に頼らない根拠に基づく経営)を実現したい

☑OMO(ネットと店舗を融合させたマーケテイング)で業績アップを実現したい

 

詳細は以下のリンクからご覧いただけます。

このようなお悩みをお持ちの方はぜひ、ご参加くださいませ。

 

https://www.funaisoken.co.jp/seminar/093368?_gl=1*rt9blo*_ga*NzM1MzAxNzczLjE2NTY2NDIzMzI.*_ga_D8HCS71KCM*MTY2ODA0MjIxNy4xOS4wLjE2NjgwNDIyMTcuMC4wLjA.#_ga=2.231247067.576247147.1668042218-735301773.1656642332

今の時代、PDCA はCから始まる!? 売上盤石な店舗がやっている売り場づくりとは

皆さん、こんにちは。

いつもプロ店長シリーズをお読みいただきありがとうございます。

 

みなさんはイベントや季節ごとの売り場づくりはどのように行っていますか?

おそらく、数カ月前から計画発注をして準備していく方が多いと思いますが、今回はその準備サイクルをもっと早めていこう、というお話をできればと思います。

 

最初にお伝えしたいのは、「来年の計画は、今年のイベントが終わったその瞬間から始まっている」ということです。

つまりイベントが終わったそのタイミングで、すぐに振り返り、チェックをして来年度の計画を立て始めていただきたいのです。

 

以前から本メルマガお伝えしているように、施設や立地の客層によって、(チェーン全体で平均的に人気な商品以外に)その店舗だけで売上が良い商品があり、その独自のベストセラー商品をべストポジションで売っていく基本ルールは変わりません。

それに対して、計画を立てて実行し振り返る仕組みを作っていくことが重要なのです。

今回はこれを、「Cから始まるPDCA」と仮に呼びたいと思います。

 

例えば今の季節で言うと、10月末にハロウィンが終わったすぐあと11月頭には、来年のハロウィンの計画を立てる。12月25日クリスマスが終わったらすぐいい点悪い点を振り返って来年クリスマスの計画をたてる。

というように、今年やったことの振り返りチェックをして、そのC(チェック)から始まるPDCAを回してください。

 

どうしてこのテーマを伝えしているかというと、チェーン店の店長は早くて1年~長くて3年程で変わってしまいます。そのため、店長のマンパワーだけでなく、残る現場のスタッフだけで商品選定や売り場づくりができる状態にしておかないと、店長の交代で店の数値が大きく変動してしまうことがあるからなのです。そのためには実施したことを振り返って、しっかりした計画書を作る必要があります。そういったCから始まるPDCAを店の文化・ルーティンとして定着させられたお店は大きな強みとなります。

 

まとめると、自店独自の立地客層やベストセラー商品に合った売り場づくりをしていくためには、チェーンで平均的に売れる商品展開とベーシックな売り場展開をベースにしながらも、今年の売り場写真や販促方法、それによる売上数字を残しておくことで、より具体的にブラッシュアップさせた来年の商品売り場売上計画をおこなえる、ということになります。

 

次回では続編として、本部向けの高速PDCAは在庫起点のデータドリブンが肝であるというテーマついてお話したいと思います。