━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.157━2008.8.8
船井総研 丹羽英之発行
秘策伝授!!
★ショッピングセンター経営のヒント★
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【main contents】「年間販促計画の立案と具体策」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは。
船井総研、丹羽英之でございます。
いつもご愛読いただき有難うございます。
「SC経営のヒント」のオフ会を
来る平成20年8月22日(金)に開催させて頂きたいと思います。
参加は無料で、弊社の丸の内オフィスで開催いたしますので、
夕方にお気軽にご参加いただければと思います。
詳細は下記にございます。
————————————————-
■SC販促講座5. 年間販促計画の立案と具体策(特別招待会編-1)
特別招待会で最大日販を目指す際に、
どのくらいの売上が目指せるかのを知っておく必要があります。
過去の経験値で言うとSC売上の5%までは可能です。
これをSC全体の売上目標として設定し、そ
の売上目標が昨年実績と比較して何パーセントアップとなっているかを確認します。
そして、テナントの売上目標もこの何パーセントアップが基本となるのです。
例えば、売上100億円のSCの売上目標は5億円となります。(100億円×5%=5億円)
昨年実績で4億円だとしたら125%が目標伸び率となります。(5億円÷4億円=125%)
つまり、テナント専門店の目標売上も昨年実績の125%となるのです。
前回のメルマガで明確な売上目標の設定と共有についてお伝えしたように、
目標売上に対して必要なお客様を予約することが大切です。
そのために、ぜひチャレンジしていただきたいのがドアコールです。
特にSC売上が50億円ぐらいまでの地域密着型SCにはオススメです。
ドアコールとは足元商圏(半径1.5km~3km圏内)に対しての個別訪問のことです。
(ポスティングではありません)
この個別訪問を核店舗も含め、
テナント専門店のスタッフでエリア分けをして実施するのです。
それには下記の3つのメリットがあります。
1.日頃お世話になっているお客様に感謝の気持ちをお伝えできる。
(特別招待会を大儀を持ってオススメできる)
2.ポイントカードへの入会促進できる。
(足元商圏のお客様の確保ができる)
3.お客様の生の声が聞ける。
(今後のSC運営に反映できる)
このドアコールの人的負担や時間的負担は非常に大きいのですが、
単に特別招待会への集客として捉えるのでなく、
それ以上に今後のSC運営に活かすという発想が必要です。
このドアコールをオープン時に実施したSCは意外に多いのですが、
オープン以降一度も実施していないSCがほとんどです。
業績の厳しい今こそ、原点に返って実施してみては如何でしょうか?
Q&A
買い控えがおこるから、DM投函日を遅くしたい。
ドアコールをしたくない。という意見をよくいただきます。
しかし、自店が事前告知を早めにすれば、
競合SCにもいかないというメリットがあることも忘れてはいけません。
これだけ、店舗間競争が激しい今は店舗には主導権がなく、
主導権はお客様にあります。
事前告知を早めにすることで
自店に足を向けるようにしていくのが得策といえるのです。
次回は各テナント専門店をいかに巻き込んで、
特招待会を成功させるかについてお伝えします。(テナント一体化法について)
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無料参加!!
「SC経営のヒント」のオフ会
2008年8月22日(金)に丸の内事務所にて開催!!
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講師陣として、SC支援チームリーダー山本 匡と丹羽英之がお話いたします。
内容は『最新のSC動向と、SCの今後の進むべき道』となります。
メルマガでは書けないような現場の情報、
最新の業績アップノウハウなどについてフランクに語りたいと思います。
なお、講師からの話の後は、質疑応答の時間や、
情報交換を兼ねました懇親会の時間も設けております。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
【開催概要】
◇船井総合研究所:SCメルマガ オフ会
『最新のSC動向と、SCの今後の進むべき道』
◇日時:平成20年8月22日(金)18時30分~
◇場所:船井総合研究所 東京本社
東京駅丸の内北口徒歩1分 日本生命ビル21階
◇参加費:無料 (懇親会出席の方はお一人様1,000円お願いいたします。)
◇スケジュール
1.講師からお話 18:30~19:30
2.質疑応答 19:30~20:00
3.懇親会 20:00~21:00
■お申込み方法■
info-sc@funaisoken.co.jpかコチラのメールtomohiro-sasaki@funaisoken.co.jpまで
直接メールをご送信下さい。
件名に「SCオフ会参加希望」と明記し、
1.ご参加される全員の方のお名前
2.会社名、部署名、会社ご住所、電話番号
3.懇親会の出席有無
を記入の上、ご送信下さい。
お申し込みに際しご質問などがありましたら、お聞かせ頂ければと思います。
お問合せは03-6212-2930【担当:佐々木・小梢(コズエ)】までお願い致します。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
* 経営コンサルタント
* 発行人:株式会社船井総合研究所 山本 匡
* ホームページ:http://funai-sc.com/
* E-MAIL:< info-sc@funaisoken.co.jp >
SC経営のヒント156:販促ターゲットの再検証を
━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.156━2008.8.1
船井総研 野田陽一郎発行
秘策伝授!!
★ショッピングセンター経営のヒント★
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【main contents】「販促ターゲットの再検証を」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは。
船井総研、野田陽一郎でございます。
いつもご愛読いただき有難うございます。
「SC経営のヒント」のオフ会を
来る平成20年8月22日(金)に開催させて頂きたいと思います。
参加は無料で、弊社の丸の内オフィスで開催いたしますので、
夕方にお気軽にご参加いただければと思います。
【開催概要】
◇船井総合研究所:SCメルマガ オフ会
『最新のSC動向と、SCの今後の進むべき道』
◇日時:平成20年8月22日(金)18時30分~
◇場所:船井総合研究所 東京本社
東京駅丸の内北口徒歩1分 日本生命ビル21階
◇参加費:無料 (懇親会出席の方はお一人様1,000円お願いいたします。)
◇スケジュール
1.講師からお話 18:30~19:30
2.質疑応答 19:30~20:00
3.懇親会 20:00~21:00
■お申込み方法■
info-sc@funaisoken.co.jpかコチラのメールtomohiro-sasaki@funaisoken.co.jpまで
直接メールをご送信下さい。
件名に「SCオフ会参加希望」と明記し、
1.ご参加される全員の方のお名前
2.会社名、部署名、会社ご住所、電話番号
3.懇親会の出席有無
を記入の上、ご送信下さい。
お申し込みに際しご質問などがありましたら、お聞かせ頂ければと思います。
お問合せは03-6212-2930【担当:佐々木・小梢(コズエ)】までお願い致します。
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■販促ターゲットの再検証を
2008年3月末の全国の人口が1億2,706万人で、
前年比微増という発表(住民基本台帳)がありました。
しかし、実際は自然減数を社会増加数が上回っただけとのことで、
やはり人口の減少傾向は変わらないようです。
さて、団塊世代の方が60代を迎えられ、日本の年齢別構成比も変化してきていますが
皆様のSCではその変化にどのように対応しているでしょうか?
SCに限らず、最近よくお話をお聞きするのは、やはりこれからはWEBの時代だから
ホームページを強化することで集客を高めようという声です。
これ自体は当然時代の流れに沿ったものですが、WEBと捉えた時に皆様の意識の中で
全ての年齢層のお客様が一緒に考えられている印象を強く受けることがあります。
平成19年通信利用動向調査にもあるように、インターネットの利用状況を年齢別に見て見ると、
全ての年齢層で3年前よりも利用率は上がっているのですが、
やはり50代で81%、60代前半で63%、60代後半で37%、70代で30%と
極端に利用率が下がるという傾向があります(10代後半から40代は90%以上)。
これからは今まで以上にファミリー客以上のお客様を取り込んでいかなければいけない中で
例えば販促ひとつをとっても、しっかりと対象者を絞り込みすぎていないか、
チャンスロスを起こしていないかを検証しながら行っていく必要があります。
前年対比が100を越えない中で確実に1つ1つの販促の確度を高めて数字を取っていく必要があります。
少し話しは早いですが、秋の特招会、年末に向けて今から販促手段と
ターゲットのミスマッチがおこっていないか検証して大きな山を迎えてください。
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* 経営コンサルタント
* 発行人:株式会社船井総合研究所 山本 匡
* ホームページ:http://funai-sc.com/
* E-MAIL:< info-sc@funaisoken.co.jp >
SC経営のヒント155:「デベロッパーの仕掛けるビジネスモデル開発」
━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.155━2008.7.24
船井総研コンサルタント 山本 匡発行
秘策伝授!!
★ショッピングセンター経営のヒント★
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【main contents】「デベロッパーの仕掛けるビジネスモデル開発」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは。
船井総研、山本匡でございます。
いつもご愛読いただき有難うございます。
この場をお借りして
弊社のオンラインセミナーについての
告知をさせて頂きたいと思います。
■オンラインセミナー
『10店舗未満の企業様必見・新規出店を成功に導くチェックポイント』
《日時・会場》
2008/07/30 15:00~16:30 東京都 オンラインセミナー
《お申し込みにつきまして》
ご参加ご希望の方は、下記URLもしくはお電話にてお申込み下さい。
http://www.funaisoken.co.jp/site/seminar/semina_1214554792_1.html
インターネットからのお申し込みは開催日の2日前までとさせていただきます。
電話:0120-974-000(キタムラ)
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■デベロッパーの仕掛けるビジネスモデル開発
有力なデベロッパーは、魅力あるSCやファッションビルを創りあげるために、
テナント企業に新業態開発の提案をおこないます。
しかし、それがテナント企業任せのものではどのようなものができるかわかりませんが、
デベロッパーが積極的に関与することで新しいものを生み出すことが可能になります。
ちょっと古い例ですが、有名なフードテーマパークでは、
テナントビルではなく百貨店オペレーションの仕組みを取り入れました。
出店者の投資負担を軽減させるかわりに、
比較的短期間でテナントの入れ替えを可能とする仕組みです。
さらにこれに入場料収入まで確保することや、半人前のメニューを各店に開発してもらうことで、
結果として滞留時間を長くし客単価を上げることと、
継続的な集客を可能とする仕組みを作り上げた成功事例といえます。
最近では、著名飲食店のメニューを絞り込んで小型店として軽装備で出店できるよう工夫したうえに、
フードコートオペレーションとして、グループ客に多様なメニューを提供できるようにすることで
客層幅を広げることに成功した店があります。
土日はいつも行列し、客単価の高いフードコートとして驚かれた方も多いのではと思います。
このような取り組みは、デベロッパーが自らアイデアを出すことでスタートしていると想像されます。
アメリカでアウトレットモールを最初に取り組んだデベロッパーも、
このアウトレットという業態開発を考えつき、それを各メーカーに説明して賛同してもらってはじめて実現しています。
仕掛け人はデベロッパーだったわけです。
上記事例のような画期的なものではないとはいえ、私どもが過去にお手伝いしたなかでは、
観光物産店で通販顧客を創造する仕組みを作り上げ、毎年1000万円づつ売上を伸ばし、
10年で年間1億円の通販売上を達成しているお店があります。
中小企業にとっては、たいへんな数字といえます。
床を賃貸するのがデベロッパー業ではなく、
ビジネスをプロデュースするのがデベロッパー業と定義して仕事に取りかかると、
新しい地平が見えてくるのではないでしょうか。
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* 経営コンサルタント
* 発行人:株式会社船井総合研究所 山本 匡
* ホームページ:http://funai-sc.com/
* E-MAIL:< info-sc@funaisoken.co.jp >
SC経営のヒント154:「SC販促講座4」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.154━2008.7.18━
船井総研コンサルタント丹羽英之発行
秘策伝授!!
★ショッピングセンター経営のヒント★
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┃【main contents】「SC販促講座4」
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こんにちは。
船井総研、丹羽英之でございます。
いつもご愛読いただき有難うございます。
SC販促講座4は
前回に引き続き、
「年間販促計画の立案と具体策(イベント、催事編)」
ということについてお話させていただきます。
株式会社船井総合研究所
ショッピングセンターチーム
丹羽 英之
——————————————————-
■SC販促講座4. 年間販促計画の立案と具体策(名物催事編)
ガソリンがとうとう180円/?を越えました。
これまでのSCは競合出店によって商圏が小さくなって客数が減ってきましたが、
これからは商圏は変わらないのに来店頻度が落ちて客数が減る時代です。
ネット、宅配の強化がますます進みそうです。
そんな中、有店舗が既存店売上を維持していくには、
(昨年対比で)勝てるときに確実に勝つという一点につきます。
名物催事とは集客が確実に見込める催事で、
チラシなどの販促を打たなくてもお客様がその日を知っている催事を言います。
この名物催事の数が多いお店は売上が安定し、少ないお店は苦戦しているのが実態です。
この確実に勝てる日をSMでは週に2回(平日1日、休日1日)、
SCでは月に2回(月初1日、月末1日)は必要です。
そして、この確実に勝てる日は売上実績の高い日(曜日)
つまり、お客様の行きやすい日に設定することが重要です。
例えば、SCでは給料日あとの25日~翌10日までに設定することが基本となります。
(第1日曜日に○○SCの日、30日に感謝デーなど)
これから名物催事をつくろうと思っているSCは、
年間で2回勝つことを目標にした特別招待会
(ポイントカードの会員顧客を対象とした優待セール)からスタートされては如何でしょうか?
(既に特別招待会をやっているところは、昨年対比130%を目指してみましょう)
特別招待会で勝つためのポイントは大きく1点です。
1.明確な売上目標の設定と共有です。
売上はできるものではなく、つくるものなので明確な売上目標の設定が必要となります。
例えば、夏の特別招待会で1億の売上目標を設定した場合、
客単価1万円だと1万人の買上客が必要となります。
この1万人の買上客をつくるには3万人の入店客が必要です。
この3万人の入店客をつくるには10万人へのDM投函が必要です。
10万人にDM投函して3万人来てもらう(レスポンス率30%)には、
各テナントから上客に向けてのお電話でフォローすることが必要です。
明確な売上目標の設定をして、必要なお客様を予約することができれば
勝つための準備は整ったといえるでしょう。
※.この特別招待会が最大日販に挑戦する日であることが理想です。
特別招待会そのもののは20年以上前からある名物催事です。
この日本独特の名物催事は時代と共に、お客様の意思とは裏腹に、
デベロッパー本意の政策(回数が増える、期間が長くなる、土日を挟むetc)
に変えられることでその効果が薄れてしまっているのが実際です。
本来の特別招待会の目的を維持し、しっかりと売上をつくっているSCがまだまだあります。
今一度、原点に返って勝ち癖をつけたいものです。
次回は年間販促計画の立案と具体策(特別招待会編)についてお伝えします。
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* 経営コンサルタント
* 発行人:株式会社船井総合研究所 丹羽 英之
* ホームページ:http://funai-sc.com/
* E-MAIL:< info-sc@funaisoken.co.jp >
SC経営のヒント153:「価格帯を再確認する」
━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.153━2008.6.26
船井総研コンサルタント 山本 匡発行
秘策伝授!!
★ショッピングセンター経営のヒント★
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【main contents】「価格帯を再確認する」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ご挨拶
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは。
船井総研、野田陽一郎でございます。
いつもご愛読いただき有難うございます。
株式会社船井総合研究所
野田 陽一郎
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ショッピングセンター経営のヒント:153
『価格帯を再確認する』
平成17年の所得再分配調査において世帯収入300万円未満の世帯が全世帯の
30%を越えるというデータがあります。
所得格差が言われるこの頃ですが、お客様のお金の使い方が5年前、10年前とは
異なってきたということは現場にいらっしゃる方ほど感じていると思います。
一方で商品を見てみると、よりこだわった商品を出して差別化しようとする
店舗が増えてきています。こだわった商品は、差別化になりますが、単価を
見ると高単価になりがちです。
お金を出すほうとお金を出していただくほうのギャップがここにも生まれています。
お店のほうでは、こだわればこだわるほど原理原則から離れてしまう店舗さん
も店を見ていると散見されます。
例えば、単価。店頭にそのお店のこだわり商品が並べられていますが、初めて
その店舗を利用する方には、手が出にくい価格帯であったりします。商品として
見るならば他の店と異なって、意識に残ります。しかし、実際買うことを考える
と価格の高い店ということで意識に残ります。
こだわりすぎて原理原則から離れてしまった例です。
自店なりの価格帯というものは当然あると思いますが、やはり入口商品として
単純に価格帯が手頃な商品というものは必要です。そして、高単価であっても
「安さ感」を感じる商品も必要です。
私どもが価格調査をさせていただくとき、そのお店の価格帯を客予算に
合わせて、アイテム数をカウントします。そうすると抜け落ちている価格帯
商品の薄い価格帯が見えてきます。
その抜け落ちた価格帯、薄い価格帯を強化することで、今まで取りこぼしていた
お客様を集客することができます。
もう一度お客様の目線で、自店の価格帯ごとのアイテムを見直してみて
弱い価格帯がないかどうか、特に低単価の入口商品はしっかり取りそろえられて
いるかを確認すると、新規のお客様以外にも買上げ率を向上させることができます。
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~ 好評につき追加増刷分無料プレゼント ~
☆「店舗開発読本2」を無料プレゼント☆
☆「店舗開発読本3」を無料プレゼント☆
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大反響だった小冊子、「店舗開発読本」「店舗開発読本2」の続編希望の
お声を頂戴しましたので、
この度、新たに「店舗開発読本3」を作成いたしました。
現在、大きく外部環境が変わる中で、店舗開発を取巻く状況も日々刻々と変化をしています。
「店舗開発読本3」により、更なる知識を深めて頂き、皆様の店舗開発のお役に
立てれば幸いです。
※特に社長・役員・店舗開発担当者様より大反響を頂いております。
もちろんの事ながら、船井総研が誇る「店舗開発のスペシャリスト」、
ショッピングセンター支援チームリーダー山本 匡が直接監修です。
【目次】
1.チェーン店舗の出店と売上予測
~売上予測の「実践的」な手法~
2.事例編
3.さいごに
■お申込み方法■
info-sc@funaisoken.co.jpまで直接メールをご送信下さい。
件名に「店舗開発読本3プレゼント」と明記し、お名前、会社名、部署名、
会社ご住所、電話番号を記入の上、ご送信下さい。
送信頂く際にご相談などがありましたら、お聞かせ頂ければと思います。
なお、「店舗開発読本1」もほんのわずかながら残りがありますので、
ご希望の方はお申し出下さい。
また、アンケートを同封いたしますのでFAXにてご返信いただけましたら幸いです。
ご協力お願いいたします。
※申し訳ありませんが今回は、申し込み先着順で20名の方とさせていただきます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
* 経営コンサルタント
* 発行人:株式会社船井総合研究所 野田 陽一郎
* ホームページ:http://funai-sc.com/
* E-MAIL:< info-sc@funaisoken.co.jp >
SC経営のヒント152 :「ハード一辺倒からソフト強化の時代に」
━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.152━2008.6.19
船井総研コンサルタント 山本 匡発行
秘策伝授!!
★ショッピングセンター経営のヒント★
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【main contents】「ハード一辺倒からソフト強化の時代に」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは。
船井総研、山本匡でございます。
いつもご愛読いただき有難うございます。
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■ハード一辺倒からソフト強化の時代に
過去、SCの開発やリニューアルがあったといえば、立地規模と、建物内装でどのような環境演出をするかということと、
どのようなテナントで構成するか、ということが注目されてきたと思われます。
この10年、様々なバリエーションがありましたが、勝ち組の勝ちパターンはどれも似たような立地規模で、
どれも似たような建築内装で、どれも似たようなテナント構成・・・という様に、勝ちパターンが定まり、それを量産してきたといえます。
そしてモールバブル(?)が崩壊し、最近開業のSCはスタートから不調で、これから開業するSCは家賃を下げてもテナントが集まらない・・・
という時代に突入することとなりました。
一方、商業施設のソフト面での進歩は、法改正にともなう「定期借家」の導入くらいしか目新しいものはなく、
それ以外のソフト面では20年前と比べても進歩らしい進歩がなく、ポイントカードが各施設で導入されるようになったくらいではないでしょうか。
テナントとのコミュニケーションやきめ細かい集客対策といったソフト面では各施設に差がありますが、
業界全体ではソフト面での進歩があまり見られていないといっていいでしょう。
一方、地方都市で孤軍奮闘している大型施設をいくつか見ていますと、ハード的にはやや時代遅れ気味ながら、
ソフトの充実で集客を高めている施設が見受けられることに驚かされます。
たとえば従業員とお客さんが積極的にコミュニケーションをとるようにしている健康ランドで、今でも客数売上を伸ばし続けている施設があります。
手品を見せてくれる銭湯があり、大人気です。古くてもがっちり固定客をつかんでいるボウリング場や、
独自に時間貸しコーナーを手作りでつくりリニュアルしているゲームセンターがあります。
スタッフにほれ込んだお客さんが毎年リピートしてくださり、通販売上を1億円以上に伸ばしているお土産物店があります。
弊社が直接関わっていないものもありますので個別紹介は差し控えますが、
まだまだ知れば驚くような「ソフト強化で集客している施設」が世の中には数多くあります。
私どもでもお手伝いしているSCはいくつもありますが、段階でいうとまだまだ基本を固めなければならないところが多いのも実態です。
しかし、そういった基本をなるべく早くマスターして、その上のレベルのソフト充実ができるSCが繁栄してゆくと思われます。
他の業界のライフサイクルを見ていましても、チラシや店頭での訴求ポイントも
品揃え訴求→価格訴求→価値訴求(ここまでは商品訴求)→体験・遊び訴求(ここからは場、時間消費の訴求)
という様に変化してきています。
ハードに大きな投資をすることなしに、幅広い客層が来て楽しめる場をつくってゆく、それがこれからのSCづくりの基本テーマになると考えられます。
そのためのテナント構成、そのためのオペレーション、そのための館内ルール、そのための従業員教育、こういったものを再構築する時期に来ていると感じております。
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~ 好評につき追加増刷分無料プレゼント ~
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大反響だった小冊子、「店舗開発読本」「店舗開発読本2」の続編希望の
お声を頂戴しましたので、
この度、新たに「店舗開発読本3」を作成いたしました。
現在、大きく外部環境が変わる中で、店舗開発を取巻く状況も日々刻々と変化をしています。
「店舗開発読本3」により、更なる知識を深めて頂き、皆様の店舗開発のお役に
立てれば幸いです。
※特に社長・役員・店舗開発担当者様より大反響を頂いております。
もちろんの事ながら、船井総研が誇る「店舗開発のスペシャリスト」、
ショッピングセンター支援チームリーダー山本 匡が直接監修です。
【目次】
1.チェーン店舗の出店と売上予測
~売上予測の「実践的」な手法~
2.事例編
3.さいごに
■お申込み方法■
info-sc@funaisoken.co.jpまで直接メールをご送信下さい。
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なお、「店舗開発読本1」もほんのわずかながら残りがありますので、
ご希望の方はお申し出下さい。
また、アンケートを同封いたしますのでFAXにてご返信いただけましたら幸いです。
ご協力お願いいたします。
※申し訳ありませんが今回は、申し込み先着順で20名の方とさせていただきます。
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SC経営のヒント151:「SC販促講座3」
━━━━━━━━━━━━━━━vol.151━2008.6.12━
船井総研コンサルタント丹羽英之発行
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┃【main contents】「SC販促講座3」
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こんにちは。
船井総研、丹羽英之でございます。
いつもご愛読いただき有難うございます。
今回は、SC販促講座3と題しまして、
「年間販促計画の立案と具体策(イベント、催事編)」
ということについてお話させていただきます。
株式会社船井総合研究所
ショッピングセンターチーム
丹羽 英之
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SC販促講座3. 年間販促計画の立案と具体策(イベント、催事編)
年間販促計画の立案の際に、費用対効果の高い販促計画になっているかの検証が必要です。
ポイントは大きく2つあります。
1つは費用対効果の高い時期となっているか。
もう1つは費用対効果の高いイベント・催事となっているかです。
時期についての基本は、売上構成比と販促経費の構成比をあわせることです。
つまり、月別予算であれば月別の売上構成比にあわせて、月別の販促経費をあわせることになります。
業績アップの手法にはピークアップ法とボトムアップ法の2種類がありますが、
現在のように競合過多で業績アップが難しい状況下では売上の伸ばしやすいピーク(月、週、曜日)に
集中することを優先すべきです。
簡単に言うと52週の週別の売上ランキングのベスト10ははずさない。といった感じです。
よくお付き合い先のSCでもあるのですが、毎年●月の●週に創業祭をやっているので、
今年も同じ時期にというのですが、それが月別の売上構成比の低い月であったり、
低い週であることが往々にあるのです。
同じ予算をかけるのであれば、翌月にずれたとしてもより売上構成比の高い月、週に変えたほうが効果的なのです。
従来の規定路線を踏襲するあまり、見えないチャンスロスが多いことを知り、月別、週別の売上実績に基づいた
時期設定をしていくことが大切です。
次に効果の高いイベント・催事ですが、その時期のお客様のモチベーション(買いたいor遊びたい)にあわせた計画にしていく
ことが基本となります。
例えば、GWは買物したいというモチベーションより、楽しく遊びたい、時間を過ごしたいというモチベーション(安、近、短)が
強いので、買わせる企画よりも楽しませる企画を優先すべきです。
また、イベント、催事についてはお客様のトレンドを知ることも重要です。
今のお客様は参加したい、関わりたいというモチベーションが強く、地域密着イベントを強化していくことが予算的にみてもおすすめです。
特に子供達の体験・参加型イベントは父兄や親類縁者まで含めて動員数的にも波及効果が高いのが実際です。
地域のフットサル大会のスポンサーとなって、表彰式をセンターコートで実施する。
子供ダンス教室の発表会をイベントスペースで実施する。
歳時期催事にあわせて、餅つき、豆まき、盆踊りなどを館内で実施する。などです。
限られた予算を費用効果の高いものにしていくために、まずは現在の販促計画の見直しをしてみては如何でしょうか。
次回は年間販促計画の立案と具体策(名物催事編)についてお伝えします。
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~ 好評につき追加増刷分無料プレゼント ~
☆「店舗開発読本2」を無料プレゼント☆
☆「店舗開発読本3」を無料プレゼント☆
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大反響だった小冊子、「店舗開発読本」「店舗開発読本2」の続編希望の
お声を頂戴しましたので、
この度、新たに「店舗開発読本3」を作成いたしました。
現在、大きく外部環境が変わる中で、店舗開発を取巻く状況も日々刻々と変化をしています。
「店舗開発読本3」により、更なる知識を深めて頂き、皆様の店舗開発のお役に
立てれば幸いです。
※特に社長・役員・店舗開発担当者様より大反響を頂いております。
もちろんの事ながら、船井総研が誇る「店舗開発のスペシャリスト」、
ショッピングセンター支援チームリーダー山本 匡が直接監修です。
【目次】
1.チェーン店舗の出店と売上予測
~売上予測の「実践的」な手法~
2.事例編
3.さいごに
■お申込み方法■
info-sc@funaisoken.co.jpまで直接メールをご送信下さい。
件名に「店舗開発読本3プレゼント」と明記し、お名前、会社名、部署名、
会社ご住所、電話番号を記入の上、ご送信下さい。
送信頂く際にご相談などがありましたら、お聞かせ頂ければと思います。
なお、「店舗開発読本1」もほんのわずかながら残りがありますので、
ご希望の方はお申し出下さい。
また、アンケートを同封いたしますのでFAXにてご返信いただけましたら幸いです。
ご協力お願いいたします。
※申し訳ありませんが今回は、申し込み先着順で20名の方とさせていただきます。
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* 経営コンサルタント
* 発行人:株式会社船井総合研究所 丹羽 英之
* ホームページ:http://funai-sc.com/
* E-MAIL:< info-sc@funaisoken.co.jp >
SC経営のヒント150:「身近なモデル店に学ぶ」
ご挨拶
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こんにちは。
船井総研、野田陽一郎でございます。
いつもご愛読いただき有難うございます。
株式会社船井総合研究所
野田 陽一郎
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ショッピングセンター経営のヒント:
『身近なモデル店に学ぶ』
ショッピングセンターの店長会や小売店さんにお伺いすると、
驚くほど世の中の事例を見ていない方がいらっしゃいます。
忙しい方ほど、なかなかお店を見ることができない事情もわかりますし、
なかなか遠方に行くことができない理由も良くわかります。
しかし、決して遠方だけにモデルとなる事例があるわけではありません。
極端な例を申し上げると、同じショッピングセンターに入店していながら、
他店のことを全く見てらっしゃらない方がいます。
私がそのショッピングセンターにお伺いして素晴らしい売場を創り上げている
テナントさんの事を話すと
「そうか、そんなに良いお店が近くにあったんですね。気づかなかった」
とよく言われます。
これでは自店の売場もなかなか良くなっていきません。
良い事例は業種・業態に関わらず参考にしたいものです。
その方法としては主に以下のものがあります。
1.事例を収集する
日々生活していて、(物販・サービス問わず)店を目にしない日はないと思います。
様々なお店が至ることろにあります。もちろん1店1店異なる店づくりをしています。
そこで良い事例を発見したら形に残し事例を収集します。この形に残すことが重要です。
良いアイデアでも時間がたつと往々にして忘れてしまいます。
「事例を見つけたら即、形に残す」。
写真や絵、1行程度の文章でも構いません。形に残してください。
2.聞く、話す
自分で発見した情報は人に話してみると良いです。
会社の人や家族、お店の従業員でも結構です。思いもよらない人が情報を知っていたりします。
特に時流に乗っている商売やお店は特に情報が集まりやすいです。
MDやメニューだけでなく、仕組みや表現・訴求方法がめずらしくて有名なお店もたくさんあります。
私自身そこから得られる情報によって見つけた、売場づくりに秀でた店が何店もあります。
3.定点観測を行なう
ひとたび良い売場づくりを行なっている店を見つけたら定点観測を行ってください。
このメルマガでも以前にお伝えしましたが四季の移り変わりを含め、日本では非常に変化をつけた売場づくりが
しやすい環境にあります。モデル店が季節や気温、天気、新商品、紋日等によってどのような売場づくりを
しているのかを見ていただきたいと思います。それを自店でも参考にし、
来年以降の年間売場づくり計画を立てていくことも忘れないでください。
私は例えば7坪で4億を売るフラワーショップを定点観測の1店にしています。
陳列の仕方、装飾、イーゼル、メイン商品である店頭商品のアイテム数などを見ています。
しばらくするとそのお店のやりたいコト、表現したいコトがわかってきます。
このようにモデルとなる事例は、近くにもたくさんあります。
全業種業態が参考になると考え、改めて通勤や移動の際には辺りを見回してみてください。
そして、モデル店を見つけたら徹底的に観測をして、取り入れられる良い事例は自店に取り込んでいただきたいと思います。
そして、自店もまたどこかのお店からモデル事例として観測される位、良い売場づくりを目指していただければ幸いです。
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大反響だった小冊子、「店舗開発読本」「店舗開発読本2」の続編希望の
お声を頂戴しましたので、
この度、新たに「店舗開発読本3」を作成いたしました。
現在、大きく外部環境が変わる中で、店舗開発を取巻く状況も日々刻々と変化をしています。
「店舗開発読本3」により、更なる知識を深めて頂き、皆様の店舗開発のお役に
立てれば幸いです。
※特に社長・役員・店舗開発担当者様より大反響を頂いております。
もちろんの事ながら、船井総研が誇る「店舗開発のスペシャリスト」、
ショッピングセンター支援チームリーダー山本 匡が直接監修です。
【目次】
1.チェーン店舗の出店と売上予測
~売上予測の「実践的」な手法~
2.事例編
3.さいごに
■お申込み方法■
info-sc@funaisoken.co.jpまで直接メールをご送信下さい。
件名に「店舗開発読本2プレゼント」と明記し、お名前、会社名、部署名、
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送信頂く際にご相談などがありましたら、お聞かせ頂ければと思います。
なお、「店舗開発読本1」もほんのわずかながら残りがありますので、
ご希望の方はお申し出下さい。
アンケートを同封いたしますのでFAXにてご返信いただけましたら幸いです。
ご協力お願いいたします。
※申し訳ありませんが今回は、申し込み先着順で20名の方とさせていただきます。
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社内・取引先など転送はご自由です。どんどん転送してください。
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SC経営のヒント149 :『新しい出店チャネルへのチャレンジ』
━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.149 ━2008.5.22
船井総研コンサルタント 山本 匡発行
秘策伝授!!
★ショッピングセンター経営のヒント★
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【main contents】「新しい出店チャネルへのチャレンジ」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
————————————————-
こんにちは。
船井総研、山本匡でございます。
いつもご愛読いただき有難うございます。
■新しい出店チャネルへのチャレンジ
業態として確立された分野(すなわち、成熟産業)では、商圏人口×シェア、通行客数×購入率、などと
いった、確率論的なマーケティング手法にて売上予測をおこなうことが可能です。
たとえばスーパーマーケットやファーストフード店など、このような手法でもって新規出店の予測値を
たてることができます。
一方で、世の中にはこういうマーケティング手法ではうまく説明のつかない店というのが多数存在します。
物販は比較的ルール化しやすいのですが、飲食レジャーとなると立地論も大切ながらも、
どんな商品や環境を商品化するのかということのほうが重要になります。
海沿いの立地や山中への出店というのは物販では非常に不利になることがほとんどです。
しかし飲食店ではこのような立地で成功をおさめているものも多数あります。
むしろ、都会の店より繁盛しているものも多数あります。
物販でも、アウトレットモールなどはこれまでの立地論とは異なった出店戦略になっています。
観光型のSCというものもあります。
こういった「新しい立地の開拓」は、事例がない限り、コンサルタントとしてはお勧めしにくいものです。
かつて東京ディズニーランドができたころ、そのころ国内未上陸の外資系ホテルが、
ある外資系コンサルティング会社にホテル事業の成立可否調査を依頼したところ、
「進出はやめたほうがよい」との結果を出したそうです。
その結果をうけ、そのホテルは進出しなかったわけです。
当時は国内の名だたる有力ホテルも皆「あんな場所でホテルが成立するわけがない」
「弊社の格が落ちてしまう」と進出を断ったそうです。
しかし、この判断が結果としてはどうなったか。
いまや日本有数の高単価高稼働エリアとなっているわけです。大成功したわけなのですが、
多くの「識者」が、そんなものはうまくいくわけがない、という意見でした。
マーケティングルールが確立したところは、誰もが同じような方法論で攻めてきますから、
あっという間に飽和してしまいます。先にいい場所を押さえたもの勝ちです。
だから、事例がない、チャレンジのみの世界に攻め込まざるをえなくなってきます。
理屈は通用せず、直感で判断するしかないともいえます。
我々の仕事も、直感を調査と理論と類似事例でもって裏付けることだと感じています。
かつて商店街から飛び出して、ロードサイド店舗を開発した人たちも、当時は同じような心境だったのではないでしょうか。
物販の業界でも、ロードサイドも飽和、大型SCも飽和、都心は場所がない、駅ビルには出店したくても出来ない、海外はうまくいかない、ネバフッドSCではダメ・・・と、手詰まりになっている企業も多いと想定されます。
業態、企業の特徴を理解の上で、従来の発想にはない出店チャネルを開拓すること・・・・私どもの当面の仕事はそういうことになりそうです。
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大反響だった小冊子、「店舗開発読本」の続編希望のお声を頂戴しましたので、
「店舗開発読本2」を新たに作成いたしました。現在、大きく外部環境が
変わる中で、店舗開発を取巻く状況も日々刻々と変化をしています。
「店舗開発読本2」により、更なる知識を深めて頂き、皆様の店舗開発のお役に
立てれば幸いです。※特に社長・役員・店舗開発担当者様より大反響を
頂いております。
もちろんの事ながら、船井総研が誇る「店舗開発のスペシャリスト」、
ショッピングセンター支援チームリーダー山本 匡が直接監修です。
【目次】
1.都市計画法の改正、出店環境はどう変化する
2.聖域をつくる開発担当者の思考
3.悪魔のささやき
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なお、「店舗開発読本1」もほんのわずかながら残りがありますので、
ご希望の方はお申し出下さい。
※申し訳ありませんが今回は、申し込み先着順で20名の方とさせていただきます。
また、「開発読本3」も只今製作中ですので今後もよろしくお願いいたします。
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SC経営のヒント148 :『SC販促講座2』
━━━━━━━━━━━━━━━━vol.148━2008.5.15━
船井総研コンサルタント丹羽英之発行
秘策伝授!!
★ショッピングセンター経営のヒント★
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃【main contents】「SC販促講座2」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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こんにちは。
船井総研、丹羽英之でございます。
いつもご愛読いただき有難うございます。
今回は、SC販促講座2と題しまして、
「年間販促計画の立案と具体策(チラシ編)」
ということについてお話させていただきます。
株式会社船井総合研究所
ショッピングセンターチーム
丹羽 英之
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SC販促講座2 年間販促計画の立案と具体策(チラシ編)
SCにおける販促費は売上に対して1.5%~3.0%が目安となります。
ポイントカードを導入している場合、この内0.5%~1.0%がポイント経費となるので、
実際の販促費として利用できるのは1.0%~2.0%となります。
基本的に販促費は売上に対しての比率となるため、売上が下がれば販促費が下がることになります。
そのため、多くのSCで売上の落ち込みと共に販促費を減らし、
その結果また売上を落としているのが現状です。
本来であれば売上が下がれば販促を強化することで客数を増やし、
売上を戻していかなければならないのですが・・。
これまでよりも減った販促費で販促を強化するために最も重要な点は回数(頻度)を維持するということです。
具体的には、昨年実施したチラシ、イベント、催事は今年も実施することです。
これまで月に2回チラシをまいていたSCが、月1回のチラシになればその分だけ売上が下がるのは明らかだからです。
では、どうやって回数(頻度)を維持していくか、あるいは効果的な販促となるかをお伝えします。
例えば、チラシでは①枚数を減らす ②サイズをおとす ③色を減らす ことで回数(頻度)を維持していくようにします。
特に、枚数の見直しは重要です。売上が下がる最大要因は競合の出店です。
この競合が出店することで商圏(お客様の来る範囲)が小さくなったから客数が減るのです。
売上のピーク時とチラシ枚数が変わっていないSCは、枚数を減らすことを検討すべきです。
来る可能性が低くなった遠くのお客様にアプローチをしつづけるのではなく、足元のお客様の来店頻度アップを優先しましょう。
(サイズを落としても、色を減らしても、回数(頻度)だけ維持されていれば売上が下がることはありませんのでご安心を)
次回は年間販促計画の立案と具体策(イベント、催事編)についてお伝えします。
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